水曜にウタゲをカマしましたってだけの話なんすけどね。
*
この日飲んだのは、むかし草野球チームではじめてお会いしたひと。
キクチよか15ぐらい上の男性。
いわゆる、非常にクセがつおいひとで。
あ、むろんそれは「いい意味」で。
フォローしてるわけでもなんでもなく。
だからこそ、初対面から10年ぐらい経ったいまもコウして酒場で盃を傾けてるわけで。
*
今回、お酒を飲みはじめてしばらくして。
(キクチだっていつもいつも序盤で記憶ロストするわけではないのだよ)
彼がまじめに語り出す。
「同調圧力ってホント、よくないとおもうんだよ」
。。。あれっすよね。
この2年?3年?、コロナとかで痛いほど痛感してきたことすか(日本語ぇ)。
たしかにかに。
右に習え的な国民性?は、コロナへの対処にかぎらずキクチも死ぬほどうんざりしてるし。
だからこそいまって、「おれはコウだ」みたいな一本とおった筋を通すこと?がいっそう求められてる世の中なのかなともおもう。
(とかいうキクチの考えなんて、ここではクソどうでもいいなっ。)
*
上記したように、彼は非常にクセのつおいひとで。
たとえば、仮に彼の名を長良川龍一さんとすると。
あ、仮にというかこれが彼のペンネームなんだけど。
由来は、岐阜出身(長良川)で濃厚な中日ドラゴンズファン(龍がイチバン)という。
「上州の竜さん」とおんなじようなもん。
「ぼくは宗教に入っとる。ドラゴンズという名の」
と豪語するぐらい濃厚。
彼は明治大学出身なんだが。
「大学の同級生はだいたい早稲田とか慶應落ちだけど」
(これはあくまで彼の言。詳しいことは知らん)
「ぼくは明治一択で岐阜から出てきたからな!」
という明治大学一択の理由が
「星野仙一がすきすぎるから」というwww
導線がまるっきし徳光じゃんかっていう。
(徳光は長嶋茂雄に憧れるあまり立教大学に入った)
*
そんで、社会人になってからも同業者のドラゴンズファンの会で中心的人物としてたちはたらいたり。
明治大学LOVEすぎて。
六大学野球はロンのモチ、ラグビーとかも毎年熱心に応援してらして。
星野仙一、島岡吉郎(明大野球部の昔の名監督)、北島忠治(明大ラグビー部の昔の名監督)のことは、彼の前では冗談でもいじっちゃいけないという。
「ぽまいは、ももくろがすきすぎるmadmadさんかよ!」
ぐらいな構文が成り立っておる。
*
何を言いたいかというと。
長良川龍一さんってのは、そういうご自身の気持ちに対して一本気でまじめなかたで。
その彼が「同調圧力ってホント、よくないとおもうんだよ」とおっさるのは、一定程度の説得力がある。
よくわかんないけど、星野仙一感パねえ。
(↑ホントにじぶんでもよくわかんねえ)
*
でも、ちょっと待てよ。
「長良川さん、初対面のとき」
「キクチにおもくそ同調圧力かけてきたじゃないすか!!!」
*
(以下、初対面時の再現VTR)
「キクチくんってどこファンなの(ロンのモチ、野球で、な)?」
「ドラゴンズ、じゃあなさそうだよねえ」
「東京のひとだし」
「ヤクルトとか?」
。。。
「まさか、アレだよね?」
「讀賣じゃないよね?」
「ってことは、アンチ讀賣だよね!」
「アンチ讀賣ですと言いなさい!」