キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

進化形? 出世魚?(ムスメっこの入学式#2〆)

話は5ヶ月ほどさかのぼる。

 

11月の入試が終わった日。

帰宅するとムスメっこがいたので

「どうだった?」

「自己紹介でちゃんとノリノリマサノリやった?」

あえて、さも重大ではないふうに訊くと。

 

「受験会場でみったんに会った」言う。

 

 

この日、ムスメっこは2次試験。

 

ムスメっこが挑んだ推薦入試は。

1次の筆記はそれなりの倍率なんだが。

2次の面接に進めればもうほぼ全員が合格っていう仕様で。

 

そこでみったんに会えたということは。

これから6年間、みったんとともに学ぶということを意味する。

 

 

みったんは小中学校がいっしょで。

高校は違ったし、ムスメっこは高校に入ってからスマホを持ちはじめたので。

当時、LINEでもつながっていなかったらしい。

 

んで。

ムスメっこは2次試験が終わったあと、声をかけられて気づいたらしいんだが。

みったんのほうは。

「1次試験のとき、すぐ近くにななちゃんいる!って気づいてて」

「そんときは声かけそびれちゃったんだけど」

「きょう来てみたら、ななちゃんも1次通ったんだあってうれしくなって声かけた」

ってことだったそうで。

 

進学先が決まってからこっち。

入学式の当日も、その後も。

わりと行動をともにしておる。

 

ってことは措いても。

 

 

おなまえに聞き覚えがあったので。

「みったんってひょっとして、あのみったん?」訊いたら。

「そう! あのみったん!」と。

 

小6のマラソン大会にそなえて。

毎朝、いっしょに練習してた超絶いい子じゃねーか!

www.kikuchiroshi.com(このシリーズ、読み返したらなかなかおもしれーな)

(マラソン大会の当日、ムスメっこにインフル陽性が判明してまさかのDNSって結末を迎えたやつw)

 

(いらねえ情報的には、このシリーズに出てくる○○ちゃんともいぶちゃんとも、ムスメっこは今もすげえなかよし)

(↑地味に親として、こういうことがいちばんうれしい)

 

 

あ、ちょっと回り道すっと。

みったんと2次試験の日までSNSとかでつながってなかったのは。

たまたまの、たまたまらしい。

 

小学校時代とおなじく、中学校時代もそれなりに仲はよかったんだけど。

クラスとか部活とか、それぞれ属するコミュニティが違ってたんで。

高校入学以降はお互いに又聞きの風の噂レベルでしかお互いの動静を知ることができなかったんだけど。

それもやっぱ、たまたまの、たまたまと。

 

そういうことってあるよねだし。

いまも、学科は同じだけどクラスは違っちゃったし。

入りたいサークルの方向性もぜんぜん違うので。

そういうときはそれぞれ相手に気をつかわないように別行動してる、と。

 

そういうことってあるよねだし。

(話が一歩も進んでねえぇ)

そういうとこをナチュラルにちゃんとでける間柄ってのは。

ちょっと大げさに盛って言うと「これからもずっと大切な関係を保持しうる距離感」なんだとおもう。

 

ちょっと無理して相手に合わせたとしても。

それがやがて埋めがたいギャップに発展しちゃうってことも往々にしてあんじゃん?

なら、最初からそんなことはしないほうがいい。

 

50年弱のクソ拙い人生経験からホントそうおもう。

 

 

で、ムスメっことみったんがおんなじ学校・学科で再会でけたってことに。

たぶん当人たち以上にwktkしてたのは、クソ父親オブで。

 

入学式の当日も。

「みったん、どう成長してんのかなあ」

ってのが親目線でものすごく、もちろんいい意味で気になっておった。

 

事前にムスメっこから訊いてた話では。

「小中学校のときと全然変わらない」

「まじめでほんわかしてて、チョーかわいい」と。

 

 

しかしして。

パシフィコ横浜のホールの入口で6〜7年ぶりに邂逅したみったんは。

見た目はそりゃ、ぐんぐんきれいなおねえさんになってたけど。

中身はほんわかしたいい子のまんまで。

「あああ、みったん!!!」おもったし。

 

「こちとらも6〜7年前と変わらずただの厨二病なクソブサ超絶人見知りおじさん」

「ただし、見た目はちゃんと6〜7年経過してるよっ!」

ってとこに、ワケワカメなシンパシーを感じて。

 

せっかく超絶シャレオツみなとみらいだしってんで。

インターコンチ? 半月のシンボリックなたてものをバックに1枚キメてやった。

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ひとつ気づいたのは。

上記リンクの小学校のマラソン大会のときは。

「みったん」じゃなく、「みーたん」だったのね。

 

そしていま、ムスメっこのくちからは。

「みーたん」でも「みったん」でもなく。

「み○○」っていうファーストネームまんまな呼び名に変遷してる。

 

こういう進化形? 出世魚?

 

 

っていうか。

何て言ったらいいか適当かわかんないけど。

「その時々に応じて的確」

ってことなんだろうし。

 

これからもどうにか変遷してくんだろうなって予感させられる、未来の可能性が無限にバーって広がってる感じだし。

 

そういうのって、っていうかそういうとこにこそ

ものすげえ大事なものが含まれてるような気がする。

しましたとさっ。

 

みったんもムスメっこも、ホントおめでとう!

これからも、クソ高え学費の元を取ってあまりあるぐらいにがんばってガンガン飛躍してくだされ!

 

 

入学式の帰り道。

「『子育て』『育児』って親の目線で言うけど」

「育てられたり、貴重な経験がでけてるのは子じゃなくむしろ親のほうなんだよねっ」

 

むかし、保育園とか学童の帰り。

暮れなずむ町の景色を眺めながら実感してたことを。

ちょっと思い出しつつ、あらためてつおく実感した。