キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

違う違う、そうじゃない

河川敷の舗装工事の結末。

どうしても棘っぽくなっちゃうから

ほんとうはあんま書きたくなかったんだけど。

 

コレのつづきなんすけどね。

www.kikuchiroshi.com

2021年3月末までの予定→しらっと3ヶ月(6月末まで)延長→しらっと10日再延長→さらにしらっと8月末まで再々延長。

 

ってプロセスを経て。

お盆前にひととおり終わったらしくて。

チャリも開通になった。

 

通勤など、ここをモロ生活道路にしてるキクチとしては。

もはや「開通バンザーイ!」なんつう気はなく。

「おい自治体、おれらをナメすぎてるよね?」ぐらいな感じだった。

 

感じわりい100かもだけど。

すげえ迂回させられつづけてた身として

率直な感想。

 

 

でいて、工事が終わって。

今回の工事区間は1kちょいなんだけど。

200mおきぐらいに、こんなのをこしらえなすった。

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 「ああ、こういうのあるよね?」っていう典型パッターン?

机上の空論でよかれとおもったことが、チョー裏目くさい。

 

これが、ここに挙げるたとえとしてテキトーかどうかは、はなはだ謎だが。

むかし、たかしさんが実家に帰ったとき。

たかしさんのズボンをお母さんが洗濯して。

 

「あらあら、こんなボロボロなの履いて」

っておもったんだか。

ダメージジーンズの穴やほつれがみごとに修繕されてたというw

 

ってのと、にありいこーるで。

 

 

「歩行者優先」はわかりる。

 

おさんぽしてる中高年のかたや。

こういう土地柄、犬を飼ってるひとも多くて。

ふらふら進んでたり、ふいに横切ったりするひとも多め。

 

かたや、サイクリストがびゅんびゅんとばしてたり。

ジョギングしてるひとも多い。

 

駅伝の強豪、駒澤大学の練習コースでもある。

 

って考えると、リスクヘッジしたい気持ちはわかりる。

事故おきないほうがいいもんね。

 

 

ただ。

(写真再掲しとく)

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 ここをチャリ通勤の欠かせない生活道路として使ってる身としては。

かろうじて通れるのが、左端のオレンジしましまのコーンの両脇と右のわずかな隙間。

 

自然発露的に「せっかく拡幅した意味なくね?」ってなる。

 

 

たとえば。

チャリに乗ってるひとみんながおんなじスピードと、おんなじ隙間すり抜けテクニック?を有してるわけじゃないから。

 

ここがいらねえ渋滞のすくつになりうる。

気質とかも人それぞれだから、いらねえトラブルを産むこともありうる。

 んじゃねえかなあって、ちょっと恐れてて。

 

 

あと、ひとつ恐れてたのは。

この間仕切り?みたいなものが逆に作用して。

写真でいうと、この間仕切り?の右端のきわ(川側のほう)が、ていのいい駐輪場みたくなったら、もっと交通が停滞するんだろうなあ。

 

っておもってたら、2、3日前、案の定、柵のキワが駐輪場っぽくなってるぶぶんがあって。

「ああ、やっぱりこうなるよねっ」

っておもった。

 

「この柵、まっっったく、いらなくね?」

っておもった。

 

 

。。。って、愚痴をたれたいわけでない。

このエントリーでは。

 

 

先週末の仕事帰り。

恐れていたことが起きた。

(事故とかではない)

 

 

日没後。

駅からおうちへと、河川敷を下流に向かってた。

この区間に入った直後ぐらいで。

じぶんよりちょっとだけ速めの一般のおにいさんのチャリが、おれさまちゃんを追い抜いてった。

 

「若者は元気だねえ」

ベテランのロートルのおじいさんは、ちょっとうらやましいなあとおもいつつ、そのチャリを見送った。

 

相手もママチャリだったんだけど。

ビミョーに追いつけないスピード。

 

なので、じりじり離され。30mぐらいの差がついたとこで最初の柵。「関門」。

 

若者は脇の幅の感覚がよくわかんないらしく、チャリを一度停止して、慎重に慎重に横をすり抜けてった。

 

 

若者が停止してる間にキクチは追いついちゃう。

もっというと、そのままのスピードだと若者にぶつかっちゃうので、減速して彼が関門を通るのをすぐ後ろで見送った。

 

 

若者は申し訳ないとおもったんだか。

関門をすり抜けたあと、あからさまにスピードアップ。

キクチとの差がみるみるついてゆく。

 

そして、200mぐらい進むとまた関門。

若者はふたたび、慎重に慎重に横をすり抜けた。

大幅にスピードダウン。

キクチもふたたび追いついちゃって。

 

 

いや。いいのいいの。

こちとら、別に急いでるわけでもないし。

マイペースで行こうぜ!

