キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「話さなきゃ伝わらない」みたいなこと(伝え方ってもんがある#2)

高校生だか大学生だかのころ。

「隠しごとはしない」という掟だけをつくって付き合いはじめたカップルがいた。

「っていうふうに決めたんだよねー」の「ねー」の部分でハモってたりして、ハイハイハイごちそーさまですってなったりして。

 

 

で、すげえ何となくなんだけど。

当時のキクチは、彼らは長続きしないんじゃないかとおもった。

らば、やっぱり長続きしなかった。

 

いや、別に「おれは長続きしないとおもってたんすよね」的なドヤ顔の後出しじゃんけんをカマしたいわけじゃなく。

 

 

だいたい、唯一の掟が「隠しごとをしない」ってキツすぎじゃね?

何でも隠しごとをしないなんて、日頃から火薬庫を抱えてマッチ売ってるようなもんじゃん?

よしんば隠しごとをしてバレたら争いが勃発するしってんで。

どのみち、いつかぜってー争いが勃発するじゃん?

(ここでちょうどいい例を出せないところがクソホドモテてこなかったキクチの限界ぇ。。。)

 

 

「話さなきゃ伝わらない」とよく言われているけど、ほんとうにそうなのかなあ。

 

「必ず伝えておかなくてはならないこと」があるというのは承知しているが、じゃあ何でも伝えりゃいいかというとけしてそうではなくて。「伝えなくてもいいこと/伝えないほうがいいこと/伝えてはならないこと」もおんなじぐらいあるとおもうの。

 

たとえば有休をとるぜってとき、よかれとおもってそれをクライアントに伝えたらとんだヤブヘビになっちまったでござる。みたいなやつ。

 

 

というのが、どちらかといえばなるべく伝えたくないほう/必要最低限伝えりゃいいんじゃねえかって考えてるほうの言いぶんっていうか。

詭弁っていうかぽえむなんすけどね。