キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「評価」ってなんだろう?

なかば予定調和的に更新が滞ってるこの辺境クソブログなわけですが。

ちょっと隙ができたので、書いとく。

 

といっても、とくに何かを言いたいとかはなく。

「せっかくブログをものす隙ができたんだから書こう!」ってなもんで。

いざ書こうとおもうと何を書いていいのかわからないw

 

ブランクの間。

北別府が亡くなったことはカープファンでもないのに案外ショックがデカくて。

数日経ってもまだ何となくどんよりしていたり。

 

オオタニサンが打ちまくってて。

なんつうか、オオタニサンが毎日ホームランを打ってるのがアタリマエみたくなってるのって。

イチローが全盛期のころ、ヒットを打ったときより、ノーヒットだったり三振したときのがむしろニュースになってたっけなあとか思い出したりすんだが。

 

じゃあ、北別府やオオタニサンのことをブログネタで取り沙汰すかというと。

それにはちょっとじぶんのなかで何かが足りないっていうか。

 

。。。言ってることわかりる?

ブログネタに困ったことあるひとならわかってくれるかもね。

 

まさに「わかるひとにわかりゃいい」のよ。

(「あまちゃん」の花巻さんな)

 

(あまちゃんをリアルタイムでやってた10年前当時)

(レディガガが流行っててみんなレディガガの扮装をしてるとこで)

(「レディオガガ」っつってフレディマーキュリーの扮装をして出てきて放ったアレw)

 

(花巻さんもブランクの間のネタなんだが)

(やっぱりブログネタにするには、てめえのなかで何かがちょっと足りないんだ)

(わかるひとにわかりゃいい!)

 

(話が一歩たりとも進んでねえぇ。。。)

 

 

あ、あと、全日本大学駅伝の予選。

農大・前田和摩の走りには大きく心を揺り動かされましたですよ。

 

古豪・東京農業大学。

別にキクチは農大出身ではないけど。

農大って超絶豪邸からそんなに遠くないし。

 

縁もゆかりもないっちゃ、ないが。

あるっちゃ、けっこうわりと相当濃厚にあるとも言えるので。

 

かつて神林勇太が青学に入ってとつじょ青学に肩入れし出したように。

今後4年間は、農大に、前田和摩にとつじょ肩入れし出すショゾン。

 

楽しみが増えるってのは、いいことである。

 

 

で、挙げ句の果て、っつうか。

あたしは思索にふけってます的な、こんな表題を掲げるシマツ。。。

 

「評価」って、なんなんだろうな?

 

 

。。。

 

 

たとえば、「定評」って言うじゃないすか?

「危険察知能力が抜群で、これ以上ない絶妙なタイミングで敵前逃亡することには定評のある○○さん」みたいなやつ。

 

そんな「みたいなやつ」はねえな、は措いても。

 

「定評」はある意味。

なんつうか一流のなかの二流っていうか。

「評価」として、一定程度以上には広まってる?人口に膾炙してる?から、揺るぎないものであるんだけど。

 

もっと、とんがったやつ。

上記の流れでいうと、一流のなかの一流(超一流)みたいなものに対する「評価」って。

ものすんごく、流動的じゃないすか。

 

 

たとえば、

超一流って、時代を背負っちゃってるわけだから。

比較対象が、時代時代の超一流だったりしちゃって。

今の価値観に合わせて、なんならディスられちゃったりもする。

 

「牧野富太郎って、ただのダメ男じゃん?」だとか。

「カールルイスなんか、いまだったら決勝にも残れねえよ」だとか。

「王貞治っても、狭い球場で圧縮バットで打ったホームラン数でしょ」だとか。

「瀬古の時代なんて、ケニア・エチオピア勢がまだ本腰入れてなかったじゃん」だとか。

 

野球と陸上のたとえばっかじゃねーか!

学がない(知識が狭い)って罪だね!