 

ただ、タチが悪いのが。

こちとらがいくら静かに減速しても。

夜だからライトがついてて。

 

若者に近づくとキクチの存在がバレちゃうわけで。

ともすれば、それが何度か起きれば、キクチ煽ってる的な感じになっちゃってることで。

 

違う違う、そうじゃない。

けして煽ってない。。。

 

 

2つ目の関門を越えて、若者はさらにスピードを上げる。

そんでまた200m行くと関門があって。

彼は大幅に減速して、キクチに追いつかれる。

 

ってのを何度かくり返す。

状況的に、キクチがガチで煽ったって言われたら言い逃れできない感じになっとる。

 

 

4つ目の関門ぐらいかな。

キクチはようやく気づく。

「右側通りゃいいじゃん?」

 (みたび、おんなじ写真再掲)

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若者は左側通行してるので。

キクチはまっすぐ右端を走ればいいんじゃん?

 

キクチのライトが彼の足元を照らして煽ってる的なことにはならないし。

彼が関門でいくらゆっくりしてようと。

キクチはさほどスピード落とさずに関門を通れるので。

彼とキクチに距離が開き、多摩川の平和が取り戻せる。

 

ちょっと大げさ。

 

 

4つ目の関門。までの200m。

関門後に全力でチャリを飛ばしながら若者はたぶん、ものすごく考えたんであろう。

 

「おれ、煽られてる!」

「どうやったら次はスムーズに関門を通過できるだろう?」

「次もモタモタしたら、いいかげんドヤされるかも?」

 

もうその時点で。

後方からキクチのライトがうんぬんとか、音がどうだとかってのは認識でけないぐらいテンパってたんだろうね。

 

 

4つ目の関門。

若者は左端をまっすぐではなく、「歩行者優先」の柵を斜めに通ることにしたようだ。

 

これなら止まらないで走り抜けられる。

ただ、どうしてもだいぶん減速するし。

どうしても柵を抜けたあと、右端にふくらむ。

 

「そうきたか。。。」ってんで。

右端を直進してたキクチは

やっぱりぶつかんないように、だいぶん減速する。

 

 

5つ目の関門もおんなじことをくり返す。

 

キクチ、もはや完全に煽ってるひとだし。

若者は、もはや完全に煽られてテンパってるひとで。

 

 

若者の身になって妄想を広げれば。

「おれ、いつキレられるんだろう」って。

 

とつじょ自分の前に出てきて

ゆくてをふさぐように急停止して。

グラサンしてオラオラ喚きながら、コッチに近づいてくる。

その様子をクソだせえカノジョが、けらけら笑いながらガラケーで動画撮ってたりして。

 

1年ぐらい前に、高速道路で煽り運転してたそんなシャバ僧(昭和w)がニュースになったよね。

若者からすれば、キクチ・イズ・ジャストシャバ僧。

 

 

当然そんなことするはずなく。

コチラこそ、若者焦らせちゃってゴメンネっておもいつつ。

なんとか、いらねえ柵アリマス区間が終わった。

 

。。。

 

よくよく考えれば。

とちゅうで数十秒とか数分ぐらいチャリを停めるなどして。

若者をやり過ごしゃよかったんだよね。

 

キクチの、そういう融通のきかなさ、な。

若者すまんっ。

 

 

 

んで、やっぱ。

すごくひかえめに言って。

この柵、どう考えてもいらないんだよな。

 

 

この柵って、河川敷に出られるための階段が設けられているところ。

に設けられてるんだけど。

(説明わかりづれえ?)

 

考えようによっちゃ。

なまじっか柵があることによって。

中途半端に「安全に渡れる!」っておもっちゃって。

左右を確認せず横断するひととか。

 

通り道になる右端とか左端に、柵に寄りかかって。

ちょうどよく通行を妨げる感じで佇むひとがいるもんで。

 

別にイキりたいわけではなく。

誰のためにもならない?んじゃないの?

 

かえって新たな危険を招いてるかもしれないよ?

 

って、率直におもう。

おもいましたとさ。

 

 

。。。

 

 

柵だらけのめんどくさい区間が終わって。

 

土地勘のあるひとはわかるかもしんないが。

ここから200mぐらい、対向車とギリすれ違えるぐらいの一般道と合流する。

 

「間が悪いとき」ってあるもんで。

こんときたまたま、あっち側からもこっち側からも何台かクルマが来てて。

 

進行方向コッチ側のクルマのひとが、運転に自信ないひとだったのか。

停車して、対向車をやり過ごそうとしておった。

 

そうすると。

若者がそのクルマに追いついて止まり。

キクチも追いついちゃって、止まる。

 

 

コレ。ホラー映画でありがちなパッターン?

 

「ああ、ぶじに終わったー!」

一度安心させといて、ほんとうの恐怖は次デス的な。

 

若者の隣にきょう何度目だよ?の、おれのチャリが並ぶ。

気まずいったら、ない。

 

違う違う、そうじゃない。