4月からはじめたフランス語。
いま、2つ目の壁にぶち当たっている。
あ、壁の1つ目は「実際にはじめるかどうか」。
いつかやろうやろうとおもってけっきょく「いつか」は永遠に来ない的なこともよくあるけど、それは見る前に跳んでみろ作戦で難なくクリア。
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で、2つ目の壁は2つあって。
(ややっこしいな)
1つは、ラジオ講座だけだと自分の現在地がまったくわからない。
ラジオ講座は目の前のテキストにある会話の例文から表現を学んでいくだけなので、体系的な理解がまったく進まない。
前々エントリーでほざいた「いきなりしらっと動詞の半過去形が出てくる」みたいなこと。
こちとら超絶まっさらな丸腰で臨んでるから、だしぬけに「半過去」って言われても「半過去って何だぜ?」が広がるばかり。
半過去があるんなら、全過去とかクオーター過去、ゼロ過去ってもあるのかい??? 的な。
ただこれは、ラジオ講座とは別に文法を押さえておけば解決できると踏んで、いま文法をおさらい中。
学生時代の文法の教科書、捨てないでおいたことが生きたファインプレー。
まあ「おさらい」といってもほぼ全部忘れてるので未知との遭遇、スーパーフレッシュなんだけどな。
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もう1つは、絶対的な単語数の不足。
これがもっかの高い壁、くじけようとおもえばくじける口実になりうる。
いや、たいていのひとは高校や大学の受験で英語をやったじゃないすか。
キクチは「英単語ターゲット1900」みたいなので単語単体で覚える派じゃなく、テキストに出てくる単語から文脈ひっくるめて覚えてく派だったんだが。
(「英単語ターゲット1900」ってなついな!)
(ムスメっこが高校時代、学校で買わされて使ってたので「おおっ! まだあるんだ!」って存在を思い出した)
英語ってなんだかんだ、中学高校と6年間やってきてるから基本的な地肩?足腰?ができてるから。
受験向けに多少難易度が上がったとしても、それは肉付けをしてけばいい的な。
ただその、これも前々エントリーでほざいた「フランス人講師が日本語とフラ語のニュアンスの違いを喋り倒すやつ」とか「木金の初中級編」になると。
いきなりネイティブな喋りや文章の解説を聴いてもちんぷんかんぷんだから、予習して(じぶんなりに文章を和訳して)むかし英語の受験のときやってたように文章単位で単語を拾いながら臨むようにしてるんだが。
なにしろこちとらゼロスタートだから。
たとえば10行の文章があったとして、1行目でいきなり3つぐらいわからない単語があるといちいち辞書を引くことに途方に暮れてしまう。
フランス人が全体を1分ぐらいで読み上げるテキストの、10行の1行目を理解するのに5分ぐらいかかる超絶牛歩戦術。
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一縷の望みは、こちとらゼロスタートだから。
たぶんこれからずっと1行の理解に5分かかるのが続くはずはなくて。
てめえ内の蓄積とともに加速度的に短縮されていくと信じ、いまはとにかく備蓄量を増やそうと歯をくいしばっておって。
「先に光が見えてるうえでの根性論」と割り切っておるのだが。
これってホントに適切な進み方なんすかね?
ほかにもっといいやり方あるのかね?
という疑問も込みの「壁」。
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「先に光が見えてる」と上記したように。
こういうのって、坂道をおんなじ角度で上ってくんではなく。
いちいち壁があってそれにぶつかると停滞し、その大小の壁を乗り越えるといきなりグンと上昇する、階段みたいなイメージであることは理解している。
実用性のないただの趣味だから、ただ楽しけりゃいいってこともある反面。
実用性のないただの趣味だからこそ、楽しいとか進歩してると実感しつづけられることがとても大事で。
じゃあ、そういうのを実感しつづけられる(趣味をつづける)ためにはどうするのがいいんだろう。
ということばっか考えてるという感じ。