キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

今週はものすっげー長く感じた 、みたいなこと#4

つづき。

今回はキクチの大反省エントリー回である。

 

このたびのムスメっこのトラブル。

 

6/10木曜から学校をおやすみしてるのは。

カラダがつらいからとかダルいからとか痛いからではない。

 

耳と顔が尋常じゃなく腫れてるからで。

そこらへんの皮膚の圧迫感とか

目がふさがって視界が狭まってはいるものの

それ以上の生活の支障はない。

 

「見た目」である。

 

 

そりゃあ、そだよな。

16歳、高校2年生。

 

いまに至るまで連綿と。

超絶陰キャ・キモメンブサイク非モテ性格最悪なキクチでさえ。

 

高校生のころは、傍から見た目にはわからない程度の差異でもって「なんかきょうは前髪がキマってない」ってとき。

「おめえなんか誰も見てねえよ」なのに、遅刻とかぜんぜんモーマンタイで、全頭部にシャワーを当ててそこまでをリセットし、いちからやり直して納得してからおうちを出る、ぐらいだったし。

 

あ、そんころから自意識だけは過剰だったのかな?

 

 

ムスメっこは、とりわけ中3の終わりだか高校に入ってから、美容的な意識は高めで。

あ、令和の女子高生の美容意識のスタンダードがどこらへんなのかはわかんないケド。

 

ふろあがりに欠かさず、全身に乳液?を塗りたくったり。

朝、とんでもねえ早起きをしていろんな準備をしたり。

部活に行くっちゃ、入念に日焼け止めを塗り、あまつさえボトル持参で部活の随所随所で塗りなおしたり。

夜、寝る前にギャグみたいな帽子をかぶってて。「ナニソレ?」聞いたら、寝返りを打ったり知らないうちにゴソゴソ動いて髪を痛めないためだったりとか。

 

実妹らが中高生のころをななめ見してたかぎりでは、そんなことは(そこまでは)ゆめゆめしてなかったし。

 

むかしのキクチ家がとりわけがさつな妹どもだったのかもなってんで。

とりわけがさつなwにょうぼうに訊いてみたらば。

「あたしはそのころそんなことしてねえし、おともだちでもそんなひとはいなかった」と。

 

 

そうやって、日々丹念にセッティング?してる状態さえ、いろいろじぶんなりに不満や希望はあるだろうに。

 

(どんなに主観的ったって)47のじじいがみてもあきらかに、コレはちょっとかわいそうだなってくらい顔が腫れてて、輪郭がぜんぜん違って、ふつうに街角で出くわしたら「ん?ななちゃん?」ってなるぐらい人相が変わってたら。

 

人と会いたくないっておもうのは当然で。

 

 

家でさえ。

なるべく部屋にひきこもって、飯とかも家族と出くわさないようにしてる感ありありだった。

 

ぐらい、やだったんだろうし。

 

 

いっぽう、クソ父親・オブ・キクチは。

時あたかも一週間ぐらい前からいきなり、「とにかくカツカレーが食いたくてたまらない病」に罹患しちまって。

 

誰かおれさまちゃんにカツカレー紹介状書いてください!(病院)

このなかに、カツカレー屋さんはいますかー!?(機内)

ありったけのカツカレー持ってきて!(助産婦)

ぐらいのいきおいで。

 

ううむ、取り乱した。

 

 

この日も。

ムスメっこの気持ちは頭ではわかってるんだけど。

「昼はカツカレー食いてえ!」っておもいはじめちゃったら

口のなかはカツカレーで充満されて。

 

最初にななちゃんに「お昼はカツカレー食おう」

つったときは耳鼻科の待合室11:30ぐらいで。

そこからも1時間ぐらい待ってたし。

 

そっからまた皮膚科いったり精算したり、薬局いったりして。

帰りのバスに乗れたのは15:00前で。

その間も、キクチ内カツカレー欲求は、どんどんどんどん増幅されてってて。

 

バスに乗ったしゅんかん。

「ななちゃん、どこでカツカレー食う?」

ぐらい、肉食系でギラギラしてた。

 

 

「頭ではわかってる」的には。

ムスメっこもキクチもお腹はぺっこぺこだったから。

キクチが駅前のスーパーか、テキトーなコンビニで昼飯を買ってって家で食うのが妥当であるに決まっとる。

 

 

で、大学病院ってのは。

おなじ狛江市内にあるんだけど。

超絶豪邸は東の端っこで、大学病院は西の端っこ。

テリトリー的にはユキねえさん家のほうで。

 

チャリでいけば20分かからないんだが。

ムスメっこは顔が腫れて目がふさがりかけてるので。

バスで行くことにして。

 

でいて、直通のバスはなくて。

超絶豪邸からは狛江駅が西限で。

大学病院からは狛江駅が東限なので。

 

往路も復路も全世界の交通の要衝・狛江駅で

バスを乗り継ぐってすたっらくちゃーで。

 

帰りも、狛江駅行きのバスに終点まで乗った。

 

 

頭ではわかってるんだが。

ムスメっこに相談する。

「狛江の駅前にカツカレー屋さんあったっけ?」

 

そのときムスメっこは、わかるかわかんないか程度に、ちょっと表情を曇らせた気がするのよね。いまになっておもえば。

(そもそも「カツカレー屋」って何だぜ???)

 

 

「あ、改札の横に箱そばがあったね!」

(小田急沿線民のオアシス、箱そば(箱根そば))

「箱そばなら、カツカレーあるよ!」

(なぜなら、金曜の帰りにも寄って食ったから知ってる)

 

ムスメっこは小さな声で。

「でもそろそろ、中学の同級生が帰ってくる時間帯だし」

「駅前のマックとかドトールに絶対たまってるし」

警告を発してたのに。

 

「バスの乗り継ぎ経路だし、こそっといけば大丈夫!」

(病院から狛江行きのバスは北口に着いて、超絶豪邸行きのバスは南口からなので、改札のとこはかならず通る)

 

言い方!

っていうか、キクチ。

そうやって、乙女心がわかってねえからモテねえんだよ!

ん?モテねえのは、乙女心がわかってねえからだけなのか?

ってのは、どうでもいいとして。

(どうでもよかねえよ。マジすまんムスメっこ)

 

 

箱そばにピットイン。

ナニおめえ、うまいこと言った気になってんだろうな!(↓)

 

幸い、ムスメっこの知り合いに出くわさずおうちまで帰れたんだが。

問題はそこではないのだよ。

 

キクチ、猛省案件。

マジ、猛省せよ。カツカレー食いながら。

(ブーム・ゴーオン中)

 

 

そんなこんなで。

帰宅したら16:00すぎで。

病院って、しかもおれどこも悪くねえただの付き添いなんだけど。

病院って、なんもしてねえのにいるだけでよくわかんねえ生命力けずられるじゃん?

あれって何なんだろな?

 

てんで。

(カツカレーの満腹と)病院疲れで、超絶豪邸に着くやいなや爆睡シエスタをカマし。

キクチの有給休暇は終了した。

んであった。

 

つづく。