つくばマラソンから一夜明けて。
カラダがガッタガタだ。
ふだんマラソンを走ったあとでも、
あんまキンニクツウにならないのに。
いま、キンニクファイブ、ぐらい。
「キクチ山田ヒロシとノットクールファイブ」
ぐらいのワワワワー、だ。
早く次に向けてジョグ再開したいぜ。
何を言ってるんだろう。
*
というわけでございまして。
たけしなていで。
ゆるゆるふり返ってく。
2015つくば、シリーズその1。
レース経過をば。
と、その前に、ジャーン(↓)。 ====
ネット3時間11分55秒。
グロス3時間12分51秒。
ホワイ、なんでいまさらランナーズアップデート(RUD)?
*
以下、
タイムはそれぞれ
左ラップ、右スプリット
上段ガーミンヌ、下段は公式のグロス。
ガーミンヌでは、総距離42.41km。
現場の距離表示とのズレは前半30mホド。
後半はみるみるズレてって最終的に400mホド。
*
想定(いまさら、ホンネのホンネ↓)。
松:3時間3分以内
竹:3時間5分
梅:PB(3時間7分10)
タイム以外の野望としては
「筑波大学の構内に入ってからのスライドで、ぬまっちさんとmotoさんを目撃する」
「どんなにへたばってても、29kと40k地点は笑顔ウルトラZで通過」
いや、コレは2週間前に立てた野望。
なお、スライドは39k前後の2k弱。
当日現在バージョンは、コウ。
松:ヒトケタ
竹:女性の国際(3時間15)
梅:つくばPB(3時間21分31)
「何があっても絶対に歩かない」
「何があっても最後は召されるんじゃないかぐらいまで本気出す」
*
スタート~5km
22:47/22:47(4:45、4:30、4:37、4:27、4:28)
23:49/23:49
スットコドッコイな勘違いをしてて。
会場着が大幅に遅れる。
ソッコーで用意して、荷物を預け、
途中でトイレに寄ることを前提に、スタート。
その時点で尿意はなかったので、
「どこでトイレをカマすか」
を、戦略的にうまく取り入れてこうと、プラス思考。
*
筑波大を出るまで。
ものすごくよゆうな感じで進む。
ただ、構内の段差がこわかったので
よくないことだとおもいつつも、常に下を見ながら走る。
きょうの巡行ペースを探り探りの区間。
前エントリーのくり返しになるが
スタートラインを超えた直後、
「キクチ!」って沿道からの声。
ふり返ると、コッコさんだった。
なんだかすげえうれしくて、涙が止まらなくなる。
同時に「3時間後にどう、全力を尽くし尽くして死のうか」
全力を出しきる覚悟をキメる。
*
5k付近、保育園のあたり。
どう考えても見覚えのあるひとだな。
みそらさんだった。
声はかけずに、そのまま
ツーケー的なパーツを凝視しながらずっと行こうかな。
いっしゅんおもったが、これ以上キモがられてどうする。
いや、そんな死にかたも悪くねえぞ。
ナドト、脳内を何周かしたのち
なんだか恥ずかしくなって
けっきょく声をかけぬまま、通りすぎる。
*
5~10km
22:35/45:22(4:34、4:30、4:24、4:31、4:36)
22:36/46:25
5kすぎ。
口の堀陸橋を渡って西大通へ。
まだ巡行ペースを探しあぐねてる。
「4分30台はみない」ように進むか。
「4分30前後」で進むか。
「4分30はぜったい切らない」ように進むか。
カラダは軽いから「4分30台はみない」
だとしてもムリしてる感はノットアットオール。
「4分30前後」でもよかったんだケド、
「4分40台はみない」で進むことにする。
3年ぶりのつくばでどうしても
「後半爆上げ&40kからゴールまで8分台」
をしたいと、念には念を入れて。
スタミナに不安あったし。
*
7kぐらい。
「キクチさん! すきです(はあと)」
声をかけられる。
「おいおいおい。こんな道の真ん中で、なんだい?」
左をみると、ど真ん中スタッライク、ジャストコレズバリなビジョ。
きぐまさん、だ。
照れすぎて、超絶人見知り発動。
200mぐらい並走するも
