キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

多様性ってなんじゃらほい!

オリンピックたけなわなきょうび。

きょうもオリンピックネタなんだけど。

卓球で「相手を完封しない」ってルール?があってちょっと前に取り沙汰された。

 

卓球って11ポイントの4ゲーム先取?

で争われてるなかで。

 

たとえば一方的な試合だったとしても。

「1ゲームを11-0で終えるのはいかがなものか?」

っていうアンリトゥンルール(暗黙の了解)があって。

(あるらしくって)

 

ある試合で。

それを破って?、完封しやがったぞ!?

って事態になった。

 

 

完封を避けるため。

10-0から。

わざとサーブをミスって相手に1点あげたり

ラリーでわざとミスって1点あげる

ってのが紳士的な振る舞いである、と。

 

 

という事例。

 

 

どうやらこれは、長らく卓球の盟主である中国の文化にそって設けられた慣習のようなもので。

 

それは「そこまで完膚なきまでに叩きのめしちゃうのは紳士的ではない」

という、中国の風土から発してて。

 

わかりる。

 

 

かたや。

そういう「暗黙の了解」を破ってまでも完封したほうの立場としては。

「一瞬でも気を抜いたらどうなるかわからない(から全力で臨む)」とか。

「そういう、相手に情けをかけることは逆にリスペクトに欠くんではないか?」

っていう考えから、たぶん発してるんだろうので。

 

これも、わかりる。

 

 

どっちが正しいかはわからん。

どっちも、正しい。

 

ただ、それを。

「暗黙の了解を破ったからマナー違反」

「全力で臨んだ結果だから尊重すべき」

の二元論で善悪を決す、ってのは違ってて。

 

ダイバーシティとか言っちゃって。

何の都市(シティ)かとおもったら、多様性って意味なんっすね。

 

 

おれはどっぷり、ダジャレの世界で生きてるもんだから。

 

広い意味での近所、祖師ヶ谷大蔵ってとこに「オークラランド」っていう住宅展示場があるんだけど。

アメリカに「オークランド」ってあるじゃないすか。

メジャーリーグのアスレチックスでおなじみの。

それにかけた、けっこう小粋なダジャレで気に入ってるんだが、20年来。

(キクチ内の小粋=巨大な対象に隠しきれないダサさをもって真正面から立ち向かう感じ、という定義)

 

 

どうやらダイバーシティは、ダジャレじゃないらしい。

 

むかしフジテレビがお台場に移転したとき、アトラクションスペース?として(お台場だけに)「ダイバーシティ」ってのを設けてダダすべりしたのとは、オークラランドは明らかに一線を画すじゃん?

  

 

話を戻すと。

「卓球で完封しやがった」がニュースになることじたい。

言うほどダイバーシティ/多様性って進んでねえんだなって、キクチはおもっちゃったわけですよ。

 

もっと「コレはコウ」「アレはアア」みたいな互いの意見を表に出してからこそ、政治家さんとか頭のいいひとどもがだーいすきな「議論」とやらがはじまるわけで。

臭いものには蓋をしとけとか、声のデカいものに反論したらみんなで悪認定してぶっ叩け、っていう空気がある時点で多様性もへったくれも生まれねえ、ただの綺麗事に堕ちるわけじゃないすか。

 

どうせなら綺麗事でもいいから「こっちも認めよう」ってやっときゃいいのに。

 

。。。

 

きょう、思想的が過ぎてうざい?

 

 

ついでだからこれ言っちゃったら踏み込みすぎなんだろうか。

まあいいや、誰も見てやしねえ辺境の強みとして。

 

サッコン、LGBTQとか言ってるのは別にいいんだけど。

なんか「触らぬ神に祟りなし」状態になっちゃってて。

それがゆきすぎて「LGBTQを受け入れないのは野蛮認定デース」みたいな風潮が、キクチは気持ちわるくてしようがないの。

 

(LGBTQが内包する性自認とか性的指向じたいは「もともとあるもの」だからここでは話が別な、いちおう)

 

 

なんつうの?

受け入れるひともいれば受け入れられないひともいる。

というのが、たぶんより健全な世界で。

 

むしろ、受け入れられる受け入れられないよか。

よしんばキクチが「受け入れられない側」のにんげんだとしても。

そんなバカキクチすら「そういう思想・性質のひとも実際にいるんだ」ってのは把握してますよってことが、いわゆる本来的な多様性/ダイバーシティってことなんじゃねえの?

 

おれ、トンチンカンをカマしてる?

(やっぱり思想的すぎてうっせえな?)

