キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

前傾ありき、みたいなこと

抽象的なことをほざく。

 

いままで聞いた説明でいちばん「わかりやすい!」とおもったのは、松岡修造がジュニアのテニス選手にやった、「どのボールにも対応できる構え方」(だっけ?)の教え方だ。

 

平たく言うと、テニスのいちばん基本的な待ちの姿勢?

(以下、拙い記憶を頼りにしてるから)

(逐一合ってるかギモンだが、エッセンスとしてはだいたいこういうこと)

 

 

ま「じゃあ、ボクのすぐ前で構えてみて」

(松岡修造を選手と接するぐらいすぐ背後に立つ)

ま「ボクが後ろからボールを軽く投げるから、それにどれだけ早く反応できるかのゲームをやろう」

 

その選手は松岡修造がいつ投げるか投げるかという体勢をとってる。

しかしして、いつまで経っても松岡修造はボールを投げない。

 

ま「それだよ!」

 

いつ後ろからボールが出てくるかと待ち構えてた選手は。

左にも右にも、そして前にも対応できるよう、

前傾しすぎず、ナチュラルな姿勢で、ただ、重心をおもくそ前にかけてた。

 

(このキクチの説明がへたくそすぎるぇ。。。)

 

 

何を言いたいかというと。

「どんな対応できるような姿勢をとりなさい」

いくら口で説明されても、いまいちピンと来ないじゃないすか?

 

でも松岡修造がやったような、

最大公約数のいちばん端的なぶぶんを体験すれば。

5秒でわかりる。

 

「最大公約数のいちばん端的なぶぶん」ってのは、

つまり「その物事の本質」だから、

このジュニアの選手はたぶんもう、

じぶんの後ろに行ったボールにだって対応できる構えができるとおもう。

 

 

数日前にほざいたように。

キクチは「走る」的にはじぶんでもマジかよってぐらい、衰えきっておった。

キロ6分で6〜7kを、2回休憩したうえにとちゅう300m歩き倒さなきゃいけないぐらい、衰えきっておった。

 

今年のはじめから3ヶ月以上、精神的に追いつめられ続けてて。

メンタルが限界をはるかに超えて。

本来はそういうとき、軽くジョギングでもして気分転換/リフレッシュすればいいってアタマではわかってるんだけど。

その時間すらもったいなく感じるというか。

それによっていくばくかでも体力を削られると、その案件に支障をきたす(んじゃないか?)ってことに支配されてたゆえ。

 

 

先週末、その奴隷制度(!)はめでたく解決?解消?したので。

さっそくジョギングをして「整え」たわけだが。

上記のとおり、キロ6で6kすら走りきれないので。

 

(ここらへんのじぶんの心の機微がよくわかんないんだけど)

 

「どうせそんくらい衰えさらばえちゃってるんなら」

「フォアフットで走れるようになっちゃおう」

っておもったのね。

 

 

5〜6年前?に登場した厚底シューズ

の隆盛に端を発した?フォアフット。

 

時流に乗ろうとしたことは何度かあんだけど。

 

キクチの衰え方は、当時はまだ中途半端で。

「キロ530では6k完走できる」みたいなリスタート?だったので。

 

試みると1〜2kしかもたないフォアフットがもどかしくて。

けっきょく、従来のやつで長く速く走れるほうに浮気しちゃっておった。

 

 

ただ、今回は。

もうマジで完全に地に落ちちゃったので。

どっちみち1〜2kしか走りつづけられないんなら。

 

逆に、フォアフットを身につけるチャンスじゃね?

(フォアフット=足の前の方で着地する)

って浅はかを繰り広げることにした。

 

 

じぶんらが陸上部なり入って教わってた30年(以上)前は。

「脚を前に出せ」「モモを高く上げろ」で(じゃっかん盛ってる)。

カカトで確実に着地して、それをうまく重心を前に移行さして推進力を得なさい。

って教えだったけど。

 

きょうび、中学校?小学校?

走ることを教わる最初から、フォアフットが当然になってるらしいじゃん?

 

つまり、古い言葉だけどパラダイムシフト?

てめえの根本的な常識をガラッと変えないと、現代には通用しない。

 

必死で板書を写し、受験ノートをつくってたアナログ世代と。

デジタルネイティブな世代との違い、みたいな?

(これはちょっと違うな)

 

 

ああ、あいかわらず回りくどいな。

 

 

で、あらためてググってみたわけですよ。

「フォアフット 身につけ方」

「フォアフット どこを鍛えればいい?」

 

ああ、マラソンをやってる/やりつづけてるひとには釈迦に説法かもしんないが。

こちとら、パーフェクトに初心者になっちゃったから。

その「初心者」として、謙虚っていうか虚心坦懐っていうか、なんっすよ!

たわごととして聞いてくれい!

 

 

そんな超絶初心者・オブ・キクチがググったところでは。

 

フォアフット、足の前のほうで着地するってのは。

カラダの仕組みでいえば、あくまで結果のもんだいでしかないと。

 

なので、つま先?母指球?の着地ありき。

みたいなキクチの思い込みは、もともとが違ってて。

どうりで、むかし何度か「フォアフットにすんぜ」ってんで。

「ならば、つま先歩きを身につければそれがやがてつながる」っていう、今まで何度か試みたことは、根本的に間違ってたわけで。

 

いろんな話を総合すると。

「前傾ありき」と。

 

 

いろいろはしょって簡単に言うと要するに。

 

カラダを前傾させれば、いわゆる前につんのめる姿勢になるから。

重心の前後の軸?をぶらさずに、カラダの真下に近いほうで着地すれば。

それはカカトじゃなく、より足の前のほうの着地になるはずでしょ?

そのくりかえし。

 

ってわけで。

 

なるほど、適切に前傾して適切に重心の縦軸?をぶらさなければ。

足の前のほうで着地せざるを得ないし、

つんのめってるから脚をどんどん前に進めざるをえない。

 

みたいなことが一発解決した。

 

これにてフォアフット、楽勝!

かとおもいきや。

 

 

前傾姿勢を適切に保つには、体幹が要る。

油断すると、へっぴり腰のただの老人みたいになっちゃう。

 

着地を支えるだけの最低限の前モモの筋力も要るし。

推進する後ろモモ(ハム)がすげえ重要ってわかる。

あと、そういうふうに脚部を差配する股関節の柔らかさ、腸腰筋も要るって実感でける。

 

前足部での着地を機能させるには、ナチュラルにアキレス腱をイワすことも必要らしい。

 

。。。

 

やるべきこと、てんこ盛りじゃねーか!

 

 

ってんで、そういう歩きとなわとびを再開さしてみた。

 

 

何を言おうとしてるんだか、よくわかんなくなってきちゃったけど。

 

目的地(フォアフット)のあるべき姿がわかったからこそ。

そうなるためにてめえが補わなきゃいけない部分もわかったわけで。

(それがちょっとてんこ盛りすぎるが。。。)

 

バックキャストってえの? 何てえの?

 

もともと、走ることってあんますきじゃないんだけど。

そのちょっとずつちょっとずつぐあいに積み上げてけばいいのかな感は。

なんかちょっと楽しそうだっておもえてきてる。

 

し、早くもうんざりしてるし。

全身が毎日どっかしらかなり筋肉痛。