キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

世田谷246ハーフの応援

予告通りっつうかなんつうか。

世田谷246ハーフを折り返し地点で応援してきた。

いらねえ情報的には。

(あんまおおっぴらに言うことじゃねえが)

キクチは往時のように。

超絶豪邸から100mちょいの折り返し地点に応援にゆく気マンマンである。

サッコンの情勢もそうだし。

当該ウェブサイトをみても「無観客開催」「沿道での応援はお控えください」だの書かれてあったので。

警戒しつつ。

 

 

警戒ってえと大げさだけど。

世の中、どんなひとがいるかわかんないし。

自粛なんたらみたいなひとがいたらやだなあってんで。

 

「ふつうに出歩いてて、たまたま出くわした風」

をアッピールするために、普段着。

コートとスキニーなパンツを身にまとう

(これまでなら、ジャージ上下みたいな運動っぽいいでたち)

というトンチンカンな警戒っぷり。

 

警備のおまわりさんなんかに。

「あなた、何をしてるんですか?」

なんて言われて。

「さては、応援だな!」

なんて囚われたらどうしよう!?

 

gkbrしつつ。

 

カープ菊池ユニフォームは丸めて手に持ってて。

よしんば何か言われても「いや、たまたま通りかかっただけっすから」言えるようなへっぴり腰でもって。

 

 

超絶豪邸から川を100mほど下ると、折り返し地点。

 

しかしして折り返し地点には。

おととし(去年は中止だから)並みに人だかってましたよね。。。

なんなら、チームTシャツみたいなのを着てあからさまに応援します!みたいなひともいましたよね。。。

 

おまわりさんとか運営スタッフのみなさんも、通常どおりチョーほがらか。

 

 

レースは8:30スタートで。

折り返し地点は9kすぎ。

大学生なんか9:00前に来ちゃうだろうってんで、8:45にはスタンバった。

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んで。

上記したように沿道の応援風景はいつもどおりな感じで安心した反面。

キクチはカモフラージュするために、すげえ平凡な普段着だもんだから。

 

逆に、カープ菊池のユニフォームをいつ羽織るか。

みたいなタイミングをすっかり逸してしまって。

 

だって、濃紺のコートの上にいきなり赤いレプリカユニフォームを羽織り出すのも、「ちょ! ぽまい気合いバリバリじゃねーか!」っておもわれたら恥ずいし。かといって、カープ菊池を身にまとってますって言っちゃったから丸腰のまんまいてもしようがねえじゃん、ってのの板挟みで。

 

先頭集団が見えたとこで、あわてて羽織った。

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(↑)写真がクソへたっぴいだ。

言い訳すっと写真特有の、あるじゃないすか。

「肉眼では近いのに写真撮るとあんがい遠い」みたいなやつ。

ジャストコレズバリ。

 

ちなみに、手前の柱のそっち側に「9k」のプラカードを持ったひとが立ってる。

右の壁に白い点みたいのがあんじゃん?

それがいちばん上の写真の9kっていうめじるし。

 

 

沿道にはいつもどおりの人だかりではあるが。

こんな情勢だと。

声を出すのはちょっとはばかられる。

 

ってんで。

最終ランナーが通過するまで、40分ぐらいかな?

手を叩きつづけたら手のひらがじんじんした。

終わってからみたら、全体的にちょっと赤く腫れてた。

 

 

のはどうでもいいとして。

「声援を送る」ってのが応援としていちばんわかりやすいんだが、声を出すのは憚られる。

 

ってんで、拍手で表現するしかないのをどうしたらいいか考えて。

ひとつは、実際に目の前を走ってるひとの103%ぐらいのピッチで拍手をしてみた。

ハーフで9kってえと、ちょっと中だるみ?疲れてくるころだから、

じぶん(走ってるひと)よかちょっとだけ速いピッチで音を鳴らせば、立て直す?シャキッとする?のの背中を押せるかもしれないってんで。

 

もうひとつは、ランナーに向けて手を突き出して、高い位置で手を叩いてみた。

このレースに1000人?2000人?参加してるのか知んねえケド。

せっかく応援してるので、全員一人ひとりに「おれあたしのことを応援してくれてる」っておもってほしかったし、実際にそういう気持ちだったから。

 

集団でいるところはなかなかむつかしいとこがあったものの。

とりわけ集団とかペーサーからこぼれかけちゃってるひととか、最終ランナーに近いぽつんと走ってるひとには、ちょっとは背中が押せてたらいいなっておもう。

 

いずれも、かつてのおのれが走ってた頃の。

「沿道に力をもらった」というクソつたない経験則から。

 

 

さて、今回の世田谷246ハーフ。

事前に出るということを知っていたのは。

はてブロのりるさんとマル夫さん(マルさんの旦那さん)だった。

 

 

りるさんは直接の面識はないのだが。

この辺境クソブログに「出るから応援しろや!(意訳)」ってコメントをいただいたのと、前日に当日のいでたちをさらしていらしたので、それを手がかりに。

まあ、人が多くてなかなか見つからなかったんだけど。

コースのこちら側(右端)に寄ってきてくだすって、ぶじ邂逅でけた。

まあいいやとおもって、ハイタッチさせてもらった。

 

あの後半キツいコースで自己ベストを更新しなすったそうで、いやはやまっことすばらしい。

 

 

りるさんはキロ4前後のペースでくるのかな?

