キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

おしゃピク

にょうぼうがメガネをつくってる1時間の待ちぼうけの話。

 

ちょっと時間がかかるからってんでメガネ屋さんを出ると。

トイメンにLOFTがあって。

「ちょっと寄っていい?」

ムスメっこが言うもんだから、ムスメっこについてった。

 

 

ムスメっこは一目散にコスメコーナーに行き、棚を見回してあーあって言う。

「やっぱここにもなかったかあ」

ムスメっこがほしいリップ?がどこに行っても品切れで。

LOFTにもなかったっていう。

 

もしあったら、無条件でクソ父親ATM爆誕だったのか!?

 

 

とりあえず、時間つぶしにその建物を探索することにする。

ムスメっこがそこの学校に通うことになったわりに。

学校に用事あるときも駅と学校の往復ばっかだったので。

いろんなとこを見れるチャンスだ!

 

一流セールスマンなムスメっこがごちる。

「4階に叙々苑あるよ!」

 

いやいやいやいや!

じぶんのなかの勝手な葛藤や、にょうぼうのコンタクトトラブルっていうアクシデントはあったものの。

きょうおれ、ムスメっこの三者面談に来ただけだから。

少なくともお財布は超絶丸腰だし。

 

 

個人的に興味があったのは。

その建物は、(奇しくも叙々苑がある4階は)空中庭園?になってて。

公園みたいなスペースがしつらえてあって、夜景がきれいだってうわさだ。

冥土のみやげに?、ちょっと見てみたいとおもう。

 

 

いざ、空中庭園に行くと。

ムスメっことおんなじ学校のひとがけっこういて。

集団でウキャウキャしてたり。

カップルがウキャキャしてたりすんだが。

 

空中庭園を味わいたさにずんずん進む。

 

しかしして。

たしかに、夜景はすげえキレイだ。

でいて、静かで落ち着いたスペース。

ムスメっこも、「よくここに来て、おともだちといろんなこと語ったりしてる」言う。

 

ただ、柵もガラス張りで下までよく見えて。

そこで高所恐怖症オブクソ父親は、「ムリムリムリムリ!」

足がすくむ。

 

高いところは足がすくむのはまだいいとしても。

平衡感覚、上とか下とか左とか右が回ったり揺れたりしてわかんなくなるのだ。

立ってられなくなる。

 

ム「は? 4階で!?」

クッソ!おれの三半規管! 突発性難聴のおみやげ!

 

 

「2Fにある無印にも寄りたいんだけどさあ」

ムスメっこがごちる。

 

ので、2Fに降りる。

無印にも買いたいものがあるらしい。

 

 

無印ではムスメっこのほしいものがすぐめっかった。

コスメ的なものと、文房具的なもの。

 

ただ、いつまで経っても「じゃあ買ってくるわ」とは言わない。

たぶん、クソ父親のATMを期待してるんだろう。

一流セールスマンの手口。

 

あえて、ちょっとはぐらかしてみる。

「無印のレトルトのカレー、すげえらしいから見てみよう」

(なお、そう言ってはみたもののそんなに興味はない)

 

 

レトルトカレーコーナーをながめる。

キ「ほう、こんなのもあるのかー」(さほど興味なし)

ム「へえ、いろいろあるんだねー」(いいから早く金出せや!)

 

カレーコーナーの横のお菓子コーナーに目が止まる。

キ「うっお、いろんなお菓子もあんだな!」

ム「パピン、おしゃピクって知ってる?」

 

は???

 

 

なにやら。

「映える」おやつをもちより、ピクニック気分で。

インスタとかに上げるのがいまどきのJKで流行ってるらしい。

それが、おしゃピク。

 

おしゃピク?

 

昭和にんげんのあたしゃ、よしんば下ネタかとおもいましたよ。

(むかし、小林よしのりが藤あや子に思い入れてて「チンピク100だ」とか言ってたじゃん?)

あるいは、前半を取り沙汰して由利徹的なことか、後半を取り沙汰して「みやちゃーん!」「よしこちゃーん!」とか。。。

 

 

昭和クソ父親は叛逆ののろしを上げんとす。

(時系列的には前エントリーの「ケントデリカット」より前な)

ベビースターラーメンの塊が6ケか8ケ、むきだしで袋詰めになってるやつを指し。

「おしゃピク!!!!」

 

ム「ダサピクぇ。。。」

 

。。。

 

やっべえ!

すんげえ楽しい!

ムスメっことのデート? すんげえ楽しい!

 

おもいつつ、はたと気づいた。