おれちょっと、あまのじゃくなとこあるじゃないすか?
だもんだから、10年前は。
まだ朝ドラもドラマも観る習慣なかったし。
「あまちゃん」って朝ドラがすげえ話題を呼んでたんだけど。
近辺のSNSで「コレマジすげえんだって!」投稿するひとがいればいるほどヒイてたし。
甲子園の高校野球で、東北地方の高校をはじめとして。
「てぃりってぃってぃってぃってぃ、てれれれ!」
ブラバンがテーマ曲を演奏してるのを耳にするたび。
「そんなん知らんわ!」「ケッ!」ぐらいおもってた。
「はいはい。世間の流行に敏感にイッチョカミする的な、ありがちなパッターンね」と。
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でいて。
このクソ辺境でも何度か取り沙汰してきたように。
今回、「あまちゃん」の再放送を毎朝欠かさず観てて。
すっかり魅力に取り込まれちまって。
今週が最終週だったんだが。
今週のはじめからなんかずっと
「もう終わっちゃう!」
ロスを前倒しにしておった。
あと1週間ぽっちで終わっちまうとおもうと、もうあまロスが始まりかけている。
— キクチヒロシ (@rFsPIZFyucNM3Z2) 2023年9月24日
最終回を迎えたきょう。
「明日からぼくは、何を楽しみに生きていけばいいんだかわからないw」
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「あまちゃん」はその年の紅白の余興?が
「ほんとうの最終回」ってぐらいクオリティが高いらしくって。
そんな評判を聞きつけて。
さっそく、NHKオンデマンドで課金して観てみたら。
評判以上のシロモノで、課金の有効期限72時間を24時間あまり残しながら。
すでに10回以上は観た。
ぐらいの、あまロス。
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BS再放送の後枠は「まんぷく」らしくって。
「まんぷく」はリアルタイムで観てたし、むちゃくちゃおもしろかった記憶があんだけど。
(ヒロインのダンナさん役の)長谷川なんたらのカンペキな顔マネ「ダネイホン!」をマスターしてもいるんだけど。
そんなんわけで。
ダネイホンすら「あまちゃん」をカバーできるかどうかは、わからない。
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あまロスがひどすぎて、NHKオンデマンドで「ほんとうの最終回」(その年の紅白)を観たらさらにあまロスが深まる。ユイちゃんと鈴鹿ひろみにグッとくるな。
— キクチヒロシ (@rFsPIZFyucNM3Z2) 2023年9月30日
「あまちゃんを観たことがない」って、「あしたのジョーを読んだことない」並みに何らかを損してることになるとおもう。人生の必修科目。
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で、「あまちゃん」の何がそんなにキクチを虜にしたのか?
まんまと「あまロス」になっちゃってるのか?
どこがいったい、そんなんよかったのか?
ちょっと考え直してみたんだが。
「毎回がほぼ神回だった」っつう。
信者? 洗脳されとる? ぐらいのクッソつまんねえ率直な感想しか出てこなくてビビった。
(そんなドラマ、朝ドラってないのよ!)
(あの「おしん」だって、九州編はあきらかにクソ展開でいらなかったし)
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個人的にすきなシーンは。
(いちばん、と言えるかどうかわかんないがとりあえず最初に思い浮かんだのは)
鈴鹿ひろみの影武者を任された春子がうまくレコーディングできたとき。
スタジオの扉越しに春子にサムズアップした、若き日の太巻かな?
あれが、「あまちゃん」の物語のすべての起点なのかもしれない。
本編でもくりかえし再生されたシーン。
こんなんことを考え出すと、よけいあまロスが深まる。
(「見つけてこわそう!」ってのもいろんな意味で深いよなあ)
(じぇじぇじぇ! ギョギョギョ!)