キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

競技による番狂わせ度、みたいなこと

コロナ前までは弊社では毎春秋に甲子園の予想を競っておった。

社外の高校野球ずきの人にも声をかけて、毎春秋、それはそれはたいそう盛り上がった。

 

 

対象は、優勝校とベスト8。

優勝校は単勝で、ベスト8は予想したなかで誰がいちばん多く的中したか方式。

 

あ、やってることはまんまギャンブルなんだけど。

アウトプットはけしてそうじゃなくって。

大会が終わったら、参加者が一堂に会して今大会を肴にドンチャン騒ぎしましょう!

勝ったひとは飲み代タダね!

 

という、きわめて合法的かつ平和友好的なもの。

(タダ酒は基本的にどれも美味いが、ここで味わえるタダ酒ほど美味いものはないとおもっておる)

 

 

あと、この賭け事?の基本的なルールは。

めいめいの予想を弊社の壁に貼り出すっていうことで。

 

そこにめいめいの思想、(故郷だから何があっても肩入れするとか、勝負だからどうしても勝ちたくて大阪桐蔭に入れるとか)、が見えておもしろい。

 

 

あと、胴元?はキクチなので、

っていうか、キクチがいろいろまとめて壁に貼り出す係なので。

弊社のスタッフも当然、その他人の出方を見てからてめえの出方を決める。

 

そこでも本性が現れるというか。

とにかくすんげえ負けず嫌いなひとは、後出しジャンケンだろうと何だろうとてめえが勝つための策をめぐらすし。

「大阪桐蔭に偏りすぎててギャンブルとしてつまんないから、おれっちは横浜高校を推すゼ」みたいな、このイベント全体のバランスを取るひともおのずと出てきたりする。

 

のが、おもろい。

 

 

あ、そんなことはどうでもよくって。

甲子園の高校野球が内輪的にも外輪的にも大好評だったので。

 

試しに、高校サッカーと高校バスケと高校ラグビーでもやったことがある。

ギャンブル?を始めたわりと初期、2006年ぐらいだったかな。

 

しかしして、野球以外は1回かぎりで終わってしまった。

なぜならば、つまんなかったからで。

なぜつまんないかというと、前評判のいい学校が順当に勝ち進んで成り立たなかったからである。

 

 

サッカーで番狂わせが起きると。

いつからか、「ジャイアントキリング」が大安売りされだしたじゃん?

「なんたらの奇跡」とか。

 

キクチはその「ジャイアントキリング」が持つ、

かつて、なんでもかんでも「カリスマほにゃらら」「⚪︎⚪︎すぎる△△」「(毎回毎回)絶対負けられない戦いがそこにある」的なノリがちょっとなあとおもってた(る)んだけど。

 

サッカーっていう競技は、それだけ番狂わせが起きにくい(だからこそ、ジャイアントキリングとかかまびすしく言う)んだよってことを、そこではじめて知った。

 

 

そういう意味では、野球ってギャンブル対象(合法!)としてはちょうどいいんだよな。

 

いくらタレントを集めても。

そのチームが草野球みたいな軟投派を苦手としていたら、いきなり1回戦で負けるみたいな相性の問題が色濃く出る。

(でいて、えてして、そのタレント集団ぶっちぎり優勝候補を倒した軟投派エースを擁する学校は、2回戦でそうつおくない相手にボロ負けしたりするのも高校野球? 野球?あるある)

 

あるいは。

その大会でいきなり現れるラッキーボーイとか、

高校生なりに短い大会期間中に信じられない成長を遂げるひととか、

を擁するチームがあれよあれよと頂点にのぼりつめることもあるあるで。

 

実際、国内のトップリーグを見ても。

(詳しく調べてない印象&先入観100なんだけど)

「勝率5割台で優勝する」なんて、野球以外にあんまない。

だいたい、その年の有力チームは全勝とか13勝1敗で勝ち進み、千秋楽?最終戦?で1位と2位が戦って優勝が決まる。

 

じゃん?

 

 

上記した、サッカーもバスケもラグビーもだいたいそうで。

バレーもスケートも卓球も、だいたいそうだ。

ほとんどのスポーツがだいたいそうだ。

 

やっぱチームなり個人の絶対的な総合力が、最終的には勝る(まさる)ってことなんだろうな。

 

 

そんなかで、陸上競技ってわりとそうでもなくね?

とくに、短距離とフィールドとマラソン。

あと、アメフト。

ゴルフもわりとそうかな?

 

短距離は100分の1秒を争うからだろうか?

フィールド種目は、競技中にもコンディションがコロコロ変わるからだろうか?

あと、何回も試技があるうち、一発ワンチャン狙って大アップセットが起きやすいからだろうか?

マラソンは2時間以上の長丁場かつ、本番まで半年ぐらいの準備期間の仕上がりぐあいが含まれてるからだろうか?

ゴルフもマラソンに近いってことだろうか?

 

かたやアメフトは、チームカラーの違い、噛み合わせの相性によるってことだろうか?

でも、接触スポーツという意味ではサッカーもラグビーもいっしょなのに、番狂わせの起きにくさ起きやすさ? の差異はなんだろう?

 

あ、キクチ的スポーツ隘路に入っちまった?

話についていくの、めんどくせえ?

 

でも、その違いって何なんだろうな?

 

 

。。。

 

 

義弟のチームがこの週末からおこなわれる春の関東大会に東京2位で進出した。

 

で、関東大会のトーナメントの組み合わせが出たんだけど。

絶対王者がいる右側のゾーンがこりゃどう見ても絶対王者が上がってくるよねって感じなのに対して。

義弟のチームがいる左側のゾーンは、当たる(であろう)相手は全部強敵。。。

 

 

たとえば、初戦で当たるであろう相手は。

(義弟のチームはシードで2回戦ベスト8からの登場)

都大会で、運悪く序盤で絶対王者に当たったから関東大会には都では敗者復活戦? 5位決定戦をかろうじて制しての出場ながら。

 

義弟のチームがノーガードの殴り合い(40-21)で勝ったチームを、大差の完封で下した(41-0)チームを、手がたく破って(12-3)進出してきてる。

(わかりづれえな)

(勝ち上がりのスコアだけ見ると義弟のチームやばくね? っておもえちゃうもんで)

 

あまつさえ、今回は都5位でのギリギリ関東進出だけど、もともとむかしからアメフトのスーパー名門校だし。

 

それに勝ったとして、準決勝で当たると予想されるのは。

神奈川1位の、義弟のチームとここ数年ずーっと勝ったり負けたりしてる学校か。

 

都大会の準決勝で28-26という薄氷の勝利をおさめたものの。

ここ5年くらいかな? 躍進がいちじるしい新鋭?で、大事な試合で勝ったり負けたりしてる学校。

のたぶん2択。

 

要するに、当日どう転ぶか、試合してみなきゃわかんない。

 

 

それらをまるっと蹴散らして、決勝で絶対王者に「ジャイアントキリング」までイッてくれたら、キクチも絶頂を迎えちゃうんだろうが。

 

準決勝は6/11に駒沢公園であるらしいので。

とりあえず6/11、キクチは駒沢公園までジョギングすることになるとおもう。

 

んで翌週、6/18の決勝戦の日も駒沢公園までジョギングしたい。

キクチのジョギングのために?

勝ち進め義弟のチーム!