キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「いますぐバス停に来られますか?」(2022つくばふりかえり#10)

ゴール後はずっと独りでにやにやしておった。

出し切りすぎてぶっ倒れることも、

身体中攣って動けなくなることも、

感極まることもなく、とにかくずっとにやにやしておった。

 

 

そんで、何でなのかはよくわからないが。

すぐ後にゴールなさるであろう

だれやねんもかるりーのさんも待たず、荷物預けに直行した。

 

とにかく一刻も速く、その場を離れたかったのだ。

キクチ、そういうとこだな。。。

 

 

荷物預けまでの道でかまってちゃんツイートをつぶやいた。

 

会場にいるかもしれない知り合いは、ほとんど。

とっくにゴールしちゃってんだろうし、よしんばもう帰っちゃってるだろうが。

 

いいのいいの。

ガチで飲みたいってより、ただつぶやきたかっただけ。

 

 

ところが。

荷物を受け取って着替えてると、

「いますぐバス停に来られますか?」

レスをよこしてきた奇特なかたがいた。

 

ビルドアップのカミさんであった。

どうやら、ふらっとさんとフジヤマさんといっしょにいて。

まさに研究学園駅行きのバスに乗るところらしい。

 

。。。

 

でもいますぐって、そりゃムリゲーだわ。

2時間30分台のおめえらと

なんちゃって3時間50分カットのキクチをいっしょにすんじゃねえw

 

 

まあ、カミさんはやさしいので。

3人で北千住で飲むからって誘ってくだすって。

 

即答「イキマス!」

 

キクチはじぶんなりに急いでバス停に向かったんだけど。

バスの行列がすごすぎてビビって、つくば駅まであんよすることにした。

 

つくば駅で快速に乗れれば、各駅しか停まらない研究学園からと

そんなに時間差なく北千住に着けるかもしれない、と。

 

 

けっきょく。

彼らが2杯目ぐらいのところで、北千住のお店に到着した。

どうやら、バスは研究学園までの道が大渋滞だったらしい。

 

そりゃそうだよな。

研究学園ってつくば市役所の最寄駅だから。

交通規制もすごかったんだろうし。

 

 

酒場に合流するなり、サブ40の3人にカマす。

「君たちには理解できないかもしれんが、マラソンを完走するって大変なんだぜ!」

「ぜひ一度、マラソンを走ってくれたまえ!」

 

クソさっぶいギャグだが、あたたかく受け入れてもらえて助かったし。

ふらっとさんなんか、もうゴキゲンで。

「ぼくもマラソン完走してみたいっす!」何度もくりかえすから。

よくよく聞いたら、自己ベスト叩き出したんだってな。

 

たゆまぬ努力って、すげえわ。

 

 

フジヤマさんもずいぶんひさしぶりだ。

「あれでしょ、フジヤマは500円玉1枚だけ握りしめて甲州街道を甲府まで行ってるんでしょ?」

「ちがいますってばー、1万円札もってたっすよー!」

 

「なに?きょうもソーティーで走ったの?」

「厚底っすよー!」

 

「相変わらず飲み屋の割引券、会社でプリントアウトして持ってってんの?」

「スマホにしたんっすよ!」

 

今回はちょっと不本意な走りだったらしいが、

基本的にお変わりのないようでうれしかった。

 

 

カミさんはおうちが小田原なのでちょい早めに帰られたが。

けっきょく3人で二軒目まで行っちゃった。

 

なんか、レース後ってこんな感じだったよなあって懐かしかったし楽しかった。