きょう火曜は勤労感謝の日で休み。
日曜は日曜のくせに。
「明日いちにち働いたらまた休みだぜ♪」
ウキウキしてて。
月曜は月曜で。
「一週間のはじまりなくせに、明日は休みだぜ♪」
ウッキウキしてて。
でいて、さっき(火曜の夜)。
「うわあ、きょう火曜じゃねーか!」
「今週、明日からあと3日もあるじゃねーか!」
「なんとなくごまかして、なんとかきょうを水曜か木曜ってことにしてくれませんかね?」
って、わりと切実になった。
。。。クッソどうでもいいな。
*
休日の朝にもかかわらず、
きょうのキクチはパキッと目覚め、
テキパキと身じたくを整えて走りに出た。
にょうぼうに「どうしたの?」って言われて。
「いやあ、ぼくってジョギングが趣味じゃないすかあ」
っつったら、言ってる意味がまったくわからないみたいな顔をされた。
おれ、何かおかしなこと言いました?
*
外に出て、ランニングウォッチのGPSを捕捉し、ジョギングを始めた。
目的地は駒沢公園。
*
数日前。
きょう、高校生のアメフトの関東大会準々決勝が駒沢公園の中にある第二球技場でおこなわれると知って、見に行こうとおもったのだ。
*
ただ。
いらねえ情報その1。
コロナっていうこんなご時世だからか。
公式サイトをみても「準々決勝がおこなわれる」とあったものの、それぞれの試合時間は公開されていない。
むろん、無観客試合である。
ひとつ、勝手に思い入れてる学校があるんだが
そこがいつ登場するのかはわからない。
ただ、ドロー表からなんとなく。
1試合目じゃないかって気がしてた。
っていうのが、朝からそそくさ出かけた理由。
*
いらねえ情報その2。
駒沢公園には何度か走ってったことがある。
それによると、公園に入ってからしばらく奥に進む「ぶた公園」までちょうど8k。
第二球技場はもうちょい手前の、ジョギングコース沿いにあるので8kはないにしても、往復で15k以上にはなるであろう。
いまの?キクチにとって。
通常、ジョギングする距離は5〜8k。
「けっこうがんばりましたよね」が12〜15k。
なので。
途中で止まるにしろ、往復だけで15k以上というのはけっこうな偉業だ。
*
あまつさえ。
「駒沢公園ひさしぶりぃ!」ってんで、行ったら行ったでジョギングコースを走りたくなるだろうし。
前エントリーでほざいたように、川崎国際ハーフのオンラインは駒沢公園のジョギングコースでやろうとおもってるのでその下見的なこともしたい。
あんど、実際に現地に着いたら、てんしょんが上がって走りたくなっちゃうかもしれない。
てんで。
仮に公園を3周(2.1k×3=6.3k)したとしても、往復と合わせるとハーフ相当の距離を走ることになる。
ここ数年の最長不倒というか、オーバースペックである。
*
。。。
*
別に走ったことをメインに書きたいわけではないので措く。
きょうの出来事はじぶん的に示唆に富んでて。
書くべきことがいっぱいあるなかで。
書くべきことの輪郭を浮き立たせるために
「日記的に時系列になることだけは避けたい」
とだけは固く心に誓っていたのだが。
いまんとこカンペキに、
時系列のただの日記じゃねーか。。。
*
おうちと駒沢公園を結ぶホットライン上に。
父の実家(だったところ)がある。
「だったところ」ほざくだけに。
いまはもう縁もゆかりもなくなってる。
バブルの末期、キクチが中学のころ。
伯父が事業に失敗して土地も建物も手放してしまったからだ。
きょうビックル(?)してにょうぼうに送ったLINE(↓)
1階が「まいばすけっと」っていうスーパー?コンビニ?になっておった。
ここはキクチが幼少のみぎり、毎週あそびに行ってたところで。
川を渡ってすぐの高津に住んでおったので。
伯父は鍛冶屋で鉄工所をやってて。
鉄工所の2階で下宿屋もやってて。
その一室が父親の仕事部屋だった。
キクチが小5ぐらいのときだったかな。
伯父がいとこ(伯父の長男)と建設会社に鞍替えして。
そんとき、住居とこうばをつぶしてこの6F建てのビルに建て替えた。
1Fが駐車場。
2Fが建設会社のオフィス。
5、6Fが伯父といとこの長男の住居で。
4Fが父の仕事部屋。
いまでこそまわりにもっと高いビルや
でっかいマンションが建っちゃったが。
昭和末期当時は近所では群を抜いて高い建物だったので
関係のねえキクチもちょっと誉れだったし。
伯父の住居や屋上から
特等席ばりに二子玉川の花火が見れて。
ちょっと誉れだった。
「エレベーターを動かすと」
「5Fまであがってくるたびに電気代が100円もかかるのよ」
伯母が言ってたのが印象的だった。
*
で、けっきょく。
このビルに伯父は3年ぐらいしかいれなくて。
もうまったく人の手にわたってしまったけど。
「ビルがまだ残ってる」
ってことが、1年に1度ぐらい駒沢公園まで走っていくときの生存確認っていうかなんかで。
きょう通りがかったら。
1Fがスーパー?コンビニ?になっててビビった。
じぶんがここに毎週行ってた昭和末期。
3件ぐらい隣に酒屋?乾物屋?があったので
まいばすけっとが入ってるのをみて
よくわかんない「ここじゃねえだろ!」感があった。
*
35年ぐらい経ってるから。
もう、よっぽど古い人しか、
「ここらへんにむかし、キクチって家があった」
ってことは知らないんだろう。
もう誰も知らないかもしんねえな。
いまはなんか高級住宅街だし。
3件ぐらい隣の酒屋?乾物屋?はもう、建て替えてしまってあったし。
正面にあった材木屋も、いまもあるけど、だいぶ前から旧来の材木屋じゃなくちょっと令和仕様みたいな企業体に様変わりしておるし。
*
ひとつあるとすれば。
伯父の次男(いとこ)が剣道の達人で。
そのいとこはいまは郊外に住んでるんだが。
