キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ピラミッド、みたいなこと#2(しくみの再構築?)

NPB(プロ野球)をピラミッドの頂点に。

社会人、大学、高校、中学(シニア)、小学校(リトル)というヒエラルキーが完全にできあがっている野球界。

 

プロやいい大学に行くには、高校で甲子園に出て活躍して名前を売る。

というのが必須条件になってる。

(甲子園に届かなかったとしても、その上位のスカウトの目に留まるとか)

 

 

まあ、日本のスポーツってぜんぶそうで。

それがいいとか悪いってんじゃなく、

当然っちゃ当然で。

 

だって、キクチは「中学」の「陸上」しか知らないような底辺だケド。

高校で陸上をつづけるやつってのは、やっぱそれなりに上位層の上位層で。

 

(あ、高校までは)

(上位層じゃなくても競技が好きでつづける人や)

(トップオブトップじゃなくても高校で巻き返すぜって人がいて)

(それはそれでとてもすばらしいとおもうけど)

(この話とはずれるので措きますね)

 

その「上澄み」な一部の高校生のなかで

さらに「上澄み」な一部の人が大学でも競技をつづけ。

 

大学でもなお「上澄み」な人の一部が

実業団でも競技をつづけられるって構造は。

 

当然っちゃ当然だし。

そのレール?に乗るには、各段階でそれなりの実績と結果を残さなきゃ目にも留まらないわけで。

 

 

何を言いたいかというと。

野球に関しては。

「高校で甲子園」っていうのが、ほぼ一本道なわけね。

 

リトル・シニアが盛んな地域があるとか、

おれっちは中学の軟式野球部でしたとか言っても、

進む先は高校の野球部で、ほぼ例外なく甲子園を目指すわけ。

一本道。

 

 

で、やっと話が戻るんだけどそんな中。

佐々木朗希は、すんげえ大雑把に言うと

「甲子園を目指さなかった」

 

さらに上の舞台で活躍するために、

「目前にあった甲子園を放棄?した」

 

っていうあり方?が。

のべつ反体制な長良川さんのハートに突き刺さったわけね。

 

 

それはロンのモチ。

佐々木朗希の圧倒的な素質ありきの話でもあるんだろうが。

 

「わざわざ甲子園からオフコース(小田和正のほうね、「ロンのモチ」じゃなく「Off Course」のほう)する」

「でも今、最上階層にいる」

 

ってのが、何かを投げかけてたわけで。

 

 

サッカーってね。

ナドト、サッカーに興味のビタ一文もないキクチがイッチョカミするわけだが。

 

中高生のころ。

サッカーも、人材の登竜門的なものって正月の「全国高校サッカー」で。

帝京高校とか国見高校とか武南高校とか、よんちゅうこう?

がつおくって。

 

そこで活躍したひとが、前身も含めたJリーグでプレイしておった。

キクチは東京の帝京高校の松波と阿部がタメだったので。

彼らが全国高校サッカーで誇示する

圧倒的な才能を、未来の活躍像?と照らし合わせて。

 

サッカーにビタ一文興味ないのに(ひつこい)、

すんげえwktkしておった。

 

つまり、サッカーも野球とおなじく。

 

全国高校サッカーで名前を売る→大学・社会人orクラブチームでつづける。

的なことが正規ルート?になっておった。

 

全国高校サッカーのヒーローがそのまま名選手とか指導者になるみたいな。

 

 

でも、きょうびのサッカーって(よくわかんねえケド)。

かならずしも全国高校サッカーがメインの登竜門じゃないじゃないすか。

 

高校のサッカー部に所属してなくても、Jリーグのユースチームがあって。

そこはそこでチャンピオンを決めるだとか。

そこからシニアの?Jリーグチームと契約するだとか。

 

よしんば、有望なひとはヨーロッパに渡っちゃって。

 

昭和的には、「ん? 若林くんばりかな? アディダスなのかな?」

みたいな。

 

 

全国高校サッカーのチャンピオンは全国高校サッカーのチャンピオンで。

Jリーグのユースチームのチャンピオンはそこのチャンピオンで。

バルサ?の下部チームに引っ張られた人は、それはそれですごくて。

 

っていうふうに、分化?してるじゃないすか。

要するに、のしあがるルートは1つじゃない、と。

さいしょから部活をやんなくてクラブチームをがんばる人もいる、と。

 

 

野球とサッカーって対立してる構造みたいによく言われてて。

そういう論はものすごくちょっとなあっておもうんだけど。

 

サッカーのそういうシステムって健全ちゃ健全だとおもうんすよ。

 

レールに乗るとかどうかじゃなく、

実力が上いってるやつが日の目を見るのは当たり前でしょ、みたいな。

 

 

なので、佐々木朗希のやり方ってのは。

野球に携わってるひとはもっと真剣にかんがえなきゃいけないんじゃないの?

っておもうのね。

 

上記したようなサッカーの変わりめのとき、あったじゃん?

「じゃあさ、松波阿部がいる帝京高校とヴェルディユース、どっちがつおいの?」

みたいなやつ。

 

 

で、たぶん仮に。

キクチがすんげえ野球の才能の持ち主だったとしたら。

 

いままでの流れなら。

「帝京高校いきてー!」ってなるとおもうにきまってるのね。

高いレベルのひとが集まって切磋琢磨できるし。

プロとか上でやれる可能性も高い。

 

でもそこで。

「ガチでプロを目指すんなら、ジャイアンツユース!」みたいな。

 

 

リトル・シニア・プロ野球チームの名前を冠しただけで意味のないチーム。

ってのは現状、強豪高校の受け皿なわけじゃん?

 

調布リトルから早実にどんだけ行ったとか。

静岡のシニアの有名な子が横浜高校に入ったとか。

この子はジャイアンツユースだったんすよとか。

 

そうなる。

おっと2100字を超えちまったぜ!

 

つづく(つづかないかもしれない)。