キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

プロ野球の一軍と二軍(監督コーチ)、みたいなこと

前エントリーの1部2部とうすらぼんやりつながる。

 

(書いてる時点の)きょう、こんなニュースがあった。

www.nikkansports.com

1軍のバッティングコーチだった中村紀洋が2軍へ。

代わりに?2軍のバッティングコーチだった波留が1軍へ。

という。

 

 

いらねえ情報的には。

つながり的にこいつをきょう持ってきたので。

 

きょうの予定だったやつは明日に先送り。

「ユキねえさんとサシノミしました」っていうキクチにとってのウホッ案件なんてさらにその次で、もう10日近く経っちまったじゃねえか!という。

(そのとおり更新すれば)

 

ね、どうっでもいいでしょ?

話を戻す。

 

 

パッと見?

1軍のコーチが2軍に配置転換になれば降格。

2軍のコーチが1軍に配置転換になれば昇格。

って印象がある。

 

今回、1軍から2軍にまわったのが中村紀洋っていう。

選手時代?高校時代?から、いろんな意味でアクがつおいっていうか個性的なひとなので。

 

「監督の立浪とそりが合わずに懲罰人事?」って見方もでけるし。

「そうじゃなくって。。。」って見方もでける。

「配置転換になりました」という客観的事実以上の、そこらへんの真相は明かされてないので実のところはわからない。

 

 

というのは、ひとまず措いて。

 

 

プロ野球(NPB)の一軍と二軍ってのは。

その立ち位置と役割が明確に異なる。

 

選手目線でいえば。

一軍と二軍では、野球のレベルが全然ちがう。

 

二軍にいるのは。

これから一軍を目指そうっていう鍛練すべき若手や。

故障上がりやら不調やらで、調整の場に充ててる本来なら一軍レベルの選手。

「二軍では無双するけど一軍にはぜんっぜん通用しない」っていう1.5軍の選手がすっかり二軍慣れしちゃうってケースもある。

 

 

ちょい脇道にそれると。

かつての西武ライオンズ黄金期。

一軍のスタメンは、当時、ちょっと野球を観てたファミスタ世代なら、(ライオンズのことをよく知らないキクチすら)今でもそらんじて言えるほどガッチガチに固定されてて。

その他の選手がつけいる隙もなくて。

 

1番セカンド辻、2番ライト平野、3番センター秋山、4番ファースト清原、5番DHデストラーデ、6番サード石毛、7番レフト安部?、8番キャッチャー伊東、9番ショート田辺

とか。

 

そうすると、デーブ大久保とか羽生田とか垣内っていう。

どうがんばってもレギュラーにはなれないけど明らかに二軍レベルじゃない。

っていう選手が二軍で反則レベルにつおい。

ってことがあったりした。

 

そんくらいの盤石。

あまつさえ、投手陣が渡辺久信、工藤、郭泰源、渡辺智男、石井丈裕。

リリーフに杉山、潮崎、鹿取っていう。

最初の頃は東尾も小田も西本も森繁和もいた。

 

 

キクチはガキのころジャイアンツファンだったから。

 

今考えれば、80年代のメンツも夢のようなスタメンで。

松本、篠塚、クロマティ、原、吉村、中畑、岡崎、山倉。

 

ピッチャーは先発は前半なら江川西本定岡加藤初とか。

後半なら齊藤桑田槙原宮本木田香田とか。

それですら、黄金期の西武には

太刀打ちできるか?できないか?できねえ!!

って感じで。

 

だからなんだよって感じで話を戻す。

 

 

何を言いたいかというと。

 

監督・コーチって意味では。

一軍か二軍かってのは役割の違いとか向き不向きの違いで。

「一軍だからすげえ、二軍だからちょっと落ちる」

とは一概に言えないのね。

 

おお、やっと前エントリーとちょっとつながったわ!

 

(だからといって、長嶋王とかイチロー松井レベルみたいな超絶レジェンドが二軍向きだとしても二軍打撃コーチってのは、さすがに世間的に許されないだろうけど)

 

 

つまり。

一軍は勝つための集団。

二軍は育成して一軍に人材を送り込むための集団。

というふうに目的?役割?がまったく異なるので。

監督コーチに求められるスキルがまったく異なる。

 

 

すんげえ大雑把に打撃コーチでいうと。

 

一軍の打撃コーチは、いかに勝つための打順を組むか。

どの選手を適材適所に起用すれば勝つ確率が高まるか。

という、戦略戦術に長けた人向き。

 

かたや、二軍の打撃コーチは。

有望な若手を数年後の一軍の主力にすべく鍛えつつ。

一軍の打線の穴やら調子の落ち目をみきわめつつ。

そこを埋められる人材を補充する。

という、個の育成に長けた人や、チーム・選手の中長期的な将来像を描ける人向き。

 

ってぐあいに。

 

 

で、これはキクチがなんだかんだ中村ノリの個性をけっこうすきだから、っていうひいき目だけなのかもしんないケド。

 

今回、中村紀洋が二軍の打撃コーチに配置転換されたってのは。

「いまは低調だけど有望な若手野手はわんさかいるよ!」なドラゴンズにおいて。

2、3年後を見据えて、彼の個の育成手腕を買われてのこと。

 

という説を推したくてしようがない。

 

 

そこらへんの話を。

「ドラゴンズという宗教に入信してる」と豪語する飲み友達の長良川さんや、上州の竜さんに詳しくうかがってみたい!

 

 

。。。

 

 

なお、個の育成手腕って意味では。

 

今年の春季高校野球大会。

静岡の浜松開誠館って野球的には新鋭の学校が。

県大会で名門・静岡高校を下し優勝。

つづく東海大会もあれよあれよという間に頂点に駆けのぼった。

 

 

同校は監督に佐野心、投手コーチに小島弘務、古池拓一という元プロ野球選手を迎えてここ数年、野球部を急激に強化しておるんだが。

(彼らは奇しくもみなドラゴンズOBだけに)

(よけい、長良川さんとか上州の竜さんの話をもっと聞きたくなっちゃうんだが)

 

2017年から去年の秋、ドラゴンズのコーチに就任するまで。

打撃コーチを務めておったのが中村紀洋で。

今回の春季県大会および東海大会。

劣勢を打線でひっくり返した試合もあったという。

 

つまり、今回の浜松開誠館高校の快進撃を底支えした要因のひとつに、間違いなく中村紀洋の手腕・存在はあったはずで。

 

「あの立浪がとうとうドラゴンズの監督になった!」という一点で。

もともと何ら関心ないのに、今年はすんげえうすくドラゴンズにも注目してんだが。

中村ノリが天塩にかけた選手が一軍で花開き、立浪監督を喜ばす。

 

みたいなことになったら。

キクチは、禁酒してもないおさけをただちに解禁しちゃうんだろうね。

 

(あ、監督コーチの一軍二軍の役割の違いとか)

(監督コーチが自らキャラ付けする面白がり方についても書こうとしたんだけど)

(クソ長くなっちゃったのでよす)

(つづきはいずれ、どっかで)

(やんねえフラグぇ。。。)