もうひとつは「躊躇なくペースを落としたこと」。
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タイム的な目標はなかったので。
体感でちょっとムリをしてるなって感じたら。
躊躇なくモリモリ、ペースを落とせた。
実際、6k手前の口の堀陸橋を下って西大通に出たところで。
あ、なんかきょうはカラダが全然動かねえしトイレ行きてえし、ってなって、大幅にペースダウンしていつかくるであろう時を待った。
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魔物っつうか。あるあるっていうか。
レースってへんなアドレナリンが出てるもので。
序盤、想定よりちょっと速めに推移したとすると。
「おれあたし、きょうこれでいけんじゃね?」
すっとこどっこいな勘違いをしちゃったり。
あまつさえ、基準がそこになっちゃって。
ペースを落とすことに抵抗を感じてしまう。
あの謎のてんしょんは魔物じゃん?
「タイムの貯金できるし。」
ナドト、源氏物語絵巻をくりひろげて。
そのダメージが後半にスマッシュヒットして全面的に後悔し倒す、みたいな。
後悔したときにはもう遅いぜ、みたいな。
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それがいいとか悪いとか、よしんば揶揄りたいとかけしてじゃなく。
それって、いわゆるひとつの気負いじゃないすか。
きょうのキクチには、そんなのまったくない。
ってのが奏功した。
そこらへんのペース落とす勇気?
に超絶勇敢、あるいはベリーブレイブだった。
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まあ、そもそも準備段階で最長20kちょいしか踏めなかったし。
いやおうなく42.195kという距離に臆病になるわけで。
なにより、41k地点にいらっさるであろうロッキーおじさんにほがらかにご挨拶するってのがきょうの最大にして唯一の目標だったから。
戦い方?として、至極妥当だったんだろう。
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いや、「タイム的な目標はなかった」言いつつ。
やっぱ最低限、4時間はかかりたくなかったし。
ロッキーおじさんにご挨拶はちゃんとしたうえで、3時間50分切りてえ。
切れたらオレカッケーっておもってたんだけど。
あくまで、それは最高の妄想で。
ヤリたいけど、こだわらないというスタンス。
それがまあ奥さん、手元の時計にしろ達成できちゃったもんだから。
こうして、だらだらだらだらふりかえりたがってるわけですw
ジコマンバンザイ!
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。。。
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タイムロスを気にしないって意味では。
今回、レース中にトイレ行った回数のPBを叩き出した。
まさかの4回。。。
むかし、板橋cityマラソンで打ち立てた3回という金字塔を打ち破る。
空前絶後の大記録www
たぶん、キプチョゲも絶対破れない。
5k手前で行って。
8k、11k、18k、だったかな?
イッヌが、おさんぽでマーキングをするのがてめえの縄張りを誇示する活動だとするならば。
キクチ、つくば市をすげえシメとる。
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さすがに4回は想定の斜め上だったけど。
とりわけ、序盤から中盤までどうしようってくらいカラダが動かなかったので。
結果的に、気分転換のいいチャンスとして使えた。
「戦略的トイレ」とか、なついな。
ガーミンヌの経過時間/移動時間/休憩時間によると。
4回のトイレで3分あまり止まってたらしい。
つまり裏側から見れば、3分あまりの脚の休憩と脳内をリフレッシュする時間を取れたってことで。
それがあったからこそ後半がんばれたのかもしれないが。
にしても、多いよな(長いよな)。。。
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前エントリーでほざいたとおり。
この一連は、後学のために書き留めてるって意味合いを含んでるんだが。
「レース中にトイレ4回」を今後に活かせる要素って、はたしてあるのかい?