キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ハズキルーペ、すごい!

で、前エントリーのにょうぼうを待ってた空白の1時間なんだけど。

 

なんだか時間がかかりそうなので。

ムスメっこと、メガネ屋さんが入ってる建物を徘徊して。

戻ったら、まだ目の検査的なものをしてるので。

 

「あとどんくらいかかりそう?」って訊いたら。

店員さんが「検査自体は5分ぐらいで終わります」ってんで。

店で待つことにした。

 

そのあと、フレーム選びやらなんやらで5分じゃ済まなかったんだけどな!

 

 

で、5分ならってんで。

メガネ屋さんのディスプレイをぼうっとながめてて。

 

ふと入口付近を見やると。

舘ひろし(のポスター)がこっちに向かってニッコリ微笑んどる。

 

ハズキルーペの実物を見たのははじめてだ。

 

 

キクチもいよいよ、老眼的なものが抜き差しならなくなってきてて。

この1年ぐらい前からかな? 急速にだぜ。

 

もともと視力がわりととびきりいいほうで。

「人一倍見える」ことが当たり前だったので。

「見えてたはずのものが見えなくなった」ってことにすんげえ戸惑っておる。

 

 

老眼的には、たとえば。

 

寝しなに本でも読もうかなっておもっても。

うつ伏せで肘を立てても、その距離じゃ文字がまったく見えない。

ので、子どものころからの生活習慣だった寝しなの読書ができなくなり、読書量が劇的に減った。

 

電車でスマホをながめるときも。

知らず知らずのうちに、肘を極限までピンと伸ばす的なポジションがベスポジで。

でいて、隣にジョーダマチャンネーが座ってきたりすると、なんか見栄を張りたくなっちゃって。

全然見えないのに顔から15cmぐらいのとこにスマホを構えたりなんかしちゃって。

 

「おれはいったい何をしてるんだぜ?」

「なにこの不毛な時間?」って、よくわかんない気分になる。

 

 

話を戻すと。

そんなんわけで、ハズキルーペには興味津々で。

たまにガチでほしくなり、何度かネットで調べてガチでせしめようとおもった。

(が、実物を見ないで10000円は高えなってんで機会をうかがいつづけてる)

 

 

あ、もひとつ、ふたつか、いらねえ情報を加えると。

 

老眼って要するに眼筋の衰えだから。

老眼でシンボリックな「手元の細かいものが見えない」こともさることながら。

遠くを見る機能?能力?も、おんなじぐらい下がるのな。

 

遠近、近遠の切り替えだけじゃなく。

ふつうにたんじゅんに遠くも見えない。

ってのは、常々、実感してたんだがこないだ。

 

 

にょうぼうと駅のホームで。

(にょうぼうはもともと、裸眼が0.0いくつしかないド近眼)

いままでのように、「あすこに何て書いてある?」って訊くのね。

 

30mぐらい先にある「こんど次」的な電車到着の電光掲示板。

苦もなくふつうに見えたのに、それも見えないの。

 

 

今年の春の健康診断。

視力検査の結果は、いままでとおんなじだった。

1.5まで測れる検査器で、1.5。

 

でも上記したように、近くも遠くも全然見えなくなって、意味のないただの数値に成り下がっておることを実感しておる。

「そんな視力検査、意味あんの?」ぐらい。

 

 

いま、大学駅伝シーズンのまっさかりじゃないすか。

そうすると各選手の持ちタイム。

5000とか10000、ハーフが取り沙汰されるわけだが。

「タイム番長」って揶揄があるように。

 

トラックの記録会で出したタイムは。

駅伝には必ずしも参考にならなかったりする。

 

タータン(競技場の周回)とロードで適性が微妙に違ったり。

集団走で力を発揮できる人もいれば、単独走で力を発揮できる人もいたり。

個人競技(陸上競技)向きなのか、集団競技(駅伝)向きなのかとか。

競ったときの勝負強さうんぬんとか。

アップダウンの得て不得手とか。

いろんな要素があって。

 

持ちタイムのわりに、駅伝では力を発揮できないひとが必ずいる。

それはしようがないんだよね。

向き不向きだから。

(逆に持ちタイムは平凡なのに駅伝男みたいなひともいるからこれまたおもしろい)

 

でも、「タイム番長」って揶揄される。

 

 

キクチの「視力はずっと検査器のマックス」も、いわばそんなもんで。

上記したように、生活に支障きたしまくりだから。

今年の春の健康診断なんか、マックス1.5のやつも見えて「右下」とか答えつつ。

 

「そうじゃねえんだけどなあ。。。」

を抱えておった。

 

1.5の意味はないじゃん?

 

 

話がそれすぎた。

 

 

メガネ屋さんで手持ち無沙汰でめっけたハズキルーペ。

おのずと試供品に手を伸ばす。

 

1.32倍と1.6倍、1.85倍の3種類がある。

真ん中の1.6倍に手をかけ。

スマホを、肘を曲げてw見てみる。

 

チョー、くっきりはっきり見えるじゃん!!!!

 

お店の人が近くにいたので、

やりたかった「キャッ!」(ケツで踏んづけてもダイジョウブ!)は控えたが。

くっきりはっきり見えすぎることに、すげえアガった。

「こんなにも見えるのか!!!」と。

 

 

でいて。

「これって、ただのルーペ(虫眼鏡)なんだよな」

「それで諭吉は、やっぱちょっと高くね?」

ってんで、舘ひろしが満面のスマイルしてるパンフとハズキルーペ実物をそっと元あったとこに戻した。

 

ただやっぱハズキルーペ、すごいな!

 

いま、おしごとをする上では支障はないが。

おしごとでも困るようになったら、絶対に買う。

 

 

。。。

 

 

世界まるごとHOWマッチ世代的には。

 

「ななちゃん、ななちゃん!」ってムスメっこの肩を叩いて正対して。

ハズキルーペを顔から遠ざけたり近づけたりして。

「ケントデリカット!」って渾身の一世一代ギャグをカマしてみたんだけど。

 

まあ、通用しませんでしたよね。。。