1週間だか10日ぐらい前に聴いたんだか読んだんだかした話。
誰の話だったかいくら思い出そうとしても思い出せねえぇ。。。
おじいちゃんぇ。。。
冬季北京五輪のジャンプノーマルヒルで金メダルを獲った小林陵侑選手。
師匠のレジェンド・葛西紀明といっしょにインタビュー受けてるのみて、その話を思い出した。
(葛西って所属チームの監督兼選手という立場で。)
(いまも現役選手としても活躍しておる。もうすぐ50歳!)
*
話し手は何らかの師匠だかコーチだか上司。
話し手自身も現役バリバリの最前線にいる。
。。。
うーん、誰だっけ? どうしても思い出せねえ。。。
芸事だったかスポーツだったかビジネスだったかすら思い出せねえ。。。
(これで聞き手が葛西紀明だったら笑っちゃうけど、たぶんそうではない。)
*
その弟子だか教え子だか部下が目覚ましい成績をあげた。
その結果に対してインタビュアーが訊く。
「おなじフィールドだけに」
「やっぱり、メラメラ燃えたりするでしょ?」
「『チッキショー!』とか『おれも負けてらんねえぞ!』とか、ちょっと嫉妬したりとか?」
(あ、例によって記憶頼りのニュアンスだけなんで一字一句の再現性はない)
師匠だかコーチが即答。
「いや、まったくないですね」
「きれいごとじゃなく、むちゃくちゃうれしいですよ」と。
*
いわく。
たとえば、わが子がじぶんを超えたとき。
おれよりいい学校に受かったり。
おれより脚が速かったり。
おれより世間に認められたりしたとき。
完全にうれしいでしょ?
たんじゅんによくやったなあっておもうだけで。
とてもムキーッ!的な気持ちにはならないでしょ。
それとおんなじ感じです。と。
たしかにかに! そういうもんだよねっ!
よくはわからないケドなんとなく
ものすごく肚に落ちたような気がした。
*
。。。
*
なお、
師匠のレジェンド・葛西紀明と弟子・小林陵侑の同席インタビュー。
ノーマルヒル直後にレポーターとして現地入りしてた葛西紀明。
通路?で小林陵侑と出くわし、首に金メダルをかけてもらい、おもわず感極まる。
というVTRをみながら、ふたたび感極まる。
かたや。
「ボクも現役の選手として負けてられませんからね」
「実はまだまだ、教えてない奥の手があるんですよ(フフフ)」
小林陵侑「えええっ!?」
www
この師弟関係?ライバル関係?もわかりるっ。
こっちも完全に正解だし、なにしろ
ただひたすら、清い。