キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

衝撃のシューズ(後編)

注文したときには到着予定が金曜になってた。

のに、水曜には届いてすげーっておもった。

 

予定が見るたびにずんずん前倒しになってくの。

誰かさんもクルマ、NIKEで買えばいいのになっ(ワケワカメ)。

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でいて、縁がどうたらってブログ書いちゃったからなんとなく気恥ずかしくて。

超絶wktkを必死に封じ込めつつ、ごちた。 

 

でも超絶wktkしてたので、写真を撮っちった。

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超絶wktkしたまま、さっそく走りにいってみた。

というわけで、テンポネクスト%のレビューじみたことしてみる。

 

結論から言っとくと、衝撃のシューズである。

 

むかし、アディゼロジャパンを初めて履いた走ったときに匹敵する衝撃で、そういうのはズームフライのニットのやつやヴェイパーでも味わえないものであった。

(ターサーゲイル3とかターサージール5も「マラソンを走る」という意味ではじぶんにものすごく合ってはいたのだけど、ちょっと感触のジャンルが異なる)

 

 

順を追って。

 

まず気がかりはヒトサマのブログで見かけた「足入れしづらい」ということ。

走ってどうだったとかうんぬん以前に、履けなきゃどうにもならないじゃんか。

 

というのはじぶんにとって、まったくもって杞憂。

ほかのシューズとくらべてほんの少しだけ足を入れづらかったけど、誤差の範囲。

サイズも通常どおりの27cm&足幅ふつうでノー問題。

 

河川敷に出るまであるいたり基本走したりしてみた感じでは「こりゃいいシューズだぞ!」だった。てんしょんガン上がり。

 

 

走り出してからもおんなじで、勝手にどんどん進んでいく。

この日はもともと脚慣らしの気分で、それはシューズが新しいってだけじゃなく1週間ぶりというのもあってゆるゆる走ったんであるが。駒大のちょっと向こうにあるつきあたりまで行って帰ってくる6k程度。

 

いまの脚力だと「ゆるゆる」はサブフォー近辺。キロ5分30〜40ぐらいで、この日はキロ6程度でもいいかなっておもってたのに、おんなじ感じでキロ25秒も速い。

カラダが勝手に進んじゃうので、いつものゆるゆるより体感的にはむしろ抑えたぐらいなのに。

 

 

でいて、そのペースをキープしやすい。

母指球と小指球のあたりに2つエアポッドってえの?が入ってて、それがモロに作用してるんだとおもう。

上の写真でいうと、ソールの赤いぶぶんね。

 

半年ぐらい前からやけっぱちで、NIKEのシューズにそぐいそうな走り方にフォームを大改造してるんだが、そのフォームに合ったというのもあるのかもしれない。

 

要するに推進力っていうか前に進む作用がすごくて。

ストライドがいつもより15cm伸びててビビった。

 

逆に、いつもより滞空時間があきらかに長く感じて。

大げさでもなんでもなく空中でバランスを崩しそうになったり、滞空時間の長さの分、脚が前に出せてしまうので、着地を重心近くに戻す?のに気をくばったほどであった。

 

 

悲しいのは、肉体の慢性的な劣化wで。

脚力も心肺も衰えきっておるので太ももにキチャッたり、言ってもいつもよりペース早めなので心肺が先にイッちゃったりして、「シューズを使いこなす」とは違う意味でシューズの性能を味わうことができなかった。

 

 

そんなこんなで、サブフォーペース(キロ540)ぐらいのつもりがキロ5で終了。

そのうち、もっと速いペースで走ったときの感触も試してみたいなっておもった。

 

 

あとひとつ。

現在のナマクラなキクチは、走るたびに肩甲骨まわりとか太ももとかふくらはぎが筋肉痛になって。

それは毎回新鮮というか、生の喜びを感じられるというか、てめえ運動不足いい加減にしろよって感じなんだが。

 

翌日に脚の筋肉痛がまったくなくって。

「じいさんは筋肉痛、翌々日にきたりするからね」ナドトうそぶいてたのに、翌々日もまったくふつう。

 

これって、なんなんだろね?

クッション性能なのか何なのかよくわかんないケド、「テンポネクストを履いてたから」という理由はじゅうぶんに成り立つとおもう。

 

(筋肉痛が来なかった要因には、最近、柔軟とかストレッチを激増さしてるってのもあんのかもしんないが、話がブレるので措く)

(柔軟とかストレッチについては気が向いたらそのうち取り沙汰すか取り沙汰さないかする)

 

 

おまけにっていうか。

もう1回違う日に、おんなじ距離をゆるゆる走ってみた。

 

上記した、せしめた当日の火曜ってのは言っても「ニューシューズキター!」ってんで無意識のうちにてんしょんがあがってしまったのかもしれないし、それゆえいつもよりちょっとがんばっちゃったのかもしれない。

 

「前に跳べる感触」がうれしくて、跳ぼう跳ぼうとしちゃったかもしんない。

 

テンポネクストの真の実力をみるにはもう一度、冷静に「ちゃんとゆるゆる」走らないと比較になりえないんじゃねえか?

 

ってんで。

 

 

冷静に忠実に、ゆるゆる走ってみたらば。

やっぱキロ15秒は速くなるし。ストライドも10cm以上長い。

筋肉痛なんか、あろうはずもない。

wktkがとまらない。

 

今週は、「走りたい」ってよか「このシューズを履きたいっ!」って理由で走りに出てた。

そういう衝撃のシューズ。

 

じぶんレベルではレース用としてもじゅうぶんなんだろうが、おんなじNIKEのペガサスみたいにカカトまでけっこうがっつりアウトソールが入ってもいるので、ふだん走りにガシガシ使うのがいいような気がする。

 

 

そんなんわけで。

ろくに走りもしてねえし、24000ナンボっていうけして安くない価格なのに、もう一足せしめちゃおうかなあとか考えておる。

 

そういう衝撃のシューズ。

走っててワクワクできるシューズに、ずいぶん久々に出合った。