キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

苗字

キクチ、という苗字はわりかし気に入ってる。

 

あ、ガンプよしおさんインスパイア系な。

ameblo.jp

 

「菊池」って。

小さい頃は、あんますきではなかった。

 

小学校のころって。

習った漢字は名前も書いていいみたいなルールだったんだけど。

「菊」がいつまで経っても習わないので。

 

しばらくずっと、「きく池」とかいう選挙のポスター?ドラえもん?小料理屋?的な中途半端な感じがやだった。

 

で、高学年になってから漢字で書けるようになったらなったで。

「菊」も「池」も、バランスがビミョーにむつかしいのね。

「米」は真ん中?左寄り?とか、

池の右側の縦2本の力関係とか。

 

 

あと「ち」が「地」に間違えられるキクチあるある。

(菊地と菊池は可逆あるある?)

 

途中からいちいち指摘すんのもめんどくさくなって。

なんならオイシくてシャチハタ「菊地」ももってるけど。

ぐらい、いまさらどうでもいいけど。

 

やっぱ「菊池」でずっと育ってくると。

「菊地」にビンカンっていうか。

三つ子の魂百までっていうか。

 

「おそらくじぶんのことを指してるんだろうけど、どこかじぶんではない感」みたいのはある。

 

 

(むかし、クライアントの窓口が「菊地」さんで。)

(その流れ?変換候補のあや?で、てめえの名を名乗る段で「菊地です」ってやったときは、ご先祖様に向けて腹をかっさばいて詫びようかとおもったとかおもわないとかは、クッソどうでもよすぎるな。)

 

 

結婚直後のテッパンネタとしては。

にょうぼうが役所だか会社の手続きに出す書類に威風堂々と「菊地」って書いてて、その胆力にビビり倒したことがあるw

 

(さらにこまっけえこと言うと。戸籍的には菊の草かんむりが途切れてて「ナナ」みたいなフィギュアなんだけど)

(ガチ正式な手続きの際、「ナナ」で書くとただで書きづれえ「菊」のバランスがよけい崩れるからめんどくせえ)

(でも、お役所仕事って受理されないとこええので、「めんどくせえ!草かんむりつなげてお茶を濁しちゃえ!」って胆力は発揮できねえぇ。。。)

(小せえ小せえ)

 

 

ああ、結婚っていえば。

 

苗字に対してなんら堅固なポリシーはなかったし。

お互いはたらいてたけど、別姓うんぬんみたいな思想もなくって。

(職場的には旧姓で通す的なことあったじゃん?)

20年近く前だし、家庭の事情もからまなかったからすんなり「菊池」におさまった。

 

ナチュラルににょうぼうが「菊池」になったっていうか。

なんならたぶん、おれがにょうぼうの姓になるとしてもどうでもよくって。

 

 

むしろ、当時はなんつうか。

「こいつと結婚してえ!」「一生いっしょにいてえ!」みてえな熱にうなされてる時期じゃないすか。

むしろ、逆にいえばそれが結婚のタイミングを逃さない感じっていうかなんつうか。

 

なので「菊池」にしろ「にょうぼうの旧姓」にしろ、「これからおんなじ姓を名乗る」っていうことに、いい意味で無上の喜びと責任みたいなものを感じた。

 

そういうもんじゃない?

 

 

。。。

 

 

あ、このエントリーで何を言いたいかというと。

 

「じぶんの苗字・名前ってもんをたまにあらためてよく考えてみるのも楽しいぜ」ってことは長くなるのではしょるが。

 

小さい頃、あんますきではなかった

おのれの「菊池」って苗字。

いまはわりとすきで。

 

 

だって、アレじゃないすか。

「キクチ」は、わりと全国津々浦々すんなりと受け入れられるじゃないすか。

 

珍しいわけでもないし。

読めないことも読み間違えることもない。

(書き間違えることはあるケド)

ありげ。スタンダードナンバー。

 

 

かとおもいきや。

言うほど多くはなくて。

 

軽くググったら、苗字の100位以内にも入ってないし。

 

就学してからいままで「キクチ(ヒ)」みたいな経験がない。

(おんなじクラスにおんなじ苗字のひとがいたことはない)

 

ていどにビミョーで。

 

 

そのビミョーさがなんかいいのね。

その、キクチがいいとおもうビミョーさって

東京や、日本の市町村における「狛江」

とおんなじような感じかもしれない。

 

(ビミョーに東京23区じゃないし)

(そのくせ市外局番03)

(なぜならNTTの基地局を立てられないほど狭小だからw)

(ちゃんと全国の市で2番目に小さい)

(でいて、世田谷や調布とかたくなに合併しない)

(日本の98%ぐらいのひとが「東京の」「狛江」っていうと「ああ、八王子のほうね」「立川のほうね」「町田のほうね」っていうぐらい、認識されてない)

(それ以前に、「狛江ってどこ?」知らないw)

 

 

住めば都っていうか。

(当事者の身になって考えて!)(←押し売り???)

狛江もキクチも、立ち位置オイシすぎね?

ユートピアすぎね?

 

太いゴムひも、頬張ってピンと張りたくならね?(←昭和ぇ)

「ごめーんねっ!」ってしたくならね?(←昭和ぇ)

(ゆーとぴあかぶせは悪ノリだったな)

(わからんならわからんでいい! おれはこういうの楽しい!)

 

 

マラソン×ブログ界隈でも。

 

レースに出たりする関係上、ちらっと本名が漏れたりするけど。

「キクチ」はまだヒロシ以外はへけ漏れてないっすよね?

程度の希少度。

 

の、住みごこちがヒッジョーによい。

都感パねえ。

 

 

かたや。

じぶんの知ってる時代にかぎってだけど。

マラソン×ブログ界隈の

「本名ひろし、たかし、たけしがすくつ」

ってもなんかおもしろい。

 

 

うーむ。

ヒロシをオチにしようとおもったら

じゃっかん弱めぇ。。。

 

なのでおもいだしたように

大名跡「佐藤」にすがるっ。

(前もほざいたネタかもしんないが)

(とてつもなくお気に入りなのコレ)

 

 

「佐藤」っていえば。

誰がなんといおうと「B作」っすよね。

 

若いひとはわかんねえかもだけど。

「佐藤栄作」あってこその「B作」がいや際立つ。

 

芸名?ペンネーム?のセンスとして

こういうの至高だとおもうの。

 

 

谷啓(ダニー・ケイ)

益田喜頓(バスター・キートン)

尾崎豆www

に並び立つ。

 

あ、沢田研二の「ジュリー」ってのが

ジュリーアンドリュースがすげえすき由来とか。

岸部一徳がのっぽだから「サリー」とか。

愛称系だけどセンスが果てしない。

 

オマージュ?パロディ?として非常に粋である。

 

 

で、そんなかでも。

「佐藤B作」はキクチ内で頂点で。

 

あまつさえ、佐藤B作って

本名が「さとうとしお」なんだぜ。

 

この、はからずも?全人生を賭けてる感。

たまらん。

悶えることしかできないよね。

 

 

そんなんことを楽しく考えながら走った1k。

3分40の壁が高えんだよ!