木曜はおしごとの穴がぽっかり開いたので。
休みをとることにした。お盆の代休もまだそうとうあるし。
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ところで。
日常的に「もっかの野望」をリストにして書き出しておる。
「日常的に」っつっても、きょうどうするぜ!的なことではなく。
かといって「野望」っつっても、人生における最終到達点とかそういうちゃんとしてたり重かったりするやつじゃなく、ソノ気になれば1日でできるけどなかなかやらない、くだらなければくだらないほどいいやつ。
「1人カラオケにチャレンジする」みたいなライト感とだから何だよ感。
(もともとカラオケに行く文化がないので、いざ実行するとなると自分的にはけっこうハードルが高えんだよ感も含まれてることがポイント)
なお、1人カラオケは3年ぐらい前から唱えているがいまだ実現できてねえ。
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せっかくの平日の堂々と休める日だから。
いくらでもねむれる(1日フトンから出ない)はもったいないしいつでもできるからとりあえず封印して。
ならでは、というか。
おれやったぜ感を醸し出そうとしてみた。
おもいついたのが、
「ムスメっこの学校に行ってみる」。
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ムスメっこの学校は。
1年生のときは相模原の山の中。
2年生以降は都心のほうというすたっらくちゃーで。
ってことは、相模原には今年度中に行かなければ、たぶん一生行くことはない。
という意味で、「1人カラオケ」より緊急性が高い(?)ゆえ。
去年の暮れだか今年の春にこの野望をブチ上げたときは。
「あわよくば往復、最低でも往路をジョギング」という想定だったんだが。
おのれの現状に鑑みてまあムリゲーだよねってことで、ママチャリでキメることにした。
軽く地図検索したら、最短距離で片道20k。
超絶豪邸から多摩川を下って海に出るくらいの適度な距離。
まあ、相模原に行くとしたらほとんど全部の行程。
多摩川を渡ってからほぼ、丘陵地でアップダウンつづきだろうけど。
チャリなら行けるだろうし、野望としてちょうどいい達成度かなと。
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(実は、「もっかの野望」には)
(ムスメっこの学校の近くにもう1つあったので)
(ムスメっこの学校経由、もう1つっておもって出発したんだが)
(たぶん、ここでは書ききれないのできょうはそれは措く)
(なお、昼前に出発したので)
(野望の3つめ「時間が余ったら1人カラオケも詰め込んじまおうか!」キョライしたんだけど)
(運動不足じいさんには欲張りすぎな気もしたので、とりあえず2つにしといた)
(なりゆきによっては(体力売り切れ的な)、1つでもいいやってことも視野に入れて)
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いらねえ情報的には。
このサイクリング?は、運動に含まれていない。
わかりやすく言うと、ガーミンヌは作動させてない。
そういうスポーツの義務的?なことじゃなくて。
気楽に、まわりのいろんな風景をながめながら。
えっちらおっちら、休憩自由で行ってみるべぐらいのノリで臨みたかったため。
なお、キクチのガーミンヌもすっかり。
官九郎さんとおなじように、いまや「睡眠時間だの何だの、ただ生活の記録をとるだけのツール」と化してるので。
ヘトヘトになって帰宅したあとに見てみたら。
万歩計は1000歩も進んでないし、運動量も日常の通勤に満たないぐらい判定でビビった。
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あ、前置きが長すぎるな。。。
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けっきょく、「気楽に」なんてほざいたものの。
信号ストップ以外、水分補給もせずママチャリを漕ぎつづけて。
想定以上に上り坂ばっかりでヘトヘトになりつつ。
ちょうど2時間後、目的地に着いた。
ほんとうは、大学の構内にずんずん入ってって様子をみたかったんだけど。
大学と隣にある病院の入口が厳格に区別されてて。
大学のほうは正門から校舎までさらに200mぐらい一本道だし。
あまつさえ、正門の守衛さんがなかなか厳格そうだったので。汗だくなじいさんはアウトかな?っておもって。
日和って。
病院のほうに入って、駐輪場から何のためだか意味不明な上記写真だけ撮って、滞在時間たった2分で退散した。
ござる!
