こんなこと言ったら怒られちゃうかもだけど。
オリンピックをみててすげえおもったのは。
「主役顔」って確実にあるよね。
その、ある競技に対する素質とか努力は別の
生まれ持ったものとしかいいようのない、主役顔。
ま、これも主観でしかないんだけど。
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主役顔なひとが圧倒的なパフォーマンスを見せつけ。
ちゃんと主役として君臨する。
みたいなことにたまらなく萌える性質で。
それは。
「圧倒的な金メダル候補」
「優勝候補の大本命」っていう
競技の力量とは別の話で。
「主役顔ではないひとが。
その競技で圧倒的な力をもってて
前評判どおりに活躍する。」
みたいなことも往々にして起きるんだけど。
実績とか経緯とか本人の血が滲むような努力は別にして、なんとなく腑に落ちない感が残るのね。
「それは違くね?」と。
火に油を注ーぐ!
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今回の五輪にかぎらず最近20年ぐらいか、
そういう、本来?主役顔ではないひとが
主役として君臨することが増えてきたようにおもう。
実名を出したらわかりやすいんだろうケド、そうはいかないな。
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それってのも、時代の流れなのかな?
旧にんげんオブキクチが主役のステレオタイプ的なことに縛りつけられてるだけなのかな?
「それは違う!」
ナドト言いたいんではない。
「そういうことが増えてきたよねえ」
ってだけのことで。
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「主役顔ではない=脇役顔」
というふうに乱暴に振り分けるとするならば。
よしんば、フットライトを浴びるのは
主役だけにかぎられたことではないじゃん?
大きな枠で考えれば。
「主役」ってのも、いろいろある役割のひとつに過ぎないわけで。
その場で主役を割り当てられたひとは
しかるべく役割を果たせばいいわけで。
脇役ですげえ存在感を示すひととか
よしんば主役を喰うぐらいのひとはいるし。
「主役としてはさっぱりだが脇役としてはピカイチ」みたいな向き不向きもある。
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「実名を出すわけにはいかない」って舌の根も乾かないけど。
長野五輪のとき、実力的にいえば船木が圧倒的に主役なはずなのよ。
ノーマル銀、ラージ金、団体では日本チームの4番目として金メダルを決めるジャンプをキメた。
ルックスもいいし、ジャンプは世界一美しい。
でもでも。
長野五輪ジャンプの主役は原田だったじゃない?
それは船木がけして主役顔じゃなかったわけじゃないけど
(むしろ主役オブ主役顔なんだけど)
原田がいちゃ、しようがないよね。
ってなっちゃったという。
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わりと身近でも。
ものすごくイケメン(ジョーダマ)なわけでもないし。
グループ内でとりわけ身体能力が高いわけでも頭がキレるわけでもない。
前に出ろ精神が旺盛なわけでもない。お金持ちでもない。
のに、なぜかいつも主役ポジションっていうひといるよね?
どういうことなんだろうね?
ぽえむだね?