現在、というかいままでずっと。
国内の長距離選手は駅伝を避けて通れなかったじゃないすか。
箱根駅伝はビッグイベントになりすぎて。
競技生活のゴールに据える選手も少なくないし。
ニューイヤー駅伝やクイーンズ駅伝も。
企業のPRという意味で、現実問題、所属してるとなかなか回避でけない。
まあ、その学校なり企業に所属してるからこそ競技を続けられてるというふうに考えれば、その学校なり企業のPRに貢献するために立ち働くのは当然っちゃ当然ではある。
(日本語へたっぴいぇ。。。)
一方で。
駅伝偏重になると、本来、専門としている距離ではないところを走らなきゃならないなど、弊害もある。(全部が全部よくないとは言わない)
12月の福岡国際マラソンと元日のニューイヤー駅伝、両方にピーキングするのはむつかしいよね、的な。
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そこで、前エントリーでリンク貼った2つの記事ってのは。
今後の大きな潮流のひとつになりうるのではないかと。
なってほしいなと。
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なんか、マジメくせえな。。。
っていうか、いちおうエクスキューズしとくと。
そういう動きって、何も今出てきたわけじゃない。
ということは承知してる。
高岡寿成しかり、大迫傑しかり、川内クンだってそうだ。
女性の有力選手はかつて、むしろ大学に行かないほうが主流で。(今も?)
有森裕子とか高橋尚子は大卒だけど、大学まではランナーとしてけして一流ではなく。
社会人になってから爆発的に実力を伸ばしてきた稀有な例ということも承知してる。
なんか、言い訳くささすげえな。。。
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いや、そのね。
前々エントリーでほざいたように。
サッカーで日本代表になる?ルートがわりと複線で敷かれてるように。
陸上の長距離も。
たとえばオリンピックを目指すとしたら。
都大路→箱根→ニューイヤー駅伝
だけじゃないルートが複線で敷かれてる
ってのが当たり前になってったらおもしろいかなとおもうわけで。
そういう意味で、林田選手の進み方って興味があるわけ。
5000mで歴代2位まで来た住友電工の遠藤日向も、中高ずっと世代トップだったのに大学行かなかったという、おんなじルートだよね。
あるいは田中希実は、大学では体育会の競走部に入らずして五輪で入賞までしたとか。
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一本道だとどうしても、同世代?同学年?でずっとトップクラスにいなきゃなんない。
ってのが、いちばんの弊害で。
発育のスピードや環境や指導者とのめぐり合わせナドナドで。
特に若い頃から世に出ちゃうと、その位置をキープしなきゃいけないみたいなキツさはある(んだろう)。
「中高ではすごかったのに大学でさっぱり」
ってなったら、早熟だの限界だの甘いだの何だのってクソテキトーな烙印を押されちゃう?し。
それだけ、幼い頃からハードかつ専門性の高いトレーニングを積んできたってことだから、伸びしろっていうか、どうしてもすり減っちゃう。故障する確率も高まる。
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キクチは幸か不幸かそういう素質に恵まれたことないからよくわからんが。
マラソンを走ってて30kとか35kのキツいとき、じぶん比、すんげえ粘ってがんばってるのに。
ごぼう抜かれすると心が折れちゃう、ってあるじゃないすか。
それを、先行=早熟なり何なりで、終盤で抜かれる=中高で負けたことなかった人たちに大学とか実業団になってからどんどん負ける、みたいなことに置き換えると、やっぱ「あああ。。。」ってなっちゃうとおもうのね。
言ってること、的外れかな?
レールが一本だと、そこでオフコースしてから再びどっこらしょするのは、相当大変なんじゃなかろうか、と。
的外れかな?
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ましてや、逆に仮にアスリートとしてのすげえ成長期が大学生の時期にあるのに中高ではさっぱりってばあい。
彼なり彼女は、高校で競技を引退してしまうということもあるのかもしれない。
そう考えると、川内クンってすげえな。
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林田選手にしろ、不破聖衣来にしろ。
全中で優勝かなんかしてるのに、高校では伸び悩んだり故障したりしたわけじゃん?
林田選手は実業団の環境が合ってて?
不破聖衣来は大学のもろもろの環境や出会いが奏功して?
ふたたびトップのほうまで返り咲いてきてるケド。
(ロンのモチ、その間本人が倦まぬたゆまぬ努力を継続したってのもあるんだろうけど)
オフコース?したまんまという可能性だって大いにあったわけで。
複線がふつうにあれぞかし、と。
。。。話が#1からほぼ、進んでませんよね?
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いや、福原愛ちゃんとか桑田清原みたいな、ずっと天才みたいな人にもwktkしたいけど、「その名はハリマオ」(あしたのジョー)みたいな、「うおお!何なんだこいつ!」にもwktkしたいじゃん。
ってだけの話。
オチが安い!あんど、たとえが昭和多いい!