キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

(短信?)レース経過 2017つくばマラソン

走る前のモクロミと
短信的に5kごとの経過を。

まずこのエントリーで全体像をさらしといて
次以降、細部をクドくふり返ろうっていう
使えるものはぜんぶ使おうとする
前にどっかで見たような気もする
クソあざといやりくちナリ。
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2017つくばランナーズアップデート
ネット3時間04分52秒。
グロス3時間05分47秒。

このタイムをどう考えるか。
まあ、とりあえず措く。



事前の設定。
ハーフまで巡航キロ4分25。
5kのラップ、22分。

中間点から「これからハーフマラソン」として。
後半ハーフを90分カット。
ホンネは87分。

トータルで3時間03分めやす。
05分は割りたくないなあ。
もしフタケタかかったら
おめえなんか走る価値ねえ、死んじまえ。
わかってるよな。という。

もしいけそうだったら、3時間をカット。

そしてなにより、
「トイレ(なるべく)いかない」



トイレ、行っちった。。。

去年とおんなじ、19k地点。
おれはパブロフかとおもた。

。。。

いいから、早く経過やれよ。
短信じゃねーのかよ。

はい、はい。



以下、
タイムはそれぞれ上段ガーミンヌ、下段は公式ネット。

ガーミンヌでは、総距離42.27km。
現場の距離表示とのズレは
20kまで10m、以後だんだん広がってった。

前半を「寝て」走り。
後半をハーフマラソンだとおもって走る。

大ざっぱすぎるぜ。
というわけで(?)、経過ダイジェストズドン。



スタート~5km
22:21/22:21(4:38、4:23、4:35、4:22、4:23)
23:23/23:23

Bブロックの真ん中ぐらいから。
フジヤマさん、ウシさんと並んでスタート。

サブ40のフジヤマのヤロウが
なんでこんなとこにいるのかワケワカメw

でも、おかげでいろいろ話せたことは
いろんな示唆にも、魔術にもなった。
そんなフジヤマジックは、後エントリーで。

スタートして、寸詰まりで進めないが。
レースのてんしょんで、
それが時計的にどういうペースなのか
まったくつかめない。

「とかいって意外と速いんじゃないの?」
ってったら、1k438。

いきなり13秒のビハインドに、ビビる。

以後、出入りの激しいペース。
「体、すげえ重い」
「完走できるのかな?」おもいながら進む。

想定を全面的に考えなさなくちゃいけねえの
とか、おもいながら、進む。



5~10km
21:58/44:19(4:29、4:18、4:22、4:24、4:25)
21:57/44:25

口の堀陸橋を下り、
いよいよつくばマラソン本チャンスタート。
って気になる。

陸橋の下で、ぬまっちさん。
ぬまっちさん、本気出すと腹の底からの声。
すげえでけえのな。
「おれ、がんばろう」おもう。

この区間はすげえ地味に起伏してて。
すげえ、苦手。

6kぐらいかな。
沿道にほしこさんを見つけて
超絶てんしょんアップ。

なんだけど、あいかわらず低調。
まじやべえなきょうは。おもう。



10~15km
22:00/1:06:19(4:26、4:26、4:20、4:22、4:26)
22:03/1:06:23

おんなじ。
結果論的に想定ペースだが、どうもノレない。

官九郎さんと2、3k並走する。
「同時に15kの計測マット踏みましょうぜ」
ってって、足並みそろえたり
オールスポーツの撮影ポイントに
いっしょに収まろうとする。

とかして「楽しいじぶん」を創り出そうと必死。



15~20km
23:00/1:29:19(4:24、4:26、4:21、5:27、4:22)
23:07/1:29:30

「きょうはこのまま低調なのかな」
「ハーフから切り替えよう」
って、軽くパニくってる区間。

「これは戦略的トイレだな」ってんで
19k手前の去年とおんなじトイレにイン。
今年も待ち時間ゼロのラッキー。

軽い気分転換のはずだったのに
トイレしながら、鏡越しにコースが見えて。
15k地点以降、先行してたはずの
官九郎さんが通り過ぎたのをながめる。
小がとまらねえ。小の活力がすげえ。
75秒ものロス。

トイレから出ても
チェンジオブペースにならなかったので
とりあえず、ハーフまではがんばってみよう作戦。
ってことにする。



20~25km
21:38/1:50:57(4:24、4:19、4:13、4:23、4:19)
21:39/1:51:09

ハーフを通過して
「ここからたったのハーフマラソン」
って、気持ちを切り替える。
はなもものときとおんなじ自己暗示。

も、はなももとようすがちがう。

じぶん比、ペースアップするが
ちょっと無理してるかんありあり。
「後半ハーフ87分」とか
朝、陣地で官九郎さんとニッキーさんに
フイたものの。
フイたことを大後悔しながら戸惑う。

