キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

とうてい許すことのできない出来事

キクチは基本的に人間以外の動物にはまったく興味なくて。

 

たとえば。

生きてる魚にこわくて触ることができないから。

魚釣りなんて一度もしたことないし。

 

小学生のとき住んでた家の裏に有名なくぬぎの森・オブ・カブトムシ・クワガタスポットがあるんだけど。

昆虫採集をしたことがないから当然、行ったことがない。

 

動物との近接といえば。

大学生の頃、謎の「むしょうに犬を飼いたい」ブームが来て。

親に「イッヌ、飼いてえ!」懇願して。

実家で、結婚して3年経って実家に戻るまでヨシダっていう犬を飼ってたぐらい。

 

ネコはもともと嫌いではなく。

子どものころ住んでた家の近所は野良猫のすくつだったのもあって。

どちらかといえば自分比、超絶なじんでたほうなんだが。

オトナになってからある時期突然、猫アレルギーになって。

部屋の中みたいな密閉された空間にいると、鼻水がとまらなくなったのでやすやすと近寄れない。

 

遺伝?なのか。

ムスメっこはもっとヒドくて。

呼吸困難になっちゃうぐらいの猫アレルギーで。

もともとネコが大すきなのにかわいそうな気がするが、まあしようがない。

 

 

前エントリーで、軽いウソをついたんだが。

ちょっとじぶんのなかで収まりがつかないので、ほざく。

 

 

にょうぼうのジョギング「マイコース」は。

基本的に、ネコに会いに行くことを目的として設計されとる。

 

超絶豪邸からみて、東名高速の向こう側にある整備された緑道の端っこ。

いつも何匹かのネコがたむろしてひなたぼっこしてる、にょうぼう曰く「ネコ街道」。

 

そして、ネコ街道から戻ってきた超絶豪邸に着くわりと直前。

住宅街の一角に申し訳程度にある、すんごくちっこい公園。

にも、いつも近所のネコがたまってた。

 

にょうぼうはそのマイコースを。

ネコとたわむれられるを口実に、

あるいたり走ったりあるいたり、しておる。

 

 

んで、こないだの3連休の。

にょうぼうのマイコースに随伴した日。

 

帰り道の向かって、すんごく公園の1軒手前の民家の壁にA4大で貼り紙がしてあったので。

なにげなく見やると、こんなんようなことが書いてあった。

 

「某月某日、夏の暑い日。

近所のネコちゃんたちがいっせいに亡くなるという事態が起きました。

どうやら、置いてあった液体に毒が混ぜられてて。

それを飲んでしまったらしい、とのことでした。

悲しくてやりきれません。」

 

。。。

 

たしかに、すんごくちっこい公園には。

ネコが1匹もいなかった。

 

 

ただ。

貼り紙では情報量が少なすぎて。

コトの真相がよくわからない。

事故なのか、事件なのか。

 

たとえばここらへんって。

超絶メガロシティでありながら、むかしながらの農村でもあるので。

近所には農家さんがけっこういて、畑もわんさかある。

 

「畑に撒こうとしてうっかり道端に置いといた農薬を、ネコちゃんたちがうっかり飲んじまった」という可能性も否定しきれない。

 

 

いらねえ情報を付加すっと、30年ぐらい前。

イトコで一人、農薬騒ぎを起こしたことがあった。

実話。

 

のどかな町、村?で暮らす一家。

台所の端っこに置いてあった、四合瓶に入れて置いといた農薬が。

当時、小学校低学年のイトコは気になって気になってしようがない。

「お母さんは、どんなおいしいジュースを隠してるんだろう?」てなぐあいに。

 

ある日、親の目を盗んでその四合瓶をラッパ飲みしたんだそうで。

結論を先に言うと。

幸い、伯母がすぐに気づいてすぐダッシュでとっ捕まえて、生卵飲ませてゲエゲエ吐かせたりして事なきを得たんだが。

 

 

当時、小学校低学年のイトコ目線だと。

「親に隠れて、アノ、魅惑のジュースを飲んだった!」

「したらばすぐ母ちゃんに見つかって、しかもいままで見たことのねえ形相で追いかけてくる!」

「たしかにかに」

「そんなないしょのやつを隠れて飲んじゃったんだから」

「捕まったら、すげえ怒られるんだろうなあ」

ってんで、伯母に捕まらないようにイトコは必死で走って逃げたんだと。

 

なんなら、「リアル鬼ごっこおもしれえ!」ぐらいの気持ちでもって。

 

 

そういうこともありうる。

 

 

んだが、公園の隣の家のひとがわざわざ貼り紙をして周知してること自体で。

なんとなく、察せられることがある。

 

「これは何らかの明確な意思をもって行われたことではないだろうか?」と。

 

 

感情方面に振ると。

ネコに何の思い入れもないキクチでさえも。

ちょっと、許しがたいことが起きちゃったよね、と。

 

がんらいの好き嫌いは誰でもあることだし。

よしんば、何らか実害を被った的なこともあったかもしれない。

そこらへんを慮ったとしても、それはちょっとだいぶんトゥーマッチじゃね?と。

 

にょうぼうに何度か随伴してた身としては。

そこにいたネコちゃん、いやおうなくリアルに顔が浮かぶしね。

 

置物のシーサーみたく、シーサー以上に存在感を見せてたデブデブのやつとか。

スネ夫的な立ち位置でちょこまか動くやつとか。

マイペースなお嬢とか。

日和見の取り巻き連中とか。

 

そういう数ヶ月前だか数週間前に存在してたものが。

根こそぎ現存してないって、ちょっとおのれの脳内スパコンが処理しきれなくって。

 

「感情方面に振ると」ってほざいたけど。

感情面でどう始末をつけていいかわかんないのね。

 

 

で、これは感情が制御しきれてない未熟さゆえかもしんないけど。

それとこれとは明らかに別件だってわかってるけど。

どうしてもキョライしちゃうの。

 

今年の冬に狛江で起きたおぞましい事件。

ルフィー。てえの? わかりやすく言うと。

 

超絶豪邸からその現場は100mぐらいで。

(かつて盛って「50m」っつったけどさすがにもうちょっとありました。てへっ)

今回の公園ってのは、

そこからさらに100mぐらいのとこで。

 

それで一概に「ここらへんはヤバい」とか。

短絡的に言うことはできないものの。

関連性は皆無だってわかりきってるものの。

 

やっぱり、ザワザワするし。

 

「いやいやいやいや」

「狛江なんて何もない、ただののどかなとこなんすっよ」

って言いたいけど。

 

言い切るにはちょっと、無理があんのかな?

とっても住みやすい、いいとこなんだけどなあ。。。