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この時点ですでに体力が払底しており。
「これまだ、中間点なんだよな!」ってことに絶望しつつ。
学校?病院?の斜め前にあった味噌ラーメン屋さんがすげえ美味そうだったので。
ソッコーで入り。
上記インスタをドヤ顔して。
同時にムスメっこにドヤ顔LINEを送りつけ。
(ムスメっこから即レスが来たのでご満悦し)
「味玉味噌らーめん」を喰って、
そそくさと帰路に着いた。
あとでググったら、それなりに評判のいいラーメン屋さんで。
ランチタイムのピークを過ぎてるからか。
会計後、店員のチャンネーさんがわざわざ出口までついてきてくだすって。
「感じよすぎるなあ」って感激しつつ。
ラーメンを食う習慣がない&少食すぎる&体力が払底しすぎてて喉を通らない
のハーモニーなんだか。
スープを飲み干せなかったことを、いちじるしく後悔しながらお店をあとにした。
いや、濃厚味噌、美味かったんっすよ。
チャーシューはホロホロだったし。
中太ちぢれ麺の硬さも絶妙で、すくい上げたらスープがほどよくからんできたし。
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そんで、いろいろはしょると。
帰りは2つ目の野望理由で、ちょっと回り道したのと。
ペースダウンしたのと。
途中で激烈に雨が降ってきたこともあり。
超絶豪邸までの帰路3時間ちょい、漕ぎ続けた。
往路は、ほぼ小田急線沿いを通ってる世田谷通りを進み。
1カ所だけ曲がれば目的地に着くんで。
「おれは絶頂期の田中角栄かよ!」おもったんだが。
(むかし癒着のすくつで関越道をつくったとき)
(東京の目白にあった田中邸から、200k?離れた新潟の長岡?にある実家まで)
(「3回曲がれば実家に帰れる」って言われてたよね)
(その「3回曲がれば」が栄華のシンボル的な扱いで)
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世田谷通りって、それなりに幹線道路なわりに歩道がすげえ狭い片道1車線で。
しかも、物流系のでっけえトラックやダンプがガシガシ飛ばしてて。
ドライバーからすれば、脇をチョロチョロ走ってるチャリなんてさぞジャマくせえんだろうなあっておもったし。
チャリの身としては、「コレ、いつか轢かれるぞ」ってけっこうヒヤヒヤしてたので。
あまつさえ、復路はわりと下り基調でスピード出てよけい危ないので。
遠回りしてでも、歩道が広めで車道とちゃんと分かれてる尾根幹線まで出ることにして。
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むかし、マラソンをやってたとき。
尾根幹線はちょくちょく走ってたし、出身校のノリ弁実業の横を通るから懐かしくもあるし土地勘もあるしってんで。
合計、50kぐらいにはなったのかな?
ママチャリはムスメっこのお下がりで、キクチにはちょっと小さかったからか。
ヒザのお皿のうえらへんがとちゅうからすげえ痛くなってビビった。
チャリのことはまったく門外漢だが。
サドルの高さとか姿勢って、ものすごく大事なんだな。
ってことは、なんとなくわかった。
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。。。
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きょう何がうれしかったかというと。
夜のそんなに遅くない時間にムスメっこが帰ってきて。
8時ぐらいだったかな?
それから、きょうのおれの所業とか。
ムスメっこのサッコンの動静とか。
大学生活の、こまかいこととか。
「その味噌ラーメン屋さん、今度行ってみたい!」とか。
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帰り道に淵野辺公園ってとこの横を通って思い出したんだけどさあ。
むかし、中学のとき部活で高校生と合同練習する機会があって。
そんときココ来たことある!ってなって。
淵野辺公園の隣にあるその高校って当時、
全国でも珍しい「双子校」で。
自治体のなんらかのテストケースだったんだろうね?
○○東高校と○○西高校っていちおう分かれてはいるんだけど。
敷地も隣同士で、たぶん偏差値的にもおんなじようなまさに一卵性双生児状態で。
何がどう違うんだかわかんなくって。
けっきょく後年、合併して○○高校になったらしいんだけどさあ。
。。。
ナドト、クソどうでもいいじいさんの昔話を展開したらば。
「サークルはいつも、淵野辺公園で練習してるんだよ!」食いついてきてくれたり。
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超絶豪邸に遊びに来てくれたことがある、高校の同級生の近況とか。
そういうことを珍しくマンツーで、けっこう話し込むことがでけて。
ムスメっこがいま考えてることも、いっぱい聞けた。
ので「あ、キクチはきょう、ムスメっことこのお話しをするためにチャリでヘトヘトになったんだ!」ナドト。
このうえないハッピー感に包まれつつ、まぶたが重すぎて即寝した。