キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

どこ中?

先週末のオンラインウタゲでユキねえさんがおっさったことに、キクチは「それのどこがおかしいんだぜ?」っておもった。

 

おかしいおかしくないで言えば、たぶんキクチのほうがおかしいんだとおもう。

 

 いわく。

「いま住んでる地元で飲むと、なぜか『どこ中?』って訊かれるんだけど。。。」

 

ユキねえさんのダンナさんはそういう話の流れで「むかしトンがってたときの話」をドヤ顔でなさるんだそうだぜ。

 

 

オンラインウタゲの翌日。

小学校の同級生夫妻が生まれ育った地元でやってる中華屋に、家族と夕飯を食いに行った。

 

 

コロナなご時世、行けたのはずいぶんひさしぶり。

2月の千波ちゃんのお通夜の日以来。

 

 

それからニュースで「飲食店はどこも経営厳しいらしい」みたいなことをやってたので、そのお店と同級生夫婦は元気なのか、ずっと気になってた。

いちおうLINEとかで連絡はとってて、「何事もポジティブシンキングで通常営業!」とかいう返事は来てたが、実際のとこはわかんないじゃないすか。

 

あと、GW前かな?

去年やってもらったおたんじょう会に今年も呼んでもらったんだけど、時期が時期なので辞退した。ってのも気になってたし。

 

(あ、そのおたんじょう会は、小学校のときマドンナ的存在だったチャンネーが主役で、キクチはああそういえば的なあくまでついで。バーターな)

 

 

厨房をのぞいて、中華鍋をぶんぶん振ってる同級生に「どうよ?元気?」って声かけたら、「そうそう。きのうタケシが来てたんだよ」と。

 

そう、そここそ「どこ中?」のるつぼで。

 

 

たとえばタケシってのは、おれがかよってた中学の番長だった。

 

(あ、話がややこしいけど補足しとくと)

(キクチは中学入学と同時に溝口らへんから隣町の登戸らへんに引っ越したので、小学校の同級生が持ち上がりでいく「西中」の隣の「稲中」にかよってた)

(つまり、小学校の同級生と「タケシ」とは直接つながってないはずで)

 

んで、中学から先の詳しいことはよくわかんないけど。

中華屋の店長は小学校5、6年でおんなじクラスだった、いわゆる「学校イチのお調子者」的なキャラで。

中華屋の店長は「ヤンキーではないけど、西中のヤンキーとはもとから仲がよくって、いまだになかよし」ってポジション。

 

 

んで、10年ぐらい前に西中の同窓会(キクチからすっと小学校の同窓会)にイッチョカミして。

そこでたまたま中華屋の店長と話してるうち、(小学校のときはそんなに仲いいってほどじゃなかったんだけど)、そのころ独立して開いたばかりの中華屋の熱い想いとか聞いてるうちに「あ、コイツものすごくいいな!」っておもって、それからなんとなくお店に行ったりいっしょに飲んだりしてる。

 

彼らからすれば、キクチは「そういえば知らない間にいなくなってたな」的なうっすい存在感だから、「キクチって何中?私立?」みたいな社交辞令を経ての「おお、稲中なのか! じゃあタケシっていたでしょ?」的な流れで。

 

 

で、その中華屋ってのは、同級生のたまり場?的な役割も果たしてて、上記したような店長の立ち位置で、元西中のヤンキーさんたちもよく利用してるようで。

 

たとえば、上記した2月の千波ちゃんのお通夜のあと。

キクチはほかの小学校の同級生と中華屋に行ったら、とつぜん訪れたのに、予約席に案内されて。

 

それは千波ちゃんのお通夜に出たほかの同級生が予約してた席で、おれらもいっしょの群れだとおもわれてて。

そんで、ちょっと遅れて来た、席を予約してたのは、西中の番長だったやつとその仲間たちで。けっきょくいっしょに飲んだ。

 

その西中の番長だったやつも、小学校5、6年でおんなじクラスで。

彼も「とりたてて仲がいいってほどじゃないがふつうには話す」的な間柄で(小学校当時)。

 

中学になって、隣の中学とか彼の評判もいろいろ漏れ聞こえてきてたけど、彼は小学校のときの記憶では、「むちゃくちゃつおいらしい」ってのは知れ渡ってたわりにケンカしてんのはみたことない、やたらイキりはしないっていうか、そういうひとで。

 

まあそういう、「むかしはどうだった」って46にもなってどうなの?だけど、おれ小学校の印象しかないので、必要以上におっかないイメージはもってなくて。2月の通夜のあともそいつは同席してるひとの酒が途切れてないか常に目配りしてる感じが小学校のときのまんまで、またコイツと飲みたいなっておもった。

 

 

話が蛇行しておる。

最初書こうとおもったことから遠ざかりすぎとる。。。

 

 

んで、その2月の通夜のときも、最初は。

「そういえばキクチ、西中にいなかったよね?どこ中?」

「うん、稲中」

って流れで、そんで「稲中ならタケシといっしょだったろ?」ってなった。

 

まさにそういう。

 

 

あ、キクチはヤンキーどころか生来安定の陰キャだよ。

クソブサ・クソほどモテない陰キャ的には筋金はいってるよ。

 

なので、タケシってのも、名前は知ってるけど中学は10クラスあったからあんまよく知らないし、どちらかというと中学のときってヤンキーとかそういうの毛嫌いしてたし、でも西中のひとたちがいまでもつながってるぐらいだから、ちょっと会って話してみたい気もする。

 

 

最近知ったのは、「タケシ」もそうだけど、近くの中学のヤンキー同士って、わりといまもオトモダチらしいのね。地縁ってえの?

