キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

箱根駅伝予選。専修大学やったね!

てめえはすっかり走らなくなったが、アスリートの走りをみるペースはいままでと変わらない。

 

ってんで、きょうは箱根駅伝の予選会をみていた。

コースが似てる立川ハーフもいちおう5回走ったことあって、軽い愛着もあるし。

 *

 

まあ、悲喜こもごもって感じっすよね。

選手じゃなく、観客が。

 

ホントにな、学生スポーツの季節になると、つおい運動部がある学校にいけばよかったのにってつくづくおもうですよ、高校も大学も。

 

15歳とか18歳のキクチ、マジ何やってんだよ!どんだけ節穴なんだよ!

野球とかラグビーとかアメフトとか駅伝とか、つおい学校のOBがざわめいてんのを横目でみるにつけ、まっことうらまやすいw

 

 

箱根駅伝(予選も含め)って話になると。

いつも応援してるのは駒澤大学。

 

超絶豪邸から川をちょうど2k下ったところにグラウンドとか合宿所があって、すっげえ気まぐれで早起きできて朝走ると、河川敷を朝練してるのね彼ら。そんでチョー礼儀正しいの。おのずと応援したくなるよね、そういう若者。

 

特に最近、かつての黄金時代からくらべると苦戦するようになっちゃってから、大八木監督が一念発起したんだか、河川敷でウオッチを片手に学生に檄をとばしてたり、ペース走の最後尾をママチャリ?で伴走する姿をとりわけよく目にするようになって。

そういうのを日々みてると、もう一度、大八木監督が大舞台で胴上げされる姿を夢見ちゃう。

 

 

大八木監督って。

見た目がいかついし、前時代的だとか言われちゃってるけど。箱根駅伝をクルマで伴走してて、タスキをつないだ4年生に「○○、ありがとう!!!」って絶叫しちゃうんだぜ。

 

そういう熱さってなんとなく、日大のむかしのアメフトの篠竹監督に似てる。

 

超絶スパルタで、地獄の練習が1日終わったかとおもいきや、そのさまが気に食わなくて「練習アゲイン!」とか言って、夜中の1時までやらせるんだぜw

かとおもえば合宿所に住み込んで、学生といっしょに風呂に入っちゃったりなんかして、一生独身を通したりとか、文字通りフットボールに人生を賭けて、学生や卒業生からはオヤジって呼ばれたりする。

 

篠竹監督は(むろんいい意味で)「アメフトバカ」なんだろうけど、大八木監督もがっつり「駅伝バカ」で。そういう一途なバカヤローを求める時代がふたたび来るとおもうの。なんだかんだ言っても。

 

 

篠竹監督はアメフトだけに命を賭けすぎて、学内の政治には無頓着だったから晩年干されちゃって、それを反面教師にした?次の監督が政治的にも立ちはたらいてあんなことやらかしちゃったわけだけど。

 

そんなんわけで今年もいろいろ言われてるけど、もしフェニックスが甲子園に復活したらキクチはぜったいに泣くだろうな。

 

アメフトっていえば、はりゆうさん元気してるかなあ?

話を戻す。

 

 

駅伝。

多摩川で練習してる学校や世田谷区にある学校はおのずと応援する。

それには「世田谷区にある学校は世田谷246ハーフにこぞって出てくる」っていう情の移り方も含まれてて。

日大、日体大、農大。

 

多摩川沿い的には、國學院、専修、国士。

 

今年までにかぎっていえば、神林勇太がいるから青山学院にもおもくそ肩入れしちゃう。

そう言っときゃコッコさんのキクチイメージがアップするかもしんねえじゃん。

 

 

きょうの予選会でいえば。

日大は厳しかったな。なんか変なスパイラルにはまっちゃってる。

農大もアレだな。どんどんむつかしくなっちゃってる。

 

かたや、専修ですよ。

パンパカパーン!

