キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

素振りが楽しい

8月に熱中したこと。

というか、始めたことがいくつかあって。

そんなかでいちばんホッテストなのが、野球の素振りだ。

 

7月の終わりに「素振り用バット」なるものをせしめ。

8月は朝と晩に振っておった。

 

たんじゅんに楽しい。

 

 

まったくいらねえ情報的には。

素振りをはじめようとおもってバットをせしめ。

さっそくブログにさらそうとしたのを、いったんよした。

 

素振りがつづくかわかんなかったからだ。

バットがただの防犯用具になっちゃう臭いもぷんぷんしたからだ。

 

パターマット。

アプローチ用のネット。

日商簿記の問題集などなど。

 

(それらは「ブログでさらさなくてよかったー」なものの)

ただのゴミに成り下がってしまったものは数えきれないw

 

素振り用のバットは。

1ヶ月ちょい経って習慣が板についてきたので、満を持して?コウ、さらすわけです。

 

 

素振りって、まず。

部屋のなかでできるので。

思い立ったらすぐできる。

 

「トイレ行って、麦茶飲んで、着替えて、シューズ履いて、外に出る」

ジョギングみたいな、そういう手続き?がいらなくていい。

 

 

あと、続いてるのは。

ただの素振りなのに、工夫の成果が形になって現れるということ。

 

腹筋や腕立て伏せのように。

「回数できるようになった」でしか見えないのは、つづきづらいじゃないすか。

 

でも、あからさまにバットが風を切る音が変わってくる。

1ヶ月ちょいつづけてみて。

「バットをより速く振るカラダの使い方」

「力を入れるポイント」がわかってきて。

 

ブン!

聞いたことのないような音が出せると、超絶うれしい。

うまく振れたとき。

理屈はよくわかんないけど、ブン!音はちょっと遅れてやって来たりもする。

 

 

傍目にわかるレベルではないが。

上半身がちょっとしっかりしてきた感じがわかるのも、うれしい。

二の腕とか少し筋ばってきたような気もする。

 

もともとが腕相撲史上最弱レベルのもやしっこだからこそ、顕著にわかりる。

 

 

7月の終わりに「素振りしよう」おもって。

検索しててビビったのは。

野球のバットって、ものすごく大雑把に分けて3つあるということだ。

 

 

ひとつは、いわゆるふつうの野球のバット。

実戦でも使えるやつ。

(金属/木製とか硬式用/軟式用とか、そういうこまけえことは措く)

 

もうふたつは、素振り用のバット。

 

 

ええっと。

「素振り用」ってえと、マスコットバットしか知らんかった。

 

ネクストバッターズサークルでブルンブルン振ってるやつ。

実際に試合で使うやつよか重くて。

それはたぶん試合にかぎっていえば、

「それを振っときゃ、試合用のバットが軽く感じる」

的なニュアンスなんじゃないかな?

 

今回、キクチがせしめたのは。

「試合用よかちょい軽くてちょい短い」

というタイプの素振り用バット。

 

 

素振り=トレーニング用とするならば。

そういういわゆる「重いマスコットバット」を振るもんだとおもってたんだが。

「試合用よか軽い素振り用バット」ってのがあるのは、知らんかった。

 

「重いバットばっか振ってたんでは、

かえってスイングスピードが落ちる。

パワーがスイングスピードに結びつかない方向についてしまう。」

 

「軽めのバットをすばやく振ることによって

スイングスピード方向のパワーをつけられる。」

 

という説?理屈?があるらしくて。

ほおおっ!っと。

 

 

キクチはもともともやしっこだから。

ただでさえ重いバットの、さらに重いマスコットバットを振るのはハードルが高いし。

負荷が過剰でケガすんのもやだし、

つらくてつづかなそうな気もするし。

 

ってんで、軽めのほう一択。

 

最近みたいに雨がちで。

素振り部屋(?)に洗濯物が干してある場合は。

軽いだけに。

野球じゃなくて剣道の素振りもでける。

 

剣道の素振りってのが、またキクのよ。

肩甲骨、バッキバキ。

四十肩って幸いまだなってないんだけど、予防にもよさそう。

 

 

ナドト。

「野球歴1日、剣道歴なし(体育の授業だけ)」が見よう見まねでやってるわけです。

こういうとき、youtubeってホント便利。

 

「高橋慶彦ってこんな感じだったよね」

ごちながら、脇を閉めて両肘を寄せ気味に、カラダの近くで巻きつけるように振る。

たぶんそのヨシヒコが、基本にいちばん忠実だってわかる。

 

テニスみたく、前足にじゃっかん重心移動するように打つのはアベレージヒッター系。

初期のイチローみたいな。

 

軸足に体重を残して、そのカラダの軸で回転するように打つのはパワーヒッター系。

ボンズとか松井秀喜みたいな。

なるほど、音がひときわするどくなる。

 

とかマジ、チョー楽しい。

バッティングセンターいきたくなる。

 

素振り、もう少しつづけられそう。

 

 

。。。

 

 

楽しいついでに。

 

ほめられるのも、楽しい。

「ほめて伸びる子」なので、ほめられるとまだまだじぶんが伸びれるような気になる。

 

こないだ、身の丈に合わないほめられ方されちった。

かいかぶってんじゃねーよ!(↓)

一昨日のキクチさんの文章が優秀すぎて、子どもに読ませたい、教科書に載せたい、と本気で思うレベル。

とてもフランクで気軽で自然体で読めるけれど、そこにはとてつもない深みや真理がある。

texas-sky.hatenablog.com

いや。

ほめられたのよか、ものすごくうれしかったのは。

じぶんがそこに込めた真意を、ちゃんとキャッチしてくだすったということ。

 

前エントリーみたいな心情吐露系は別にして。

いや、前エントリーもそうだけど。

いちおう不特定多数にさらしてる以上、

けしてじぶんの想いをすべて出すわけじゃなく。

ちょっとコウ、真意は最前線の一歩裏の物影に隠すもんじゃないすか。

 

それがたまに、このようにまんまとバレると。

「やられたか!」以上に「よくぞ!」ってなる。

「飲みいこーぜ!」言いたくなる。

 

 

でも遠慮すんな! どんどんほめろください!

キクチは、ほめられたくてしようがないw