ビルから100mぐらいのとこにある小学校の体育館で
当時からずっと、いまも毎週、剣道を教えてるらしい。
なので、いきさつは知らないけど「キクチ」を知ってるひとは
近隣の若者夫婦とか子どもたちにはいるのかもしれない。
これってなんかちょっとカッコいいなっておもう。
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話が横道にそれすぎた。
ここらへんを訪れると、なんかそういうことを想起する。
おじいさんなんだろうな。
マルコリーニ夫妻にお会いできたので、帰りに勢いで本家の墓に寄る。#いらねえ情報 pic.twitter.com/zLAgz8DFHV
— キクチヒロシ (@rFsPIZFyucNM3Z2) 2021年11月23日
*
。。。
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いまさら。
話を戻す。
駒沢公園に着いて第二球技場に着いたらば。
めあての試合はまだ第1クオーターの終盤であった。
それから2.1kのジョギングコースを2周したら
前半が終わって同点だったんで。
あと3周ジョギングすることにした。
マラソンのクオーター分。
公園までの往復もあるのに
キクチだてらにオーバースペック!
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5周し終えて。
試合がバッチリ見えるところに陣取ると。
第3クオーターの終わりぐらい。
アメフト的にはこれから勝負どころって感じだったし。
同点のまま進行してたので、おもわず最後までみてしまった。
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試合は同点で第4クオーターまで終了。
延長戦はタイブレーク方式。
敵陣のわりといいところからお互い攻撃する方式。
1回ずつオフェンスとディフェンスをしあう。
野球の延長戦とおなじく、後攻が有利である。
延長戦に入ると、あらためて先攻後攻を決めなおす。
思い入れのある方の学校が後攻になった。
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駒沢第二球技場で試合を見るのは二度目である。
一度目は、はあ、もうコレ11年前なんだな。
(初フルの直前だったんだな)
ってのは措いても。
あんときのギリギリの熱狂がキョライす。
。。。
とかっていう心象描写は。
ただでさえいらねえ情報だらけで長くなってんのにいらねえな。
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先攻の慶應義塾(塾高)。
最低限の?フィールドゴールを決めた。
FGの3点以上は取らないと負けてしまうオフェンスで。
駒場学園は果敢に攻め、ファーストダウンを更新し。
次のシリーズでタッチダウンをキメて試合終了。
野球でいうと逆転サヨナラホームラン。
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「無観客試合」といわれていたが。
キクチとおなじような金網越しには、
選手の親とおもわれるひとがけっこういた。
その親どもがどっちの親かは知らんが。
キクチはどっちの親でもないが。
逆転サヨナラタッチダウンの瞬間は、雄叫んじまった。
義弟、おめでとう!
きょう、たぶん神奈川ナンバーワンを破り。
(今年はコロナ禍だから、どこの都県も関東進出校を決めるまでの戦いで、たとえば4校が関東大会に出る東京は準決勝以降はやらなかったわけですよ)
(おんなじように、関東大会に2校が進める神奈川も決勝がおこなわれてないがたぶん塾高が1位扱いだったはずで)
次戦はここ数年、クリスマスボウル(全国大会決勝)を連覇してる絶対王者、佼成学園との大一番。
観に行きてええええ!!!!
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。。。
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そんなん感じで。
義弟はアメフト畑のひとで。
キクチがアメフトをみるようになったのもその影響で、にょうぼうとお付き合いをするようになってからで。
実際の観戦にはなかなかいけないんだが。
義弟がかかわってきた高校とか大学の試合はネットでチェックはしておる。
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いっぽう。
キクチは「居酒屋でナイターをくだ巻きながらみてるおじさん」レベルの文科系にんげんで。
義弟は体育系オラオラど真ん中にんげんなので。
正月、にょうぼうの実家に帰ったときにもこっちから必要以上にそっち系の話を振ることはない。
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それはおそらく、オラオラにビビってるというよりは、出くわしてから四半世紀も経っているにもかかわらず距離を縮められない、キクチの超絶人見知りに由来しているんだとおもう。
(アスリートとして指導者として義弟をリスペクトしてるっていう意味も多分にあって、ドシロートの居酒屋ナイターおじさんが気安くその道の話を振るのはいかがなものかとおもってるってのもある)
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すんげえ長くなっちゃったが、何を言いたいかというと。
そういう超絶人見知りっていう性質は、ほんとうにわずらわしいなっておもうわけですよ。なんかもったいないんだよね。