な、キクチのことなんか措いても。

 

 

今世紀。

その毀誉褒貶の大波に最もさらされてきた一人が、イチローだとおもう。

 

日本初、年間200本安打。

NPBで7年連続首位打者(史上最高)。

MLBで2度の首位打者。

10年連続年間200本安打(史上最高)。

MLB通算3000本安打(すれば即殿堂入りって言われてる数字)。

日米通算で4300本以上もの通算安打。

 

と、すさまじい記録を残したうえ。

 

(上記10年連続でメジャーで200安打するくらい頑丈)

(レーザービーム)

(何より、震災後の復興神戸のアイコンとして、幾千万のひとを勇気づけたってのは、キクチ的にはイチローのいちばんすげえ偉業だとおもってるんだが)

 

そんなん感じで、記憶に残るようなまさにレジェンドなんだけど。

 

「内野安打ばっかじゃねーか!」

「てめえがヒット打つことしか考えてねーじゃんか!」

「おめえ、かえってチームに悪影響与えてる権化じゃねーか!」

 

ナドナド、ハンパなくディスられてたことも多くて。

 

サッコン、オオタニサンが二刀流で大活躍して、ホームランも打ちまくってるから。

ちょっと、イチローの偉業が認められづらくなってるような気もする。

 

 

ってことに鑑みると。

やっぱ「評価」って何なんだろうな?

 

絶対的な数字として。

「おれっち、言ったって4300本以上ヒット打ったんだぜ! 史上最多だぜ!」

って言えば、本来?ぐうの音も出ないはずなのに。

 

(ああ、そんなことはイチローはけして言わないケド)

 

よしんば、イチローがいまそんなこと言っても。

「むかしのおれスゲエ自慢する老害」

ぐらいのこと言われて、よけいディスられかねなかったり。

 

 

高田純次の。

「じじいがいちばんやっちゃいけないのは、昔語りと説教」

って名言が、しみるしみる。

 

 

ネットの、便所の落書きみたいな情報がソースなんだケド。

最近また、イチローの偉業を見直すフェーズが来かけてるという。

「やっぱすげえ!」と。

 

きっかけは、MLBで4割近い打率を残してるバッターが出てきてることで。

彼の出現によって、打率4割にはかすりもしなかった(とあえて言う)イチローが再評価されてるらしい。

 

 

ごく個人的に、全盛期をリアルタイムで見てきた、同じ日本人の、同世代の世界的なスーパースターがポジティブ面でこうやって話題に上がるのは、たんじゅんにうれしい。

ってことはさておいても。

 

上記した、いま4割近く打ってるルイスアラニスっていう選手が「このペースでヒットを連ねると、年間で230ちょいぐらいになる」ってことと比較して。

「イチローの262安打ってのは、とてつもねえ超絶偉業じゃねーか」

ってのが前面に出てることだとして。

 

便所の落書きに出てて、首肯した「どんだけすげえか」は。

「262安打するには」

「MLBは年間162試合だから」

「62試合目まで全試合1本ヒット打って」

「残りの100試合を全部マルチヒット(1試合複数安打)ではじめてできる」と。

 

たしかに。

MLBでは、マルチヒット打ちゃ「とりあえずすげえ」ってなるから。

途方のなさがよくわかりる。

 

 

そんなかで。

キクチがいちばん「おおっ!!」っておもったのは、コレ(↓)。

 

やれば殿堂入りが確実と言われるMLB通算3000安打を達成したバッター33人の、28歳になるシーズンが始まる時点でのヒット数ランキング。

 

上位には、ピートローズとかタイカッブとか、歴史的な名選手が並ぶ。

1位はすでに1000本を大きく超えてて、10位以内に入る選手はのきなみ、700本とか800本のヒットを連ねている。

 

28歳っちゃあ、だいたい全盛期を迎えつつあるころだし、そりゃそうだよね。

 

そして、とんでとんでランキングの最下位はイチロー。

なんと0本。

なぜなら、イチローのMLBデビューが28歳になるシーズンだったから。

 

 

これって考えてみりゃ、当たり前っちゃ当たり前だけど。

おれが滝沢賢治だったら「おまえはゼロの人間か!」って相模一高戦後に部員全員をぶん殴っちゃうような勢いだけど。

(「スクールウォーズな」)

(わかるひとにわかりゃいい)

(↑まだ言うか!)

 

こんなにイチローを評価したものさしって、なかなかないぞ!

ナドト、ちょっとだいぶ、感動すらした。

しましたとさっ。

 

(この中身のないエントリーの文字数も3000を超えたよっ!)

(3000打数ノーヒットぇ。。。)

 

ではまた、次に隙ができたころ、いずれっと。