24kすぎで、伯父とムスメっこの応援。
とりあえずいまできることを
先のこと考えず、一歩一歩してこう。
っていうふうに、ふたたび切り替える。



25~30km
21:36/2:12:33(4:19、4:14、4:24、4:19、4:20)
21:48/2:12:57

とりあえず420は見ないって方針で。
って、見まくりじゃねーか! ナドト
セルフツッコミしてるうちに
ちょっと楽しくなってくる。

しかし、今回のつくば。
着地点がまったく見えない。
このまま終わっちゃうのかなあ
って、ネガティブスピリット大炸裂。

つくば市役所の折り返しに向かうスライド。
入り口でムネコフさんが見つけてくれる。
「キクチー!」



コウ、呼び捨てされたかったのかもしれない。
気持ちが入る。

でも、ペースが変わらない。

折り返してふたたびムネコフポイント。
ヒサシさんもおっとさんもいるじゃねーか。

ちゃんと応援してるかれら。と、おれ。
おれは何をやってんだろう?
てめえのがんばるってのは口だけかよ。
泣きながら、ジョックロックを脳内で
大音声再生。

ムネコフさんと交錯するときの、あるやりとり。
そして、通り過ぎてからの「ムネコフ追い声援」。

去年おととしと違うおれを見せなきゃな。
申しわけ、たたないよな。
ありさまなてめえなんかを応援してくれるし。
ってことに、いろいろ考える。



30~35km
20:56/2:33:29(4:16、4:19、4:04、4:12、4:05)
21:02/2:33:59

今回、最重要区間と考えてたとこ。

なんだが。やっぱり。
ペースは上げられないし、どうにもならない。
いるはずのないマルコリーニを必死に探す。

もう、おれみたいなヘタレは
よっぽどのことがないと、このまま終わる。

とかおもって沿道をみると。
過疎ってるとこにマーマンさん。
ちゃんと気持ちを入れることにする。

こっから、独り言絶叫が増える。
「おめえ勝負しにきたんじゃねえのかよ」
「おめえのいう勝負ってそんなんなの?」
「ここをがんばるって言ってたよな?」
「いま、前に見えてるやつ、全員抜くんだよな?」

100歩ごとぐらいに、てめえを𠮟咤する。
「いまがんばんなくて、後でがんばれるわけねえぞ」
「てめえの今年のつくばを始末すんのはココ、な」
「ここで調子乗ったら、いっちさんに会えるぞ!」

35k手前の村大応援団。
集団をかきわけて左に寄る。

去年より、おれにちょっと元気が残ってる。
去年はここで力尽きたが
今年はここからもっとがんばれる。

通りすぎるとき。
「キクチ、今年は勢いある!」
ぬまっちさんの声が心に響く。

そうやって、国土地理院の三叉路を左にカーブ。



35~40km
21:39/2:55:08(4:17、4:19、4:20、4:16、4:27)
21:34/2:55:33

残り5k地点。
クソつれえ。

実際もんだい、30k以降。
5kごとのラップは19分台でいこう
おもってたんだが。

そうもいかなそうなので、現実を考える。
いまのじぶんの余力では430キープが精一杯。
でも、それじゃつまらない。



この地点の残り5kとか4kとか
クソ長く感じる。

きうじそこで出現の、ナイスゼツミョー。

想定からしたら
情けないゴールタイムになりそうだが
てめえの心情にちゃんと始末つけよう。

いま、現実に目の前にある一歩を
ゴールまで一歩も悔いを残さねえ。

とか、クソカッコつけつつ、進む。



つくばマラソンは、キホン。
コースはずっとフラットで走りやすいんだが。

終盤、筑波大学のキャンパスに戻ってから
とくにすげえ長く感じるのね。

なので、どう根性だすかってことなのに
応援はもう、誰もいない。

こっからがてめえの真価なはずなんだが。
05分カット、だいぶキビシイ。



どう、今年のつくばを燃焼する?
困ってたら、いるんだよね。

ほしこさん、いるんだよね。

ほしこさん、「キクチがんばれ」
って、言うんだよね。おれなんかに。

そりゃ、困っちゃうよね。
がんばんなきゃな。
そりゃ、おもいますよね。
こんとき、キモいぐらいほしこさん
眺めちゃったんだが。

やっぱり、ビジン。
とかいうおれは、ホント、キモい。



40km~ゴール
4:26、4:15、1:02(3:49)(42.27km)
09:19/3:04:52

「3時間05分はカットしなきゃ」
なんでそうおもったのか、わからない。

でも、そこをよすがに出力100。
なんでマラソンなんか走ってんだろ?
おれが「この1秒削り出す」しても
そこに大した意味ないじゃないすか。

っておもいながら、1秒削り出そうとする。

後悔したくないから、余力はビタ一文残さない。

って、くだらない気持ちを抱えて
青い空が黄色く見える感じでダッシュしてゴール。
疲れた。ほんとうに、疲れた。



今年のつくばマラソン。そんなんわけで。
ぜんぜん楽しくなれなかった。
タイムも、しょぼい。

でも力を振り絞れて完走できたのは、なんでか。
あとはテキトーに流しゃいいやっておもいつつも
いまのぜんぶを出しきれたのは、なんでか。

そこにマラソンの意味があるんだろうな。
おもったりおもわなかったり、する。

なんだよ、きょうも事務的なていで
けっきょくポエムなんすか?