居酒屋に入り、富豪なガンプさんフジヤマさんと一文無しのキクチは、貧富の差なんか関係なく、平等に、分け隔てなく、順調に飲みつづけておった。
それじゃダメじゃん。春風亭昇太です!
(完全オリジナルGAG!)
(あまつさえ、昇太師匠がスベったみたくなっとる)
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まあ、語る語る。
フジヤマさんがぬかす。
「キクチって、女性にのべつ『ビジョ』って言うじゃないすか」
「でもいくらなんでも、ちょっと媚びすぎじゃないすか?」
「実際、ほんとうにビジョなかたなんて、10人に1人ぐらいっすよ!」
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たしかにキクチは、のべつビジョっていう。
それをちょっと媚びすぎっておもうのもわかる。
でも、問題はそこじゃない。
なんだよ、3発目の発言はw
ロンのモチ、フジヤマさんは一般論として言ってるんだろうが、文脈からして、仲間うちのことを指してるととられてもしようがねえぞ。
そんなことより、フジヤマはフジヤマの「チチっす」に出逢おうとしろよw
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「いやあでもやっぱ、あんまりグイグイ来られるのもアレっすね」って、おめえ。
さも「もうそういうのはうんざり」って語り口だけど、フジヤマさんの動静を詳しく知ってるわけじゃないからあくまで予想だけど、たぶん「チチっす」からコッチで、フジヤマさんはうんざりしちゃう局面に出くわしてないとおもうぞ。
きょうの飲み代を賭けてもいいw
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そんなフジヤマさんのビミョーな発言。
ガンプさんとキクチはつごうのいい方向に悪ノリしますよね。
そこから「ぼくたちの知ってるひとたちのビジョ」みたいな話をはじめて、修学旅行の夜かよっておもった。
「ひとくちに『ビジョ』って言っても、『総合力ビジョ』と『顔面ビジョ』がいて、そこははっきり分けるべきです。ぼくたちがいま語らなきゃいけないのは、『顔面ビジョ』のほうだとおもうんです」
って、ガンプさんが油を注いでから、さらにキャッキャキャッキャ、盛り上がりを見せた。修学旅行の夜は長い。
(リアルではまだpm3:00ぇ。。。)
(こんなこと、ブログでさらしていいのかね? まあいいや)
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このガンプさん(↓)は、ブログとかSNSについて話したことを指しているんだろう。
このたぐいのことは、ガンプさんとウタゲをカマすとよく話題になるんだが、今回は最も語りたおしたような気がする。
今現在思っていることだの考えていることを結構話した気がするけど、肝心の内容をあんまり覚えていないというハッピー酔っぱらい頭。
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。。。
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ほどよく酔っぱらいはじめたころ、ひょんなことからフジヤマさんがアツいぶぶんを出しはじめる。
「キクチさあ、もう一度ちゃんとマラソンに向き合いましょうよ。ちょっとやれば戻せるし、自己ベストだってぜんぜん更新できますよ。老け込むにはまだ早いっすよ」
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フジヤマさんにビビるのは、これはウタゲの席だからってことじゃなく、酔っぱらっていないときでも折に触れてコレをカマしてくるってことだ。
そういうふうに言っていただけるのは、めいっぱい控えめに言って、そうとううれしいし、いっしゅん、おおそうだなともおもう。
でも、いまのいまはどちらかというと「(完全にはやめないけど)どんだけ走ること/マラソンと距離を置くか」を考えてるわけで。よしんばその「距離」が「完全に隔絶」でも、じぶんで納得して出した答えならば、いいんじゃねえのかなぐらいにはおもってる(長え)。
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それって、ここ2、3年よく考えるんだけど、たんじゅんに年齢とか体力の問題ってよか、継続年数と精神バランスの問題なんじゃないかとおもってて。
極端にいうと、「歴2年の80歳」と「歴10年の13歳」との違いみたいなことで。
実年齢が13歳でも、うち歴10年だとしたらすでに何かしらは摩耗してるはずで、それでも続けるってんならそれはそれですばらしいことだが。
いっぽう、スパッと切って新たな地平を目指すにもいいタイミングであるとも言えるんじゃないかな。(わかりやすくたとえようとして、よけいわかりづれえパッターンぇ。。。)
何て言うか、ありていに言うと「飽きた」んだけど、一概に「飽きた」とひと絡げで言えないていどに複雑系だったりするので、もう少し、やる気のないていで、向上心もなくだらだらしてみる。
ちょっとマジメなこと言っちゃうと。
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にしても、アレだな。
「老け込むにはまだ早いっすよ」
プロ野球選手名鑑でよく見る、テンプレといってもいい言いまわしw
(でいて、いざ探すとあんがい見つからなくて、ムダに労力を使ったなり)
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そんなんわけで、ガンプさんにも3500円返さなきゃ。
なんだが。
お会計をしたら、ガンプさんとフジヤマさんの全財産を足してもちょっと足りない。
やっべえ、皿でも洗うか?
「ガンプさん、カードもってるじゃないですか! それで出しましょう!」
フジヤマwww