キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2022年の辺境クソブログ(じゃあ2023年は編)

2022年の辺境クソブログを3回に分けて振り返る。 の最終回。

 

これは今はじまったことじゃないケド。

まあ、なんのへんてつもない「日記」と捉えるとマンネリのすくつじゃないすか。

 

盆暮が来たら休みはどうのとか。

マラソンの季節になったら春はどうの秋はどうの。

月が終わりゃ今月を振り返り、月が始まりゃ来月の野望を抱く。

今年をまとめ、来年の野望を抱く。

 

そのくりかえし。

極端に言うとね。

 

 

そんなん、一巡か二巡したらじぶんで飽きちゃうから。

かといって新しいことを始めるバイタリティもねえから。

 

出来事の記録というより、そのときの想いを中心にほざくことにしてんだけど。

まあそれも、一巡か二巡したらあとは無限焼き直しになるわけで。

 

いい感じで老いてきてるもいるから、前にほざいたことをすっかり忘れて同じ季節に同じネタで同じようなことを、さも今おもいつきましたよってていでくりかえすシマツ。

 

クソ辺境あるある?

救いようがない。

 

 

で、これはただの絵空事でしかないんだが。

ちょっと漠然としちゃうんだが。

 

2022年のクソ辺境でもコウしたいなあと考えてて、2023年もやっぱりコウしたいなあと考えてるのは、たとえばこういう(↓)こと。

 

 

フィクションの世界で。

『スラムダンク』ってあるじゃないすか。

 

けっきょくあの物語は週刊連載が5年半つづいたらしいんだが。

(リアルタイムで読んでないからよくわからん)

描かれているのは3〜4ヶ月のことで。

 

「最強の敵に打ち勝ったから、もうこれ以上語りようがない」

ってんで、作者の井上雄彦は物語を終了させたんだけど。

それは正解で。

 

あれがたとえば、主人公の桜木花道の高校生活3年間をまるっとつづけたとしたら。

 

けっきょく何度も何度もセンドーや清田信長と戦いつづけ。

全国に行きゃヤマオーの沢北とか、同級生の河田弟とか名朋工業の森重と戦いつづけることになる。

ルカワと意地を張り合いつづけることになる。

 

そりゃ、いやおうなくネタは薄まりまさあな(とつじょの謎の江戸弁ぇ)。

 

 

なので。

その後、宮城リョータキャプテンのもと、花道やルカワの湘北高校はどうなったんだろう?

ゴリやメガネくんや三井寿や帝王・牧はどういう道を進んだんだろう?

とかとか。

 

いまだに余地を残してあるっていうか、読者にいわく言いがたい物足りなさ/つづきが読みてえ感を残してあることが。

『スラムダンク』がここまで現在も議論が尽きない作品になったのの、いくつもある要因のうちのひとつなのかなあっておもう。

 

 

そう考えると、たとえば。

 

『キン肉マン』は。

主人公のキン肉マンは(細けえサイドストーリーは措いて)、ロビンマスクともウォーズマンともラーメンマンともバッファローマンともネプチューンマンとも、1回しか戦ってないんだよね。

敵になったり味方になったり、シングルマッチだったりタッグだったり団体戦だったりと目先を変えながらも、実はガチでは1回ずつしか戦ってない。

 

『タッチ』は。

西条高校の寺島とも、勢南の西村とも須見工の新田とも、公式戦では実は一度しか戦ってない。

和也は新田と戦うはずだった日に死んじゃったし。

西村は達也と再戦するはずだった前の試合で肘を壊して敗れてしまったり。

 

(あまつさえ「目指せカッちゃん甲子園」が命題だったから、達也が甲子園に出たあとの話は、それこそ『スラムダンク』で全国の強豪として匂わせた面々とおなじく、(愛知の星とか)、戦ってる場面は出てきやしねかった。すっとばされとる)

 

あだち充作品を俯瞰してみても。

『ナイン』でも『ラフ』でも『H2』でも『クロスゲーム』でも。

ほかの何だったっけ?でも。

ラスボスとは一度しか戦わないで、物語をしまっておるのよね。

 

『あしたのジョー』だって。

力石とジョーは2度戦うけど、いろんな意味で全然異なる舞台設定だからけっきょくちゃんと決着をつけるためのリターンマッチ(どっちにとって?)でしかないし。

 

『キャプテン翼』はそういう意味じゃそこらへん、うまくやらかしてて。

 

小6からいきなり3年すっとんで中3になったから。

その時差における成長みたいなものを利用して、立花兄弟松山くん日向くんと、主要なライバルキャラはほぼおなじながら、マンネリ感をうっちゃらかってるのね。

若林くんはドイツに行っちゃってたり、岬くんはフランスに行っちゃってたりとかシチュエーションがガラッと切り替わっちゃってる。

実に巧妙であるというか、ズルい。

 

クソ辺境でやりたいのは、そういうやつ。

(どういうやつなのか、クソわかりづれえ!?)

 

一期一会的なものってこと?

 

 

なんつうか、抽象に抽象をトッピングすっと。

 

それはけっきょく、書き手であるキクチが。

井上雄彦とかあだち充みたく、作品(場面ともステージとも物語ともいう)をあるていどの短かさでパッパパッパ終わらせ&始めて。

ってことをすりゃいいだけなんだろうが。

 

なにしろこちとら、超絶陰キャ&非アクティブなので。

寝室のふとん一畳ぶんと、酒場のテーブル数平方メートルで世界が完結しちまってるのよね。

広げに広げても、精一杯の目一杯で3メートル!

地球の円周4万キロに対してだぜ!

 

こりゃ、詰んだわwww

 

 

あとたとえば。

これまでさんざんムスメっこネタを成長物語の記録として飛び道具としてたのは書いててもクソおもしろかったんだが。

 

小中学校のマラソン大会とか運動会とか、高校受験とか大学受験とか。

 

でもそんなん個人情報無視の露悪趣味ってもさあ。

さすがに大学生になるってえと、もうそんなにさらせねえだろうっすよね?

 

あまつさえ。

ムスメっこが大学生という、ある種オトナに成長しちゃったきょうび。

 

にょうぼうネタってっても、肝心のキクチとにょうぼうのダンナ・ダンナな夫婦関係は「子育て」という共通の一大プロジェクトがちょっと何だかひと段落ついた感じがして、これからはなおいっそう冷えっ冷えのカチンコチンになるんだろうから。

 

したらば、対にょうぼうネタを今後開陳したとしても、へんな切実さを帯びちゃったりもするのかもしれないし。

「捨てられキクチの一生なう」みたいな。

(『嫌われ松子の一生』って名作だったよね)

 

こりゃマジ、詰んだわwww

 

 

。。。

 

 

いま、はたと気づいたのは。

クソ辺境でいちばん考え直さなきゃいけないのは。

やっぱこのムダないらねえクソ長さだな。

(このエントリー2500字オーバーぇ)

(原稿用紙に換算すっと6枚半!?)

 

そりゃ誰も読まねえわ。

目指せ、800字以内!

よしんば250字。

あわよくば五七五七七で31字!

 

夢は広げるだけ広げる。

本年もどうぞ、ひとつよろしくお願いします!

 

(出遅れた!)

(ディオクレティアヌス帝)

(↑こういうとこだなっ)