キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

隔世遺伝

まーた、ムスメっこの話なんすけどね。

ムスメっこの性質でひとつだけ、よくわかんないとこがあって。

 

とりあえず、ムスメっこの性質をにょうぼうとキクチに振り分けてみる。

 

人当たりのよさは、にょうぼう。

まじめなとこは、にょうぼう。

コツコツやれるとこは、にょうぼう。

いきなり思い切ったことをやるとこは、にょうぼう。

 

臆病なとこは、キクチ。

走るのが得意(だった)とこは、キクチ。

 

姿かたちは子どものころは完全にキクチだったけど、長じてくるとともにじゃんじゃんにょうぼうのほうに寄ってきてる。

 

 

ひとつだけよくわかんない(どちらにも当てはまらない)ムスメっこの性質ってのは。

とにかく家にいないというとこ。

予定をぎゅうぎゅうに詰めていつも何かしてるとこ。

 

キクチは完全にインドア派っていうか、何もしないことが大すき。

たまに「ヒマで死にそう」って言うひとがいるけど、何を言ってるかよくわからない。

キクチにとってヒマってチョー養分だもの。

 

にょうぼうはキクチほどではないにしても。

根本的には体力がないので、土日のどっちかは1日中ガッツリ寝てたいほうだし。

連休で旅行に行ったとしても、最後の1日は翌日からの仕事なりにそなえてのんびり過ごすことにするほう。

 

対して、くり返しになるが。

ムスメっこはとにかく家にいない。

 

前にどっかでほざいたように、キクチにとって「レアキャラ」であるほど(自室に籠ってるのとは違う意味で)ふだん顔を合わせないし。

平日は学校と遊びとバイトで早朝早く出てって、真夜中すぎに帰ってくるような感じだから。家で夕飯を食うことはまれだし。

休日は夜にバイト入れてて、まかないを食ってくるからやっぱり家で飯食わない。

家の飯が好きじゃないわけじゃなく、外食が超積極的に前向きに大すきっぽい。

 

象徴的なのは、こないだのGW。

淡路島にいる高校時代の同級生のとこに遊びに行くってって。

前日の夜バイトして、いっしょに淡路島に行く王林ちゃん(に似てる高校のときのおともだち)と夜中に帰ってきて超絶豪邸に前泊し。

当日早朝、出てって淡路島を満喫し。

翌日の終電で帰ってきて。

その翌日(GW最終日)、キクチがわりと早めに目覚めたら、ムスメっこはまさに外出しようとしてるとこで。

「奥多摩にキャンプしに行ってくるう」って、また夜中に帰ってきて。

次の日、1限から授業という。

 

 

小中学校や高校や大学のおともだちと、それぞれまんべんなく遊んでて。

「そうやって、いっしょに会ってくれるおともだちがいるのはほんとうに幸せなことだ」って言うのはわかるし、親として何よりありがたいことなんだけど。

 

ムスメっこ、タフすぎね?

それはにょうぼうにもクソ父親オブにも、そなわってねえアビリティだぜ?

よしんば、隣のおじさんのアビリティなの?

 

「ほんとうにおれらの、とりわけキクチの子どもなの?」ずっと訝しんでたんだが。

 

ある日、キョライした。

「隔世遺伝」。

 

たしかにかに。

義父は「家で夕飯を食ってるのを見たことがない」にょうぼうが言ってたし。

とにかく家にじっとしていることはない。隙を見つけりゃガンガン外に出ていくタイプのひとであった。

 

うーむ、ファイナルアンサーっぽい。

というか、それしか思い当たらない。

知るかぎり、記憶にあるかぎり、ムスメっこの行動パターンはジャストズバリ義父まんまだ。

 

 

よくよく考えてみれば、ほか。

地元密着型なとこも。

人間関係をいちいち大切に、円滑に築いてるとこも。

なんか、やけに人たらしなとこも。

(にょうぼうにもおれにはビタ一文なくって)

義父そのものじゃんか。

 

隔世遺伝。腑に落ちまくる。

ほんとうにあるんだな。

 

 

義父とムスメっことは、残念ながら会うことはできなかった。

義父が2月のはじめに亡くなって。

その年の12月おわりにムスメっこが生まれたからだ。

 

まさにザ・ニアミス。

タイミングが絶妙すぎる。

 

もうコレ。考えようによっちゃ。

隔世遺伝っつうか、転生・生まれ変わりなのかもw

ムスメっこを見るにつけ。特に最近、

あながち、あながちなんじゃないかっておもえてきておる。

信じるか信じないかはry