キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「目の前のたった1人をおれの虜にするのなんてチョロい」みたいなこと

わけのわからない供述をする。

 

「キクチくんはきょうは忙しいですか?」

木曜の昼下がり、職場のボスが話しかけてきた。

 

「ぜんっぜん忙しくないです。何なら今すぐでも出れます!」

瞬時にウタゲの匂いを感じとり。

キクチ、アズスーンアズ即答。

 

 

「きょう、5時に渋谷でカメラマンさんと待ち合わせててさあ」

「ひっさびさに麗郷に行こうとおもうんだけど、キクチくんも同席してくれる?」

 

「ぜんっぜん忙しくないです。何なら今すぐでも出れます!」

(「あまつさえ、れ、麗郷!」)

(台湾料理の名店)

 

しかしして、4時半に職場を出た。

 

前夜、こんなことをごちたが。

 

昨日のきょうでこんなことになるとは!

 

てんしょんまっくすでこういういらねえ情報も。

 

 

でも、よくよく考えてみたらきょうび。

令和も5年なんかになってくると。

もはや「平成」って言っちゃうのは、かえってへんな色がついちゃうんじゃね?

熟女専門?

 

なんてキョライしたりもして。

(↑これぞまさにザ・いらねえ情報オブいらねえ情報)

 

そんな欲望渦巻くネオン街渋谷に5時に

モモコでもねえキクチが出没してみた。

 

 

そのカメラマンさんは、最近ボスがいつもいっしょに仕事をしてるかたで。

キクチは初対面なんだが。

ボスが初対面キクチを誘ってくれた理由は、すぐにわかった。

 

空気感というか、ギャグセンスというか、笑いとかのツボがちょっと似てる。

 

 

カメラマンさんは、キクチよりちょっとおにいさん世代。

何つうの? プロシードおじさんぐらいのひとで。

 

若いときにいきなりニューヨークに渡って、そこで写真館を成功させたりとか。

いろんな経験をしてるかたで。

 

そういう、自己紹介みたいのをしてるときに。

「ご出身はどちらなんですか?」

訊いたら、それまで標準語?だったのに。

以後、コッテコテの大阪弁に変化(へんげ)なすった。

 

東大阪らしい。

 

 

んで、このカメラマンさんはモノマネが得意?好き?っぽくて。

 

むかし、矢沢永吉の撮影をしたときのお話しをしてくれた。

(やっとちょっと、表題に近づきつつある)

 

曰く、取材前の打ち合わせでマネージャーさんからNG事項をいっぱい知らされて。

そのなかに「『ヨロシク!』とか、いかにも矢沢らしい、でいて使い古されきっているようなことをリクエストするのはくれぐれも控えてほしい」ってのがあって。

 

なぜなら、矢沢自身がもうそういうのにはうんざりしてるからということであった。

 

 

しかしして、取材&撮影が興に乗ってきたころ。

「YAZAWA的なやつください」ダメモトで奏上してみたらば。

「ヨロシク!」的なポーズを何種類もゴキゲンで応えてくれて。

あまつさえ、「これで足りてますか?」「もっとこうしてほしいとかあったら、ご遠慮なくおっしゃってください」言われて。

 

その様子をおれらに、矢沢のクリソツモノマネで再現してくれたように。

カメラマンさんは矢沢永吉に一気に心を持ってゆかれて。

以来、虜になっちゃってるのがものすごーくよくわかった。

 

 

で、こっからが「わけのわからない供述」。

その場で薄い反応しか得られなかった自論というか思いつきなんだけど。

 

 

矢沢永吉っつったら、たぶん日本でカリスマと呼ばれてるひとのなかでも、指折り数えられるぐらい最初のほうに挙がるカリスマで。

 

まあ、個人個人の好みもあるから「生理的に受けつけない」レベルでイヤなひともいるかもしんないが。

「カリスマか、そうじゃないか」って問いが発せられたら、まぎれもなくカリスマなわけで。

 

 

何を言いたいかというと。

これまで、何百万、何千万、ともすると何億ものひとを虜にしてきたようなひとが。

目の前のたった1人をじぶんの虜にするのなんて、超絶チョロいとおもうんっすよね。

 

スターとして仕事としてずっとそういうことをやってきてるわけだから。

 

 

この流れに関係あるのかわかんないが。

むかし聞きかじった話をすっと。

 

ある程度以上の大物政治家っているじゃん?

そういうクラスになると、世間的には。

ニュースやら何やら、ほぼ叩かれっぱなし批判されっぱなしだから。

 

ともすると悪人? ってえと言い過ぎかな?

悪役的な、「こいつ、ここにのし上がるまでどんだけのことをしてきたのだろう?」ぐらいの印象を抱いちゃうんもんだけど。

 

たとえば、度重なる失言を繰り出してきた某氏。

実際に会うと、みんな例外なくその人のファンになっちゃうらしいな。

 

ぐらい、魅力っていうかオーラがあるってことで。

 

こまけえ理念とか政策とか、どういう人なのかは措いても。

なんとなく、ちょっとわかるような気がする。

星の下に生まれたっていうか、そういうひとってままいるじゃん?

 

 

そんで、大物議員なりロックスターになるぐらいだから。

星の下に生まれてるうえに、そっち方面(カリスマに成るべく)の研鑽を血ヘド吐くほど重ねてきた。

みたいなのの上積みの上積みが、ガチのカリスマとするならば。

 

目の前の1人なんて、瞬時におれの虜にできるわけよ。

ちょちょいのちょいよ。

シャバダバよ(←フインキ100で矢沢に寄せてみた)。

 

 

。。。

 

 

そう考えると。

マネージャーさんとの事前打ち合わせ。

「矢沢はそういうのNGなので。。。」

からの本人「ヨロシク!」って。

 

ただの前フリっていうか仕込みだったんじゃねwww

すら、おもえる。

 

このように世界はすべて、上島竜兵的なもので成り立っておる。

(結論ソレ????)