キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

コマ数、みたいなこと

きのう、出雲駅伝のことほざいて書き漏らしちゃったというか省いたこと。

 

駅伝ってのは、「それなりに走れる人を人数分そろえなくちゃいけない」っていうむつかしさがあって。

 

大学生って箱根駅伝が超絶ブランド化してるから、どうしても関東の学校に有力な選手が集中してしまう。

そんななか、出雲の関学(関西学院)の走りは称賛すべきものだったとおもう。

 

ただ。

1区間ごとの距離が短い全6区間の出雲はどうにかなっても。

1区間10kがベースで8区間ある全日本は、ちょっと条件が厳しくなるし。

1区間がハーフぐらいで10区間ある箱根は、条件がさらに厳しくなる。

 

「それなりに走れる人を人数分そろえなくちゃいけない」って意味で。

いやこれは関学のことを言ってるんではなく、ほとんど全部の学校にとって。

 

 

スマホゲームをやることによっていつも実感するのは。

「どうしてもコマ数が1か2足りない」

 

どう選手を集めても、どう練習方法に工夫を凝らしてもほとんどそうなる。

 

 

すんげえ大雑把にいうと。

I雲(出雲な)でいうと。

1、3、6区がちょい距離が長め(8kとか10k)なエース区間。

2、4、5区は5kちょいのつなぎ区間。

(あくまでもゲーム的な話で、現実はそうとはかぎらない)

 

なので、5000mをそれなりに走れる6人を育てて。

そんなかで10000mも走れる3人をエース区間にできればよい。

 

んだが。

5000mをそれなりに走れる人が5人だったり。

6人そろっても10000mも勝負できる人がどうしても2人しかいない。

「1人足りない」ということになりがち。

 

 

なので、そこをどう6枚・3枚そろえられるか。

エース準エース級の3枚目、

レギュラー級の5、6枚目をいかにしっかりつくれるか。

 

が、超絶キモになる。

これはたぶん、リアルもゲームもおんなじなんだろう。

 

 

もしエース区間が1枚足りなかったら、

本来つなぎ区間のひとを1人ひっぱってこなきゃなんないし。

レギュラー級が1枚足りなかったら、

本来リザーブ級のひとを1人入れなきゃなんない。

それじゃ、どうしてもそこが穴になって勝負できないし。

 

逆に。

エース級準エース級が4枚いれば。

1人をつなぎ区間に持ってけて、ものすごいアドバンテージになるし。

5〜8番手ぐらいが甲乙つけがたいってなれば。

今後のために8番手の下級生を試すこともできるし。

 

区間数が増える全日本、箱根を見越せるし。

距離が増える全日本、箱根を見越して持久力強化にシフトすることもできる。

 

(その問題は、全日本、箱根と距離や区間数が増えるごとに発生する無間地獄なんだけどな)

 

 

4区、5区って本来ならつなぎ区間に。

山野、安原っていう。

実力的にはエース級かつ上級生を持ってこられた駒澤大学。

 

「誰もブレーキがなかった」っていう結果論かもしんないけど。

(あんど後半のメンツだけでいえば、青山学院、國學院も引けを取らなかったものの。)

 

そんなん、駒澤が圧勝するに決まってますよね。

 

 

高校記録をことごとく塗り替えてきた

超がつくスーパールーキー佐藤圭汰と、

「日本人留学生」とまで言われる

超がつくスーパーエース田澤廉の活躍はともかくとしても。

 

1区の花尾も含めた、上級生の安定感がパなかったし。

なかでも、6区アンカー鈴木芽吹の復活?は、こみ上げるものを抑えることができなかった。

 

箱根のとき、不調?ケガしてた?のに出走して。

このままつぶれちゃったらどうすんのよ!

ってちょっと大八木監督を呼び捨てにしたくなったもの。

 

 

ともあれそんなんわけで。

全日本、箱根がますます楽しみになってきたし。

(前エントリーとおんなじ終わり方?)

 

今週末は箱根の予選会もあるし。

楽しみばかりなので。

 

キクチが走ってるヒマなんてなくって。

1ヶ月ちょい後、マラソンを走り切れるんだろーか?