キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

手のひら返ししたっていい?

数日前、不意にピンときたことがあって。

オフライン日記にメモっといた。

 

ピンときたことってのは。

こうすればいいのか!(これをしなきゃいいのか!)っていう、行動指針みたいなもので。

2つある。

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オフライン日記なのに、なんで断片でもさらしてんだよって話だw

 

上から2つ目の「気づいた行動指針2つ」ってやつ。

日付が9月1日なのはまったくたまたまで、気づいたのがその日だったってだけで月初だからとか関係ぶう。

 

 

そのうちの1つが。

「過去は振り返らない」

(=現在と未来だけをみる)

 

キクチってわりと、いらねえ昔がたりがすきじゃないすかあ。

でもそれは現在と未来には、あんまり意味がない。

少なくとも、何も産み出さないわけで。

ともすれば、振り返るだけ時間の無駄。

 

 

そんで、そういうのってよく「浸る」っていうように。

いい意味でビミョーな気分になれるというか、ある種心地よかったりすんだけど。

その感じも無駄なのね。

 

すでに体験したこと、とりわけ「浸れる」ぐらいのいい記憶が残ってることだから。

なにもそれを追体験?する必要性はない。

 

 

たとえばyoutubeで。

全盛期の江川卓の動画なんか観るのが大すきで。

「やっぱ江川すげえな!」おもうんだけど。

ホップする速球でバッタバッタと三振とるのは爽快でもあるんだけど。

 

その風景はもう何百回も観て知ってるし。

みたいな。

 

 

うーむ。説明がむつかしい。。。

というか、もっと単純なことなんだけど、単純に説明できる文章力がない。

 

 

要するに。

(そうやって縛りを入れてみることにより)

もっと現在と未来のことだけ考えようぜ!

ってだけのことで。

 

とかく。

ブログとかウタゲとかオンラインウタゲとかで昔がたりしちゃいがちなじぶん。

 

それを聞かされる身になってみると。

「そんなん、クソつまんねえだろうなあ」

じゃっかん?大いに?疑問を抱いてたりもしたので。

 

そういう地味にモヤモヤしてた、いくつかの問題を一挙解決しうる。

ってんで。

 

 

あ、いらねえかもしらねえ情報を盛り込むと。

その行動指針は絶対的なものではなくて。

「もう金輪際、過去を掘り起こさねえ」なんてことはなくて。

 

いまはそういうフェーズ。

いまのじぶんにとっては、それがいちばん大事(なことの1つ)。

って意味合いな。

 

最近なんかちょっとだいぶ。

過去とか思い出とかに、現在の自分が足を引っ張られてるような気がしてたゆえのことである。

 

 

。。。

 

 

9月1日にそう決めて。

そんな舌の根も乾かねえきょうび。

 

9月2日の朝に伯母が亡くなったという報せが入った。

 

11人きょうだいの実質末っ子だった父。

伯母が亡くなったことで、11人もいた父のきょうだいはとうとう、みんないなくなってしまった。

あんなににぎやかだった親戚が、もうほんとうに静かになってしまった。

 

 

伯母は父といちばん齢が近いきょうだいなので、しぜん父と仲もよくて。

昭和の終わり頃までは神奈川の相模原に住んでて。

よく遊びに行ってた。

 

ガキのころのキクチが父親に超絶クリソツということもあったのかな?

ガキのころのキクチをものすごくかわいがってくれた。

 

 

(いやまじ、父親が小学校低学年のころに撮った家族写真をみたことあんだけど)

(じぶんが小学校低学年のときに、な)

 

(「むかしの古ぼけた白黒写真」ということを抜きにすれば)

(本人でも「コレおれじゃん!」って見分けがつかないぐらい、おなじツラをしておったw)

 

 

伯母家族は30年ぐらい前に宮城の涌谷町ってとこに引っ越して。

それからは伯母とは、冠婚葬祭(ほぼ「葬」w)でしか会えなくなっちゃって。

 

直近で会えたのは、06年の春。

父の葬儀で、であった。

 

 

「おばさん! こんな場でアレだけど」

「きょうは会えてうれしいよ! 遠くからほんとうにありがとう!」

「あらあ、ヒロシくん!」

「いろいろ大変なのに声かけてくれてうれしい! こんな場でアレだけどw」

 

「おれね。ガキのころ、さんざんおばさん家に遊びにいかせてもらったじゃん?」

「あれがほんとうに楽しくてね」

「近々、宮城に遊びに行かせてもらいたいんだけど、いいかな?」

 

「あらあ、なんてうれしいこと言ってくれるの!!!」

「こんな場でアレだけどw」

「お父さん(ダンナさん)! 聞いた? ヒロシくんが遊びに来てくれるって!」

 

「待ってるね、ヒロシくん!」

 

 

けっきょく。

忙しさにかまけたり、震災があったり、時間があいてちょっと声かけづらくなっちゃったり、おばさんが体調を崩したりしてるうち。

 

きょうを迎えてしまった。

 

 

「過去を振り返すのはよす」

舌の根も乾いてないけど。

おもくそ手のひら返しだけど。

 

今宵は、やさしかった伯母の記憶をできるだけいっぱい、できるだけ細かいところまでたぐってみたい。

 

コロナで葬儀にもいけないし。

せめてそんくらいのことはしたい。

 

いいっすよね?