「パピンがもう家にいるんなら」
「ナニンもソッコーで帰るから!」
コンテクストはともかく。
偉大なる父親の威厳? 父権ってえの?
超絶右肩上がりのV字復活!!!!
のチャンス!
ってんで。
*
ムスメっこが帰ってくるまでの10数分。
「SIMカード 取れない」で検索したら。
要するに、旧機種を長い間つかってたばあい。
SIMカードの挿しこみ口近辺にゴミとかが挟まり。
おもうようにすんなりとは取り出せないケースもある。
ということを知り、ネットで対処法を検索して。
その対策もバッチリかまえて、ムスメっこの帰還を待ちかまえた。
キクチ、かまえまくりマクリスティー。
*
しかしして。
ムスメっこが帰宅するやいなや。
アズ・スーン・アズ。
ムスメっこの旧スマホをふんだくり。
針? 棒? で押すとピョンって出てくるSIM取り出し口を刺激したらば。
秒で、ムスメっこのSIMカード取り出しに成功した。
その取り出したSIMカードを
新スマホ。。。
いまふうに言うならば「シン・スマホ」に挿しこみ。
ムスメっこの移行、すんげえすんなり終了。
デメタシデメタシ。
*
ドヤ顔してるクソ父親に
形だけの感謝を述べつつ。
ム「けっきょくは、腕力でモノを言わせた感じだよね!!!」
ム「針で挿入口をぐーーーーーって!」
ム「パピン、男性だし」
ム「最近ずっと、朝いつも腕立て伏せとか腹筋ローラーしてるし」
おいおいおい、ムスメっこ。
はたしておめえは。
ぶじSIMカードが取り出せて。
クソ父親オブキクチに感謝したいのか!?
それともこれを機にdisりたいのか!?
こうして、ムスメっこの機種変は完了した。
。。。
正確にいうと、前の機種を初期化して同封の封筒で送り返すんだけど。
ある朝わりと早く、超絶豪邸のチャイムがピンポンチンポーン、鳴って。
出たらば、宅配便の回収のひとで。
その貴族性?
いや、じぶんなら宅配便の配送センターとかコンビニに持ち込んで手配するとおもうのね? 手ずからやってやった感も持てるし。
でも令和のJKは、回収をいちいち頼むんだな?
そうやって。
*
。。。
*
そうやって、ムスメっこの手続きが終わったら。
もう、てめえの無風で契約をどうにでもできる7/20を過ぎてるってことに気づいた。
とうとう、おれの番がやってきた。
翌朝、MNPの受付番号を取得するために
朝イチでJCOMのフリーダイアルに電話した。
つづく。