キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

下り坂の下り方、みたいなこと

先週の3連休の中日。

今年もワールドマラソンメジャー(WMM)の一角にイッチョカミしてきた。

狛江多摩川ロードレースっ!

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てめえの走り(5k)を雑にほざくとこんなん感じ。

1k アドレナリンが出て速すぎてもう力尽きる

2k 途方に暮れてペースを落としたら落ちすぎる

3k でもガチでくたびれてもっと落ちる

4k 折り返したら鬼追い風に変わったけど早く終わんねえかなばっか考えてる

5k ぜんぜん余裕なていを超絶必死でしながらゴール

 

で、21分31秒。

 

年末年始の暴飲暴食暴睡眠と運動不足を鑑みて、ひかえめに。

「今年は安全運転を心がけて、でもラストのほうだけちょっとがんばって21分15ぐらいの着地でいいかな」なんて考えてたおれをチョキで殴ってやりたい。

ひかえめでも何でもなかったでござる。。。

 

さすがにまあ、ちょっとだいぶ凹んだ。

 

 

この超絶ビッグレース参加は11回目になる。

結果を並べてみる。

 

2014 19分44秒

2015 19分23秒

2016 19分48秒

2017 19分53秒

2018 19分53秒

2019 19分53秒

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2020 20分39秒

2021 コロナで中止

2022 20分57秒

2023 20分51秒

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2024 21分31秒

 

2019まではちょっとは走ってた時期。

「なんぼなんでも20分は割りたくないよね」

 

2020以降はほとんど走らなくなった。

「それでも20分台は死守しないとね」期。

 

そして今年、21分を大幅に割った。

割っちまった。

なにこの飛び級感? 二階級特進感?

 

 

火野正平がやってるチャリンコ旅の番組で。

「人生下り坂最高!」とよく言っている。

 

老境といってもいい年齢にさしかかり。

実際にチャリで坂を下る気持ちよさになぞらえて。

「人生の下り坂をゆっくり少しずつ下る楽しみ」を説いている。

坂を下ってはじめて気づく新しい風景をぞんぶんに愛でることもでける、と。

 

キクチはまだそんな境地はわかんないケド、うらやましい生き方のひとつだなって感心しながら観ておる。

 

 

ひるがえって、てめえに矢印を向けてみると。

下り坂がいささか急すぎやしませんかね?

 

このロードレース5kで言えば。

「それでも20分台は死守しないとね」期はもう少しつづくんだろうなとおもってて。

やがて21分台になり、22分台になり。。。

ってのはしようがない未来のこととしてぼんやり覚悟はしてたけど。

 

今年21分31ってことは。

このままいくと、来年の目標は21分台死守だろうし。

2、3年後には平気で22分とか23分になるであろう。

 

下り坂、急すぎ。

されど、ごく現実的な未来。

 

 

そんなんわけで、この自然の流れ? にちょっぴり逆らいたくなってきた。

 

いや、だからといって一念発起してうんぬんってんじゃないし。

仮に瞬間的に「一念発起すんべ」おもったとしても、おもうだけで長続きしないどころか実行すらしないだろうな、程度に己を知り尽くしておるからw

 

なんつうか、こうね。

下りの勾配をじゃっかんゆるくするっつうか。

「ゆっくり少しずつ下るのを楽しめる」ぐらいを目指すことにした。

(そして、現状に鑑みるとそれもけして低いハードルではないなとビビっておる)

 

 

とりあえず、今週から平日の超絶地元駅までぽくぽくを再開。

年末年始やってなかったから、3週間ぶり。

三日坊主の3日目は突破した。

 

たった数キロでも、やってみたら「とりあえずカラダは動かしてる」自己満足感と「頭がからっぽになる」なんともいえねえ心地よさが、「さみい・だりい・めんどくせー」を軽く上回る程度には楽しいので、もう少しつづけてみるショゾン。

 

今週末にはちょっと、流し的なものも織り交ぜてみたいとおもっておる。

程度には楽しい。

それでいいのだ。