あとから冷静になるとどう考えてもよくわかんない聞き間違いすることあるよね。
っていう、オチも何もない話。
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1999年のいまごろ、はじめてアメフトを生観戦した。
川崎球場で、大学生の試合。
関東の準決勝だったかな?
日大vs中大。
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いらねえ情報的には。
キクチの自宅からクルマで行ったんだが。
川崎球場の駐車場はいっぱいだし、コインパーキングは高いってんで。
球場近くの公園の脇に路駐したんだが。
当時はそれがふつうっぽかったんだが。
切符も切られず、おおらかな時代だぜ!
って、きょうびよけいおもう。
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もうひとついらねえ情報的には。
先週の箱根の予選会。
かつての名門・日大はかすりもしないほど惨敗して。
復活を目指すにしてもちょっと時間がかかりそうだし。
まさにアメフトも、日大フェニックス。
連敗スタートですでに甲子園は絶望的だし。
反則タックルで大問題になったのが2018年だっけ?
あれから3年。
(その後も最近、横領だかの問題があったケド)
ブランドみたいなものがすっかり崩壊しちゃって、運動部のスカウト/リクルーティングって意味でもだいぶん影響が出だしてんのかな?
日大って一大教育コンツェルンで。
スポーツはひととおり、それなりにどれもつおかったけど。
ほかの大学のメジャースポーツの様子は知らんが。
どうなんだろう?
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アメフトはまさに発端で。
致し方ないぶぶんもあるのかもしんないケド。
フェニックスファンとしてはたんじゅんに、
今年は、秋冬の楽しみが減っちゃってクソつまんない。
なんとかしてくれい!
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話を戻す。
1999年のいまごろ、川崎球場。
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試合は日大の優勢で推移していた。
クォーターバック(司令塔)ががんがんパスを通す、日大伝統のショットガン攻撃で得点を重ねてってた。
前エントリーの背番号の話じゃないけど。
日大のエースQBは代々、背番号10番で。
その年の10番のひとは、とっても華がある選手で。
いかにも大学の花形スポーツのスターって感じで。
アメフト初生観戦のキクチは。
そのプレイに一気にひきこまれた。
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そして、それから数年。
彼のプレイを見たくて、実際に観にいったりしてた。
ネットで彼の所属するチームを追っちゃったりもしてね。
(ああ、去年おととし、青学の神林勇太を追ってたときとおんなじ感じ。)
(縁もゆかりもねえのに、思い入れちゃったりしてね。)
(またまた、いらねえ情報をぶっこむと)
(社会人のXリーグの試合を横浜スタジアムに観にいったとき)
(相手ははりゆうさんのチームだったんだよな)
(はりゆうさん、お元気してるかしら?)
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ところが、第4クオーターに入って。
中央大学の猛反撃がはじまる。
日大は防戦一方。
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けっきょく、中大の猛攻をなんとかしのいで
日大は当時、関東で何連覇もしてた法政大学との決勝に駒を進めたわけだが。
(やっと本題)
4Q(第4クオーター)。
防戦一方な日大の応援団は、4Qの間、ずっとおんなじリズムで金切声をあげてる。
「ディーフェンス!ディーフェンス!(ダダンダダンダン)」なんだが。
初生観戦なキクチは、それがなんて言ってるのかわかんない。
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隣でいっしょにみてた後のにょうぼうに。
「さっきから、ずっとおんなじ応援だね?」
「でも、攻め込まれまくってんのに何で『イーデス!イーデス!』なの?」
「なんにもよくねえじゃん?」
スポーツ音痴なにょうぼうも、そうだよねえってって。
「あ! チーデンツかな?」
「でも『チーデンツ』って何だぜ?」
「きっと、アメフトなりのなんらかの鼓舞のサインなんだよ!」
なあんつってね。。。
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アメフトもそうだけど。バスケも。
「おんなじコートで交わりながら、わりとディフェンスとオフェンスがくっきり分かれる競技」じゃないすか。
スポーツはわりと全般すきで。
広く、ごく浅く観てたキクチとしては。
その一時代前、NBAでマイケルジョーダンを擁するシカゴブルズが全盛期で。
ごたぶんにもれず、BSでブルズの試合をよく観てた(ながめてた)はずで。
ブルズの本拠地(ホーム)での試合。
相手の攻撃になると、場内の応援がいっつもおんなじだなあとはおもってたが。
それが「ディーフェンス!ディーフェンス!」だってことは、意識すらしてなかった。
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もんだから、まったく意識してなくて(空前の進次郎ブーム?)
あの日、川崎球場の金切声は。
「何がイイデスだよ?」
「こういうときはチーデンス(何語?)と言うっていう文化があるんだあ」
ぐらいにしかおもってなくて。
無知の聞きまつがいって、ほんとクソ恥ずいね!!!
冷静になれば、わかりるのにね!!!
「ルパンルパーン!」的な?
「重いコンダラ」的な?
↑昭和あるある?