キクチは知ってたですよ。
朝、スタートして筑波大学の構内を出た、5k手前の沿道。
到着なすった直後だったからか。
まだ応援体勢がまったく整ってられてない、かっきぃさんがいらしてたことを。
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でも、そこでは声もかけずにしらっと通りすぎた。
かっきぃさんは進行方向左側の沿道にいらしたけど、キクチは右端を進んでたし。
そこで中途半端に声かけて、じぶんのてんしょんが変にあがっちゃうのもまだ早すぎるような気がしたし。
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なので、数時間後にココを通るとき。
たぶん、かっきぃさんはココで応援してらっさるだろうから。
ココまで元気な姿でたどり着く。
あわよくばナンパして、数キロ先のロッキーおじさんまでいっしょに行こーぜとか言おう。
ということも、よすがにした。
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今回のつくばマラソンは、超現実的に。
その「超」ってのはシュールレアリスム的な意味合いじゃなく。
「きわめて」って意味で。
きわめて現実的に、「なんとしても今回はあるかないでちゃんと完走する」ってのが最低限の目標だった。
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2019年のつくばマラソン。
キクチは底なしのマラソン的鍋底状態で。
(そこが底かとおもったらいままでずっと底なんだけど)
30k手前から歩き倒し。
4時間29分49秒という大記録を打ち立てた。
そのとき、油断してあるいているところを、かっきぃさんに目撃された。
きょうかっきぃさんがいたのは、奇しくも3年前とまったくおなじ場所。
ということも、キクチに火をつけた。
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なんだけどね。。。
立体交差でだれやねんとお別れしてから。
「次は(数キロ後の)かっきぃへのリベンジする番だ!」って意気込んでたらば。
そのちょい手前の、やっぱり応援が手薄なとこにSugiさんが単独でいらっさるのね。
かっきぃ、Sugi!
おめえら、考えることいっしょだな!
ラスト5、6キロ。
「少しだけゴールが見えてきたけど、まだ筑波大学の構内に入れてない、ビミョーに距離がまだあってビミョーにすげえ苦しいカントリーロード」に陣取るっていうね。
「そういうとこでこそ応援が要るだろ!」っていう天使っぷりと。
「最も苦しんでる顔が見れるわい!」っていうドSっぷりが、ものの見事に同居しておる。
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Sugiさんが沿道にいらっさってるのを確認して。
キクチは超絶てんしょんがあがった。
そのあとかっきぃさんにも出くわすことがわかってたから、「うっわ、なんだこのジョーダマチャンネーストリートは!」っておもった。
ってのは、クソどうでもいいとしても。
Sugiさんのつくば応援記のキクチに言及してくだすってるぶぶんを。
ソッコーでブックマークしたうえで、100回ぐらい読み返しましたですよ。
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言い方がすげえむつかしいんだけど。
キクチが走ってる姿なんて、いまや相当レアで。
ここにはもう二度と至らない至れないと勝手におもってて。
勝手に「うおお、至ったよ!」ってジコマンしてたんだが。
その価値? をわかってくれてるひとがいる。
ん? 「わかってくれてる」ってえとちょっとちげえな。
ともかく、なんだかうれしくって。
ブックマークしたうえに、100回ぐらい読み返した。
(話が一歩も進んでねえぇ?)
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んで、Sugiさんに気づかれなかったくさいので。
寄ってってSugiさーんってぶんぶん手を振ったら気づいてもらえたんだけど。
かっきぃさんにもまったく気づかれなかったので。
寄ってってぶんぶん手を振ったらギリ気づいてもらえた。
超絶陰キャの存在感をいかんなく発揮!
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ってのもどうでもよくって。
キクチに気づいたかっきぃさん。
「あ、走ってる走ってるwww」
やったぜ! と同時に。
ナイスかっきぃ!
おもった。
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。。。
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春にかすみがうらマラソンを完走でけたとき。
先走っちゃってさらしちゃった、2019年のつくばマラソンの帰り道にメモ用LINEに書き留めといたやつ。
恥をしのんで再掲(↓)。
まだ「戻ってこられた」とは言えないかもしれないが。
やっと帰り道を歩きはじめられたよ。
とは言ってもいいんじゃないかとおもう。