キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

文章で伝わるかわかんない話

「じぶんの視界はこういう」ってビジュアルで示せば一発でわかりる話なんだけどね。

 

わかりやすくしようとして絵を描いてみたら、マンガ家を目指してたトガーさんみたいにうまくはゆかなくって。

絵がへたっくそすぎて、わかりやすくしようとしてよけいわかりづらくなるパッターンになりそうなので、テキストのみでお届けしてみる。

 

テキストで「わかりやすくしてよけいわかりづれえぱったーん」のスペシャリストがだよ!

 

 

おしごとの帰り道。

成城学園前で鈍行に乗り換え、進行方向左側の、進行方向側の戸袋に立った。

(すでにもうわかりづれえな)

(↓ので、アスキーアート降臨!)(←昭和ぇ)

 

       ドア   →進行方向

======  ── ──  ====

座席 A⚫︎B|    ★|座席

           ↑キクチ

対岸の座席 |     |

======  ── ──  ====

 

うまく表示されてる?

 

キクチは★のところに立った。

 

電車は空いてる。

座席はスカスカに空いてるが、キクチは3駅だけ先の超絶地元駅で降りたいので。

あまつさえ、電車を降りたら誰よりも速く階段を駆け下りて改札を通過したい派なので。

↑ここはまったくいらねえ情報だな。。。

 

キクチは★のところに立った。

 

 

一駅進んだ、喜多見駅でBさんが下りた。

あ、渾身のアスキーアート?再掲しますね。

 

       ドア   →進行方向

======  ── ──  ====

座席 A⚫︎B|    ★|座席

           ↑キクチ

対岸の座席 |     |

======  ── ──  ====

 

で、Bさんが席を立ったしゅんかん。

1ケ空けて座ってたAさんが⚫︎を指さして「あなたの忘れ物じゃないすか?」訊くが。

Bさんは「違います」っつって下りてった。

 

キクチからは、⚫︎が何なのかはわからない。

座席の端?戸袋のすぐ横?の「|」が衝立になってて見えないからだ。

 

そういうのって、言ってもままあるじゃん?

時間的にその前にいた人が忘れてった傘とか。

誰が置いてったんだかわからない、謎の飲みかけのペットボトルとか。

 

 

で、電車が再び発車すると、対岸の座席、Aの正面にいたおじさんが⚫︎を指さしながらAさんに話しかける。

 

「あれ、いいの?」

それ以上おれを関わらせないでくれって感じで、若者Aさんは「何なんでしょうね?」って応答してる。

 

対岸のおじさんがわざわざ話しかけてくるような放置物⚫︎って何だろう?

とたんに興味を惹かれ出すものの。

衝立がジャマしてキクチからは見えないし。

 

1、2歩横に動いて覗けば全貌を確認できるだろうものの。

変に関わるのもめんどくさいから、内心悶えておった。

 

 

たとえば⚫︎が汚めのモノだったら。

Aさんはこの位置にとどまってはいないだろうし。

Aさんの対岸のおじさんもわざわざ訊きゃしねえだろう。

 

少なくとも、排泄物とか吐瀉物とか、骸的なものではない。

(だいいちそういうものだったら、Bさんが下りる時点で「忘れ物ですか?」とか訊かねえでさあな)

 

キクチをビビらせたのは。

もう1駅進んだ狛江駅で。

 

「あ、席空いてる!」って感じでキクチが立ってるドアから乗ってきて、右方向(⚫︎側)に進みかけたひとが。

⚫︎を認識して盛大に「!!!」ってなって、回れ右して逆の左側に進んでって座ったことだ。

 

 

もとから⚫︎の近くにいたひとは、それを避けて遠ざかったり席を変えたりするわけじゃないのに。

知らねえ対岸のおじさんさえ、「ソレ何だ?」的に気になって話しかけちゃう程度のシロモノ。

 

でいて、(少なくともキクチには)臭いとかも何もしないのに。

新しく乗ってきた人がそれを視認するや、盛大にビクってなって無関係な遠方に位置しようとしちゃう。

 

⚫︎って、なんなんだ????

 

もう気になって気になってしようがないケド。

やっぱりたった1、2歩横に動くほどの勇気は出ない。

 

 

キクチもキクチとて。

次の駅で下りぎわ、動いたしゅんかんにチラッと見てやろうって野望に燃えてたのに。

 

超絶地元駅に着いてドアが開いたしゅんかん。

誰よりも速く階段を下りて改札を通過してえ病が再発?して。

それまでのすべてを忘却して、いちもくさんに改札を出たあと。

 

あ”ーーーーーーってなった。

 

 

なんつうか、何年か経ってから思い返したらはたして夢なのかうつつなのかじぶんでもわからなくなる、ビミョーにフシギな話なんだけど。

こんなクソ文章で伝わったのかどうかのほうがわかんない、いまんとこ。

 

ではまた、いつか。