ほぼ喋れない間の悪さが気になっちゃって
「飴、いります?」
とか、謎の行動。毒入りはちみつ飴を押し付ける。
見栄をはって、そのまま先行。
なお、かけられた声の後半部分は
夢あるいは妄想、あるいはフィクションだ。
*
9kぐらいで東大通へ。
4分30台後半と決めた巡行ペース。
ムリにそこに合わせにいってるわけではないが
さほどラクでもない。
「きょう、調子よくないなあ」
とか考えてる。
*
10~15km
23:41/1:09:03(4:37、4:35、4:28、4:29、5:32)
23:52/1:10:17
そのまま巡行。
ここらへん、地味にコース変更されてて気分的に走りづらい。
そろそろ、戦略的トイレを考えだす。
「次、見つけたトイレで行列がなかったら入ろう」
とかおもってると、15k手前
そんな貴男(アナタ=おれ)の理想にピッタリなトイレ、ハッケン。
ゆっくり慎重に、放出する。
スタート前に行かなかったので、
おれのタンクが想像以上にキャパキテマス状態だったようで。
毎秒30リッターぐらいの放出力なのに
いつまでも出つづける。
コースに戻って時計をたしかめると
1分15秒も経過。
「キロ10秒あげて、7kで挽回しよう」
ということにする。
*
15~20km
22:11/1:31:14(4:19、4:22、4:25、4:30、4:35)
22:16/1:32:33
「キロ10秒あげよう」
ってイキゴムも、なんかちょっとムリしてる感じ。
ペースもしぜん、落ちてって、元に戻る。
19kぐらいから未知のコースに突入して、20k通過。
「あれ? もう20kかあ」
っておもう。状態がいいときのパターン。
*
20~25km
22:39/1:53:53(4:30、5:09、4:17、4:19、4:24)
22:44/1:55:17
スタートからほぼ抜きっぱなしで。
第1次トイレから復帰後、デジャブかってぐらい、
おんなじひとをもう一度パスしてる。
も、なんだかもう一度、トイレに行きたくなる
の、想定外。
弱ったなあとおもってるうちに、ハーフ通過。
手もとの時計で1時間36分30秒ぐらい。
(グロスで1:37:27)
トイレの75秒をひけば、95分前後。
いい感じじゃんか。
*
ハーフすぎ。
そんなおれの貴男(たかお)にピッタリのトイレを再発見して
迷わず突入。
第1次は大用しかなくて。
「ドア閉めて、鍵かけて、用たして、鍵はずして、ドア開けて、出る」
というのが地味にわずらわしかったが。
第2次は、ドアのない立ちション仕様。
「さて、こっからどうすんべ」を慎重に考える。
ムリしてるつもりは皆無なわりに。
考えてるじぶんの息、わりと弾んでる。
でも。
「RUD的には、『こいつペース安定しねえなあ』って感じなんだろうな」
「ネガティブをキメるとすると、ハーフ直後でトイレいっちゃったのは、すげえロスだよな」
とか、余計なことを考える。
あっ、おれ、すげえよゆうあるな。
気づく。
「来春につなげるために、後半のハーフは80分台をキメよう」
決める。
とりあえずしばらく、4分20前後でどーんといってみよう。
欽ちゃんなていで、決める。
*
コースに戻る。
ロスは50秒ちょい。
2回合わせて、2分以上のロスか。
トイレ対策って大切だよね、でも、過ぎちゃったことはもう、仕方ないよねっておもう。
29k地点にムネコフさんがいらっさるはずだ。
22k以後、「あと7k」的な
ムネコフカウントダウンを楽しみに、進む。
脚もわりと動く。
脳内でジョックロックが鳴りはじめる。
キタキタキター! この感じ。
「いやいやいや、それはまだ早えよ」
強制的にシャットダウンする。
25kすぎの起伏が見えてきたが、大したことなさそうだ。
おら、なんだか、わくわくしてきたぞ。
*
。。。
*
あっ。レース経過の記録って、
後から見直したとき的にも
一気にやっちゃわないと、つごうがよくない。
んだが、想いがつおすぎて、長くなりすぎる。
てなわけで、きょうはここまで。
次回は怒とうの後半戦へ、つづく。