キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

再現性、みたいなこと

きのうのつづきってわけじゃないけど。

おしごとがらみの話なんすけどね。

ただのジコマン日記なんすけどね。

 

 

去年の年末近くに「9割がた完成」っていう材料が届いて。

新年の仕事初めのあとの3連休明けに「10割がた完成」っていう材料が届くので。

1月中下旬に次工程に進めなくてはならないっていう課題があって。

 

「9割がた完成」をちらっと確認して。

ソッコーで「10割がた完成」にするためのポイントをフィードバックをして。

年明けを待つことにした。

 

 

ただし。

先方が言う「9割がた完成」はあくまでも先方の尺度の到達度で。

こちらが担う作業は想定していたより相当多そうだ。

(それは多少の大小あれ、先方の力量うんぬんとは別のあくまでこっちの領分として、な)

 

で、ありていに言うと。

年明けに「10割がた完成」を受け取ってからヨーイドンしたとしても、1月中下旬までの短期間ではとうていさばき切れない、こちらの作業量ともともとのフォローすべきボリュームがある。

 

ってんで、上記「10割がた完成にするためのフィードバック」は本当にピンポイントに絞って、「9割がた完成」をベースに年末からこちらの作業をスタートさせた。

 

「そういうふうに進めます」って担当者に宣言しつつ。

先方には「そんなんわけで、以後の変更点は必ず痕跡がわかるようにしておいていただけるとチョー助かるぜ!」ってお願いして。

 

 

説明的な物言いが長くなったが、しかしして。

年明けにあがってきた「10割がた完成」は、「ちょっ、これで10割?」って感じだったし。

チョー困ったのは、痕跡が残っていないってのと。

それでも力技で、こちらが進めといたのとドッキングさせればいいやとおもったらば。

フィードバック以外のところも、チョー地味に変更してるのが見つかったりして、な。

 

 

はいはい、わかりましたわかりましたよ。

っていう、ピラミッド最下層あるあるっていうか。

それもこれもひっくるめて、最新の「10割がた」をベースに、またイチからやり直しつつドッキングも果たす。

 

という鬼のようなパワープレイを展開中で。

あまつさえ、今週と来週で計4回のウタゲを入れてしまっておって。

それがいずれも、チョー魅力的で欠かせないものなので。

 

おいおいキクチ、大丈夫か?

来週のいまごろのキクチ、ちゃんと生きてればいいなあ!

って感じになっておる。

 

 

何を言いたいかというと。

ここまではグチでも「おれ大変っすよバタバタしちゃって自慢」でもなく。

あくまでただの現状説明デアル。

 

 

「こちらが進めておいた変更点をただ転記すりゃいいんだよね?」ってんでかなり精査してあった材料を。

「予期せぬ新たな変更点が隠れてるかもしんないから、イチから精査しなおす」ってのは。

 

なんつうの?

史上最高に燃えない作業じゃないすか?

 

 

マイナスをゼロに戻すだけの「作業」ほど苦しく虚しいものはない。

苦労して書きあげたレポートが、ネットワークの不具合ですべて消失(でいて、何としてもそれをアップしなきゃだから同じ内容を思い出しながら書き直す)みたいな。

 

あるいは。

「書類を整理しました」っつったら「じゃあそれは全部シュレッダーにかけて」って言われて。

「えーっ!!」ってシュレッダーにかけ終わったら、「じゃあそれをまたもとどおりに復元してねっ」ってなる、ギャグ漫画における絵に描いたようなリストラ候補最右翼要員みたいな?

 

キクチ、肩たたきされてんのか!?

 

もうこの際、肩たたきでも屋上にキクチのデスクだけ移動されてたでも何でもいいけど。

 

この圧倒的な物量作戦、コンプリートできんのか???

 

 

なんと、ここまでは前段(!)っていうね。。。

 

 

。。。

 

 

そんで、こんな状況になっちったから。

キクチがすべきことは「とにかく、期日までに形にする」で。

 

その最近道は、最新の「10割がた完成」だけを見て。

それに手を加えて、何とかしようとイチから進めること。

見切り発車した「9割がた完成に手を加えたものとの照合」をしているよゆうはそんなにない。

 

 

ただ。

せっかく年末年始をつぶして進めておいたやつをまったくムダにすんのももったいねえなあ。

っておもう人情?もあるわけじゃないすか。

 

ってんで、「そんときは見つけられたけど、今回は見つけられなかったかもしれないものを拾う」ってんで旧原稿もフォローしてみたらば。。。

 

新たにフォローした箇所と内容がほぼすべて一致しておった!

句読点の打ち方から、ほぼすべて!

 

これってちょっと、すげくね?

(たぶんにジコマン100を込めて)

 

 

。。。

 

 

このエントリーで何を言いたいかというと。

 

キクチのやってる仕事ってのは、そもそもスキルや技術がきわめて見えにくいもので。

えてして、才能とかセンスとか、そういう感覚的なことで片づけられることも多いし。

 

てめえがやってる仕事に対して、「私はこんだけのスキルがあります」ってのを数値みたいな客観的な指標でもって説明することがきわめて困難な職種だ。

 

なので。

「制作物がよく売れた/まったく売れなかった」

以外は、評価の基準はものすごくあいまいで。

けっきょく、精神論だったりフィーリングだったり担当者との相性だったり、よしんば人柄だったり世渡りの得意不得意に依っちゃったりするもので。

 

(話がぶれるから割愛するけど、そういうのも一面ではチョー大事)

 

 

今回。

まあ「一度目を通してある」っていう既視感はあるにせよ。

 

1ヶ月ほどの時のブランクを超えて。

細部にいたるまで修正内容がほぼ一致してたってのは。

(だいたいの内容や流れはわかってても、こまけえことなんか覚えてらんねえもんじゃん?)

 

ひょっとして、フィーリングじゃない確固たる技術があるの?

って、勝手にジコマンしておる。

 

客観化や可視化ができてないだけで、

見えないスキルは、それなりにロジカルにあんじゃないの? と。

基になるものが、ちゃあんとカラダにしみついてんじゃないの? と。

 

そんなんことをおもって、ちょっとだけ自信になった。

あとは、その技術とやらをもってして鬼物量に向かい合うだけだぜw

マジ、終わんのかなだぜw

 

ジコマン日記、おしまい。