とは、なんとなく予想がついたいっぽう。

 

マル夫さんは、よくわからない。

SNSやストラバ(ランニングアプリ)を拝見するかぎり、ご本人のコンディションはかならずしも絶好調ってわけでもないようだし。

かといって、けっこうちゃんとしたペースでインターバルとかしてらっしゃるから「誰かさんみたいな三味線を弾いてるのか!?」おもったり。

 

しかしして。

マル夫さんも、わざわざこっち側に寄ってきてくだすって。

しかも、立ち止まって何か声をかけてくださる。

「後ろから、上下ムラサキのひとが来るよっ!」

おっさって、さっそうと走り去っていった。

 

キクチは脳みその回転がきわめて遅いほうなので。

いっしゅん、何をおっさってんだかわかんなかったが。

少し経ってから「!!!」って気づいて。

 

上下ムラサキマンを待ち構えることにした。

 

 

そういえば。

あとでマル夫さんのツイッターで知ったんだが。

 

世田谷ハーフって、箱根の強豪校がこぞって出るようなレースで。

大学生の一線級→(ちょっと離れて)大学生の二線級→(だいぶ離れて)市民ランナーの速いひと

みたいな感じでやってくるんだが(中間点ちょっと手前で感)

 

大学生の二線級に混じって、やけに速い女性がいて。

70分前後のペースかな?

 

なんだこのひとは???

っておもってたら、どうやら岩出玲亜だったらしいね。

フォームが洗練されててむちゃくちゃキレイだった。

 

 

そうそう。

マル夫さんのちょい前だったか。

美女ガー(この言いぐさもナツいな)が

「クソ辺境!」って声をかけてくだすった。

 

むちゃくちゃうれしかったんだが、

こちとらそういう世界から遠ざかってだいぶ経ってしまったし。

まったく予想してなかったんでとんだ塩対応でゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。

 

こういう咄嗟のときに、

生来の超絶人見知りが隠しきれないんだなっておもった。

おもいましたとさ。

反省。

 

 

マル夫さんが通過してからしばらくして。

 

上下ムラサキのにんげん(言いぐさ!)が現れた。

やはり、マルさんであった。

実際にお会いすんのは、へたすっと3年ぶりかな?

こんなこと言うのはものすごく不本意なんだけど、マルさんの姿を認識したとき「あ、かっちょいいな!」っておもった。

 

 

それに反してっていうか。

たぶん、マルさんのほうが先にキクチのことを認識してくだすったとおもうんだけど。

だいぶ遠くから「キクチヒロシー!」っつってて。

「あたしゃ、完走できるかわかんないよー!」ほぼ絶叫してて。

 

ぜんぜん元気そうで脚も動いてるので

「大丈夫っすよ」ほざいた。

(結果、ちゃんとしなすった。すごい!)

 

 

なお。

マルコリーニが通過したあと。

コースで向かってキクチのちょい手前の沿道にいた老人ども。

「元気なひとだねえ」

「張り切ってるねえ」

おとなしく、沸いてましたよねw

 

 

長くなっちゃったけどつづけると。

 

キクチの応援ポイントは折り返し地点の50mぐらい手前。

公道から折り返して河川敷のサイクリングコースに入るので、サイクリングコースを下ってくときにももう一度エールを送ることがでけて。

 

存じあげてるかたには。

声がかけられないので、拳を突き上げるかバンザイをして送った。

 

りるさんも美女ガーもマル夫さんも、それに応えてくだすった。

というかむしろ、「そっちもくれ!」って感じだったんでこちとらも送りがい?があったんだが。

 

マルコリーニだけは無反応。

 

 

いや、コレ、何を言いたいかというと。

マルコリーニはたぶん、必死で戦ってたのね。

「こっからはじぶんの走りに集中して、ゴールを目指す」

っていう姿の雄弁さにちょっとだいぶ胸を打たれた。

 

なんつうか。

マルさんとは「もはや走ることとは遠ざかってる(やめてしまった)」

というぶぶんで、いい意味でもよくない意味でもシンパシーを感じる部分はあるんだけど。

 

やっぱりマラソンって観るものじゃなくやるものかもしれない。

ちょっとだけおもった。

 

 

あ、なんだか。

マルコリーニマンセー的な方向にいっちゃったんで。

次に宴席でごいっしょする機会があったら、反動でマルコリーニをおもくそdisりたいとおもいまーす。

 

 

。。。

 

 

応援してて。

いろんな刺激をもらった反面。

最終ランナーを見送るころには、疲れ果てちゃって。

「よおし、おれもジョギングしよう」

おもったんだが、おうちに戻ってグッタリしたままいちんちが終わった。。。

 

応援あるある?

 

 

そんで、おうちでネットをみてたら。

世田谷246ハーフ。

青山学院の1年生、田中悠登が優勝して。

ほか、青学のひとがのきなみ入賞したってんで。

青学マニアのコッコさんにLINEしてみた。

 

コッコさんはあいかわらず、激アツであった。

 

 

田中悠登の高校時代の指導者のこと。

岩手で開催されてる宮古サーモンハーフでも青学の選手が好記録で優勝したこと。

これもきょう開催されてるニューイヤー駅伝の関西予選での青学OBの走りっぷり。

箱根に向けての展望。

(あまつさえ完全に青学側の目線なので)

(「駒澤さん」とか言っちゃってねwww)

 

これが「居酒屋でナイター観ながらクダを巻く」レベルの知識しかないキクチには、ほんとうに勉強になるし、なにしろクソおもしろいし楽しいの。

 

 

その勢いでコッコさんが夜になってよこしたLINE。

超絶盲点www

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(岸本=箱根はたぶんエース区間の2区を走る。近藤=青学のスーパーエース。こないだ全日本で駒澤の田澤廉っていう学生ナンバーワンとバチバチやりあった)