キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

大学陸上界の1部と2部、みたいなこと

陸上の関東インカレ(大学生の試合)のニュースをみてて「おお。。。」ってなったのは。

 

「2部10000mで青山学院の岸本係長(!)が2位になった」というニュースに対して。

 

「なんだよ! 2部かよ! 1部じゃねえのかよ。だっせえwww」

みたいな書き込みがあったことで。

 

 

それについて以下、いちおうゆきがかり上、説明的なことをするが。

そんなんことはドヤ顔で説明するほどのことでもないってことは重々承知してるが。

その解釈すげえなっておもった。

 

 

あのう。

関東インカレ(関カレ・関東学生陸上競技対校選手権)っておなまえだけに。

「陸上競技」の試合で。

 

陸上競技って種目がいっぱいあって。

短距離、中距離、長距離、投擲、跳躍、リレーと。

長距離種目(って1500から?5000から?)は、そのほんの一部なのね。

 

陸上の試合って最終日の最終種目は4×400mリレー(1600mリレー:マイルリレー)であるように。

「学校対抗(対校)」だけに、学校がチームとして競うマイルリレーが超絶花形で。

 

説明が冗長だけど、いわんとしてることわかりる?

 

 

そんなかで。

学校の伝統とか予算とか事情とかの強化方針、あるいは指導者の特性や専門非専門があって。

 

ぜんぶ総合的に力を入れている学校もあれば。

短距離重視って学校もあれば。

ウチはフィールド競技(跳躍&投擲)はやりませんよって学校もあれば。

長距離に特化しますって学校もある。

 

男子に特化してますって学校もあれば、

女子に特化してますって学校もある。

 

 

関東インカレってのは入賞者のポイント積算で。

(あ、詳しくはわかんないけど)

1位8点、2位7点・・・・8位1点みたいなののぜんぶの合計。

 

で、1部に入れるのは16校。

出られるのは1種目につき1校2人までだったかな?

 

 

そうすっと「長距離に特化してる」学校は。

おのずと稼げるポイントが限定されるわけで。

 

そんなんわけで。

長距離に特化してる青山学院とか駒澤は

「2部」になるわけ。

 

なので。長距離種目にかぎっては。

「1部だからつええ、2部だから一段落ちる」

とはかぎらなかったりする。

 

 

証拠に?

そこらへんを忖度?考慮?してんだかわかんないけど。

関カレにも参加標準記録ってのがあんだけど。

 

男子の短距離やフィールド種目、女子種目は

1部と2部で標準記録に差があるのに。

「男子」の「長距離」は1部も2部も標準記録はいっしょなのね。

つまり、どちらがどちらって一概には言えない。

を、客観的に証明してる。

 

 

。。。

 

 

さらにさらに。

たとえばおんなじ男子5000mでも。

「2部のほうが1部より優勝記録がいい」

ということが、往々にして起きるんだが。

 

それは生のレース(順位がプライオリティ)で記録はレース展開に拠るから。

「2部つええ!1部のくせにだっせえ!」

とは一概には言えない。

 

極端なメルヘン話。

「勝負重視の牽制しまくりでスローペースな展開でキプチョゲが優勝した1部」と

「ケニア人留学生がハイペースで飛ばしまくり、日本人狛江留学生キクチョゲが優勝した2部」の

キプチョゲとキクチョゲにつよさの優劣はつけられないじゃん?

みたいな。

 

(リンク貼るのめんどくさいから)

(興味があったらめいめい検索してくれい)

 

 

というところも、関カレ(陸上競技大会)の魅力なわけなんですよ。

 

そこらへんを踏まえられてないとわかんない。

というか、そこらへんを踏まえてるとさらに興味深い。

わけですわ。

 

 

その中で、今年の関東インカレ。

「箱根駅伝至上主義」と解釈されてる青山学院が。

長距離の「トラック種目」で存在感を見せた。

 

ということは、さらにさらに興味をそそるので。

キクチはおもわず、青学マニアのコッコさんに駅伝シーズンでもねえのにLINEしてしまいました。