 

というわけで、必殺的に換骨奪胎して以下、超絶いらねえ「キクチと専修大学」をほざく。

 

 

超絶ビッグシティ・狛江。

のド対岸で中学高校大学を過ごした身としては、生田にある専修大学の駅伝部はまさに「おらが村の英雄たち」だった。

 

 

中学のとき毎朝、朝練をしていた。

7時に学校に集合し、神木本町までの切り通しを上って、向ヶ丘遊園の裏を丘陵の尾根づたいに進み、枡形山を上って生田緑地を駆け下る、7.5km。

 

そこを、中学生とは明らかに異なるスピードでもって、多摩川に向かって走ってるのが専修大学の学生たちだった。

陸上の長距離部員のはしくれとして、専修大学のおにいさんたちはすさまじい輝きを放つヒーロー。そのころは専修はいまよりもうちょっとつおくて、毎年、当たり前のように箱根の本戦に出てた。

 

じぶんが中学を卒業したあとだけど、木戸真樹っていうスターがいたときは箱根で5位になったっけ。

 

 

木戸真樹ってのは兵庫の報徳学園出身で。

インターハイチャンピオンかなんかで。

 

たしか最上級生のとき、都大路の全国高校駅伝で優勝した。

その年の都大路はいまも語り継がれる伝説の大会。兵庫の代表は西脇工業で、敗れた報徳学園は近畿地区大会で優勝して切符をつかんで。でいて、全国大会では1秒差?で報徳学園が優勝した。

ってやつ。

 

中3だったキクチは「木戸真樹すげえ」と。

その木戸真樹が鳴り物入りで入るぐらいの強豪だったわけよ、専修大学は。

そして上記したとおり、木戸の代が4年生のとき箱根で5位になるわけよ。

 

キクチ内、ぐうスーパースターの一人。

 

 

あ、いろいろ話がそれちゃって薄まっちゃったケド。

 

狛江に引っ越して、いや、超絶ビッグシティ狛江に引っ越して、しばらく経ってジョギングをはじめて、そんころは駒澤大学が黄金時代で。

 

「いますれ違ったの宇賀地じゃんか!」

(以下、おんなじように「深津じゃんか!」「村山謙太じゃんか!」「窪田じゃんか!」ってなった)

 

て超絶wktk感にはどっか、既視感があって。

思い起こしてみますれば、それは中坊のときに朝練ですれ違ってた専修大学のひとたちを見上げて感じたきらびやか感なんだ。

 

 

すっかり感情が先走りすぎちゃったケド。

今年の専修大学の復活が、とてもとてもうれしかった。

7年ぶりらしいじゃないすか。

 

古豪によくあるユニフォームのデザイン。

胸にでっかく、イニシャル。専修のS。

 

胸にでっかくイニシャルのアルファベットな学校って、むちゃくちゃカッコいい。 

早稲田も中央も法政も明治も日大も、そうだよね。

条件反射的に、超絶萌える。

 

それ以上におしゃれなデザインって、ないとおもう。

 

 

。。。

 

 

何百回もみてる動画がある。

1936年ベルリンオリンピック10000m決勝。

 

村社講平がスタートからトップに出て、果敢にレースをひっぱる。

スタジアムにわき起こる「む・ら・こ・そ」コール。

(リンクたどんのめんどくさいだろうけど、最初の1分だけでも見て!)

 

地球の果てのアジア人が、遠い異国の地の観客の胸をコウ、揺さぶるんだぜ。

キクチは何度これを見ても興奮が抑えきれない。

 

同盟国なのに、たぶん「クソ、劣等黄色人種が!」って感じで苦々しい表情を隠そうともしない、ヒトラー(2分30秒ぐらい)。

 

そうやって、ヒトラーをイラつかせるぐらいの快走をした極東のアジア人がいたのだよ!

専修大学のパイセンに!

 

専修大学、がんばれ!

 

 

。。。

 

 

すげえいい具合でオチたじゃん、このエントリー。

 

って、念のため調べたら、む・ら・こ・そは

中央大学のパイセンでござった。

 

キクチの超ド級の博識、スーパー記憶力ぇ。。。

 

中央大学がんばれ!

やったね中央大学!

 

 

なお、キクチの母校は予選40位台だったもよう。。。

もうね。きぐま、走っちゃえよ!

 (きぐまさん、小さい学校の希少な同窓なんだよな)