キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

Qちゃんの危機感

クッソいらねえ情報的には。

いま、書きたいネタがいろいろ渋滞しておる。

それをひとつずつ片付けて?いきたいとおもうんだけど。

たぶん、「いま、書きたいことが渋滞しておる」ってのはきょうのきょう起きた瞬発的なことで。

 

明日になれば、きょう書きたいとおもってることのうちのいくつかがどうでもよくなっちゃったりするので。

 

たぶん、お片付けはインコンプリートなまま、ふつうに時が流れる。

 

 

そんなん、どうっでもよすぎるぞ!

 

 

世界陸上の、男子マラソンと女子マラソン。

の、極私的な感想をほざく。

(↑そんなん、どうっでもよすぎるぞw)

 

 

日本代表は男女とも3人ずついたんだが。

直前の直前にコロナ禍で6人中3人がDNS(スタートできず)となった。

ってのが影響したんだかはよくわからんが。

 

男子はトヨタ自動車の西山雄介が13位。

コニカミノルタの星岳が38位。

女子は松田瑞生が9位という結果。

 

 

いや。

完全に主観でしかないんだけど。

 

キクチは男女ともよくがんばったとおもうし、

激走にちょっとだいぶ涙腺がゆるんだ。

 

西山雄介って駒澤大学出身じゃないすか。

駒澤大学ったら、「狛江の超絶豪邸から練習拠点がすごく近い」ってだけの理由で。

キクチ内ではもう20年ぐらい「よしんば母校」ぐらい一方的に思い入れてて。

 

実業団に入ってからも着実に力をつけて。

たしかに学生時代から一線級ではあったものの。

日本代表までなるとは、ショージキおもってなかったから。

てんしょんあがった。

 

そんで、本人なりに見せ場もつくって今回の世界陸上も夏マラソンにもかかわらず8分台でまとめた。

(気候コンディションうんぬんは措いて、夏のマラソンで8分台はやはりすごいとおもうの)

 

星岳はまだ23歳。社会人2年目。フル2本目。

 

 

松田瑞生。

女子は3人中2人がコロナが発覚し、1人で日の丸背負う状態。

最初から1人ならいいけど、3人だったはずが直前の直前で1人になるってやっぱキツいとおもう。

は、ともかくとしても。

 

先頭のケニア・エチオピアのひとたち。

「ケニエチ」ってえの?

が、キロ3分10とか15でふつうにぶっとばしてるから見劣りしちゃうケド。

 

松田だって序盤からキロ3分20を刻んでて。

5kごとのラップが16分40台とか、

それイーブンで刻めば、フル2時間21分だからな!

夏マラソンでだからな!

(気候コンディションうんぬんは措いて、冬場のマラソンのペースメークだもん)

 

しかも松田瑞生は、25kぐらいまでほぼ単独走でだからな!

 

 

単独走。

おもくそ卑近な、それと並び立てるにはいささか例がよくないかものは承知だけど。

 

全国からいろんなひとがいらして、

数十人単位で超絶盛り上がる東京マラソンの仲間うちのアフター。

 

数十人が集ってるからこそ。

てんしょんが上がって、飲みすぎたり騒ぎすぎたりできるんだけど。

そこで「きょうのアフターは個人プレー/単独走です!」ってなって。

じぶんのウタゲりょくを発揮しきれる?

 

あきらかに言ってることわかりづらすぎるよな?

って話で。

 

でもキクチ、東京マラソンのアフターに行ったとして。

「きょうは誰かさんも誰かさんも、アレキさんもいませんが。。。」

って言われたら、さすがに全力を出し切れる自信ないもの。

 

「狛江の全力中年」にはなれないかもっておもっちゃうもの。

 

 

。。。

 

 

このエントリーで何を言いたいかというと。

 

(男子マラソンが土曜の夜で女子マラソンが日曜の夜だったんだが)

女子マラソンの終盤。

松田瑞生が猛烈な追い上げを見せて、入賞ラインに届くかどうかっていう激走をしてるとき。

 

解説の高橋尚子がちょいちょい挟んでくる。

イマ?ココデ?Qちゃんが?ってタイミングで。

 

「日本もマラソンの取り組み方を真剣に見直さないといけません」

「ケニア・エチオピア勢とはこれだけの差が開いてしまいました」

「どうやったら彼女らと勝負できるかを」

 

 

Qちゃんって、解説的にはわりとマイルド派じゃん?

ランナーの身になって、いまどうがんばれるかを話す。

ここに立つまでにどんだけ積み重ねてきたか、寄り添う。

的な。

 

そのQちゃんが、あすこまで日本のマラソン界に危機感を抱くって。

そんだけ岐路に立ってるというか。

ふだんは出さない、実は歯がゆくおもってることが漏れ出ちゃってるわけで。

 

これはそうとうな危機感なんだなって、逆に認識させられる。

いま始まったことじゃねえかもだけど。

重くね?

 

 

Qちゃんはいま、しょせん?解説者だから。

解説者目線ってのは、現場の指導者とはちょっと違うのかもしれない。

現実ってのはひょっとしたらもっとずっと厳しいとかあるのかもしれない。

 

でも。

マラソンでそれを言える資格があるのは、いま国内でQちゃんしかいないわけで。

(あ、あと瀬古も野口みずきもいるな)

 

Qちゃんはたぶん、「わざわざあの場で」って

けっこうな覚悟を持って提言したんだろう。

 

だからこそ。

どうすればいいかは考え直さなくちゃいけないんだろうし。

そういう意味では大迫傑はまだ、そういうことを語るには早いのかなっておもった。

「解説だと違った視野で見られます」はいいけど、あなたは現役で、身を持って示さなきゃいけない立場だからな。

 

 

。。。

 

 

これもいらねえ?極私的なんだけど。

女子マラソンのスターターがジョーン・ベノイトが出てきてシビれちゃった。

 

現在、65歳。1984年ロス五輪の女子マラソン金メダリスト。

数年前に3時間ちょいでマラソンを走ってんだよね。

2019年4月15日には同日行われた第123回ボストンマラソンに参加し、61歳にして3時間5分18秒をマークする快走を見せた

 

ナドト、クソエラッソーなことほざきながら。

マラソンを走ってるリアルタイムでいちばん首肯したやつ(↓)

このクソセンスには、ひれ伏す。