 

一回、そのうちの一人(小学校の途中で引っ越してって、そこでそういうたぐいになったひと)と同席したんだけど、そいつも何か興味ぶかかった。

 

中華屋の店長が招いたウタゲで、その「そのうちの一人」ってのは土建屋を立ち上げて社員を何人も抱えてがんばってるやつで。

たんじゅんに話がおもしろかったし、中華屋の店長と「一国一城のあるじ」的に意気投合してる感じがわかる気がした。

 

んで、やっぱそいつも。

「ニッタって何中?」

「平中。キクチは西中じゃないんだな?」

「うん、稲中」

「稲中ってえと。。。」

 

タケシ無限ループぇ。

 

 

。。。

 

 

なんつうか、ですね。

キクチは伊集院光のラジオを毎日きいてる、わりと信者と言ってもいい立ち位置で。

 

いまとなっては巷間よくいわれてる「むかしは悪かったけどいまはこんなにがんばってます的なアッピールはヘドが出る。だいたい、むかしからずっとまじめにがんばってていまもがんばってるひとのがえらいに決まってる」って意見もそうだなって考え。

 

なんだが、少なくとも「いま輝いてるひと」ってのはカッコよく見えるし、話しててクソおもしろいってのはあって、それはそれこそ、かつてどうだったかってことはあんま関係ねえんだなっておもう。おもしろいやつは、おもしろい。

 

なんだこのクソ感想文は。

 

 

あ、中華屋の店長はずっとまじめにがんばってる。

 

だいたい、何の後ろだてもなく、川崎のはじっこの鈍行しかとまらない駅。からもさほど近くない立地で、飲食店を10年以上つづけてるって、ものすっげーとおもうぜ。

 

飲食にかぎらず、企業の寿命って「5年後に何%、10年後には数%」っていうじゃないすか。

 

 

中華屋に最初に再会したとき(日本語ぇ?)。

開いたばかりのお店の戦略?みたいのを3つも4つも持っててワクワクした。

 

(彼は横浜中華街で修行してたんだが)

「『中華街の味を高津でも楽しめる!』つって」

「リーズナブルだけど本格的な中華を地元で提供したい」

 

「でも、そうはうまくはいかないだろうから」

「居酒屋方面にスイッチするタイミングもみてるし」

「あわよくば、2店目、3店目も考えてるし」

「近くにでっかい病院もあるし、デリバリーもできる」とかとか。

 

んで、お店は軌道に乗ったまま。

住宅街の片隅に、クソうまい町中華として立っている。

 

「支店を出してもよかったんだけど、目が行き届かなくなるのがやだ」

「作りたての美味しいのを提供したいから、デリバリーやってみたけどやめた」

なんて言っててね。

 

 

。。。

 

 

やっべ。

 

きょう書こうとおもったことを大急ぎで(本末転倒ぇ)。

2つある。

 

 

その同級生の中華屋で。

席に座ってぼーっとカウンター越しに厨房のほうみてて「!!!」ってなった。

 

厨房の壁とか換気扇まわりとか、なにしろピッカピカなんっすよ。

 

きのうやきょうはじまった店じゃないの。

おれがかよいはじめてからでも10年以上経ってる店よ。

 

油をすげえ使う中華屋よ?

 

 

口がうまいやつって、いる。

口がうまいだけのやつってのも、いる。

 

中華屋の店長と店が終わったあととか、クソ迷惑に店に居座って閉店後にいっしょに飲んで、何度も上記みたいなこと語って、おもしろいなあって引き込まれてった。

 

でもそれって、彼が口がうまいお調子者ってだけじゃなく、「厨房のアルミ?がぜんぶピッカピカ」ってのが一事が万事で。それが、キクチが彼と彼のつくる料理に魅了されちゃう理由なんだなって、おもいしった。よおくわかった。

 

 

もうひとつ。

 なんか恥ずかしいなあとおもいながら拝読してて。

www.all-out-running.com

たしかにキクチもそんな具体的じゃなくうすぼんやりと「役割分担」みたいなのがおのずとできてくるよね的なことを感じてた。

 

「ひな壇芸人」「観客」たしかにかに。

 

(ああいう場であえて一歩ひいて、ヒトサマを引き立てる役をやってるひとできるひとって、すげえなとおもう。)

(かたや爪痕のこそう的な感じも、オンラインだからこそ浮き彫りになるぶぶんがあって興味深いし、みてて楽しい。)

 

かたや、キクチはといえば。。。

立ち居振る舞いもへったくれも。

そもそも、飲みたくて飲んでるだけだ。ぎゃあぎゃあ騒いでるだけ。

 

つうかですね。

 

それもこれも、台無しじゃねーか。

そうやって人のことを「キクちんちん」みたいなこと言うの、やめてください!

でもたぶん、キクチヒロシのちんちんは、そんなにでかくない。

 

 

こんな4000字オーバー、誰も読みたがるべくもねえぇ。

(はてなブログは律儀に文字数カウントしやあがるんだ)

 

いらねえ情報的には。

サッコン、もうひとつのキクチ、クソ恥ずかしい案件は、どう書くか、もう少し考えさしてほしい。