昭和の頃、東急田園都市線の二子玉川園から渋谷までは新玉川線っておなまえで。
「しんたません」ナツい!
当時、小学生だったキクチは「しんたませんかっけえ!」ってなるわけよ。
二子玉川(園)以南の田園都市線は、おなまえのとおりトンネルとかいっぱいあるローカル線で。
渋谷からは地下鉄の半蔵門線と直通するっていうwktk感。
(最古の記憶だと)
(田園都市線の終点はまだ長津田とかつくし野で)
(半蔵門線の終点は永田町とか神保町だったような気がする)
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小学生キクチが新玉川線にwktkした一番のポイントは。
「駅ごとに駅のカラーが違う!」っていう
なんとも、小学生っぽいところで。
二子玉川(園)は地上だから無色?としても、
用賀、桜新町、駒沢大学、三軒茶屋、池尻大橋って、駅の色が変わってく。
(川崎市民だてらに川崎側から上ってゆくのだ)
用賀のスカイブルーは、まあいい。
別に用賀って街はむかしもいまもただの高級住宅街ってだけで。
それを色で表せってむつかしいから、無難なやつでいいのだ。
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桜新町で興奮は絶頂に達する。
「桜だけにピンク!」
桜新町も用賀とおなじくただの高級住宅街で。
あえて言えば「サザエさん」の舞台なんだが。
じゃあ「サザエさんは何色?」って言われても。
それは誰も正解を出せないような問いだから、「桜新町」って町名の字面だけでピンクというのは最適だとおもう。
(もっといえば)
(あ、それは後述す)
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ここからが問題(小学生だてらに)。
駒沢大学、グリーン。
まあまだいい、緑いっぱいの駒沢公園あるし。
ただ、三軒茶屋が、イエロー。。。
ファッッッ!!??
「お茶はグリーンだろ!」
あまつさえ、そもそも小学生的に「さんげんぢゃや」ってへんてこなおなまえにまず、ぜってーツボるのに。
その中核をなす「茶」を前面に出さねえってどういうことだぜ?
小学生は大いにとまどう。
桜=ピンクで最高潮を迎えたキクチの気持ちは
どうシマツをつけりゃいいんだよ!
(なお、池尻大橋の茶色なんてもう消化試合すぎてどうでもよくなってる)
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どうでもいい回り道をすると。
「桜新町=ピンク」は正しいんだろうけど。
それなら、春に桜が咲き誇る
用賀(の近くの砧公園)も、駒沢公園(の近くにある駒沢大学駅)も、意味的にはピンク候補たりうるし。
駒沢大学駅は「駒沢公園が近いからグリーン」じゃなくて。
大学名を駅名にしてるぐらいだから、
そこはスクールカラーの藤色だろ!?
ってなる。じゃん?
グリーンは三茶にゆずれよ、駒沢大学。
少なくとも、グリーンは三軒茶屋だよな?
このラインアップからすると。
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話のマクラとして、クソどうでもいい老人の昔話をしたら。
長くなっちった。
本題に至らず。
まあ、本題もクソどうでもいい話なんすけどね。
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。。。
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なお、「新玉川線」の「新」ってのは。
むかし、渋谷からニコタマまで路面電車「玉電(東急玉川線)」ってのが走ってて。
それのオマージュらしい。
1968年ぐらいの瀬田交叉点付近。
おそらく、環八と246の上にある歩道橋から、ニコタマ側を撮った写真だな。
wikipediaから拾ってみた。
右上に伸びてるのが、いまは立体交差になってるけどいまもまんまの246。
この丘を下ると二子玉川。
左にまっすぐ伸びてるのが玉電で。
三角のシマシマの向こうが「玉電瀬田駅」だったらしい。
いま交番になってるあたりかな?
(土地勘がないひと置いてけぼりでゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!)
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左端に電柱が連なってる、
4本目か5本目あたりが父の実家。
キクチはいまもここを本籍にしてる。
濃厚な元川崎市民で、いまは狛江だけど。
だって、「世田谷区瀬田」ってチョーかっけえじゃん?
大平首相も高倉健も住んでたし。