 

 

たとえば。これも場の空気的に並立すんのは適切でないかもしれんが。

「雪深い海なし県では貴重なタンパク源としてザザムシを食う」

ってカルチャーがある(あった)じゃないすか。

 

それって、虫嫌いなキクチには絶対にないことだけど、「ふつうにザザムシを食ってますよ」ってひとも確かにいて、逆にそこから新たな価値観・文化が花開くってこともある。

よくわかんねえからテキトーに言うと「このザザムシをペーストにしたジャムが絶品なのよ!」みたいな価値観?もあるかもしんない。

とか。

 

 

もっとツッコむと。

キクチは生物的に「女性にツッコみたい」性質で。

キクチっていう男性が「男性にツッコむ」ことは本能的にキモイでしかないんだけど。

 

「このんで男性にツッコみたいひと」とか「男性にも女性にもツッコめるひと」とか、もっと言うと「自分が男性であるか女性であるかも曖昧なひとはどこにツッコむの?」とか。

 

そもそもどこにツッコんじゃいけないって、あるんすか?

 

を、受容。

 

受容ってえとちげえな。

「(じぶんには考えられれない)ソコにツッコみたいひともいる」ってことを認識できるかどうか。

 

ってだけの話じゃないすか。

 

 

いまはそういうのを認めるのが当たり前の世の中とか。

そこを認められないのは古いにんげんだとか。

よしんば認められないのは悪だとか。

 

そういう、信長の野望みたく言えば

「おれとおんなじ考え村」が全国統一をめざすぞって話じゃなく。

それぞれ考えもスタンスも背景も違う群雄が、あい争うんでもなく割拠してようぜ!って世界線。

 

わかりやすくたとえようとして

よけいわかりづれえパッターンぇ。。。

 

 

。。。

 

 

以下、超絶いらねえ情報的には。

っていうか。

こういうことこそ、言っちゃっていいのかはなはだ疑問なんだがゴーオンすっと。

 

 

性的指向的に。

もともとキクチは日本人オンリーである。

外国人には基本的にビタ一文興味がわかない。

 

白人の超一流女優とか、黒人のスーパーモデルをみても。

黄色のアジアンビューティー的なひとをみても。

基準値に収まる範囲で?ひととおり「おお、さすがきれいだなあ」っておもうにはおもうけど、それ以上の感情はわかない。

脳髄に響くような感動や興奮は覚えない。

 

という性質だった。

 

 

高校生男子あるある的には。

クラスの誰かがどういうルートでか、洋モノの裏ビデオをせしめて。

その噂は瞬く間に広がり。

 

随所随所で、男子の群れの鑑賞会?試写会?がおこなわれる。

じゃん?

 

ロンのモチ、時代はVHSである。

 

「無修正だってよ!!!!」

「しかも、パツキンらしいぜ!!!!」

ってことに、全米が立ち上がる。

 

しかしして、鑑賞会?試写会?のあと。

ドーテーどもの夢は打ち砕かれ。

 

「おもってたよか、グロいんだな」

「早送りしたい場面が多かったな」

「パツキンってあんなに声出すのかよ!」

って言うとこまでがだいたいテンプレで。

 

「おれはマジ、たまんねかったな!」

みたいなひとがいれば。

「ほんとうはだいぶ興奮してたんだけど合同試写会だから高校生なりにイキる。なんでもないふうをする」

みたいなひともいて。

「パツキンってことにおのれのレスポンスが感じられない。」

みたいなひともいて。

 

キクチは3番目の感じだった。

いや、その合同試写会でみたパツキンのひとは。

美人だったしナイスバディだったんだけど。

 

問題はそこではなくて。

 

。。。

 

このくだり、いらねえな。。。

話を戻す。

 

 

ところが陸上のトラック種目、中長距離で廣中璃梨佳とか田中希実に注目してると。

日本人以外で、どうにも気になる選手がいて。

 

オランダのシファン・ハッサンっていう。

エチオピア生まれの黒人選手。

 

 

ハッサンって。

1500mと5000mと10000mの三冠を目指してる超絶スーパースターだから。

直近の世界選手権でもセンゴと10000で優勝してるから。

いまさら、「おれがめっけましたよヅラ」すんのも恥ずかしいほどのビッグネームなんだけどなw

 

(あ、人口に膾炙する的な意味では)

(ニュースでよく出てたのでは)

(1500mの予選で、ラスト1周のとこで転倒したのにそっからぐんぐん追い上げて、けっきょくトップでゴールしたってひとね)

 

 

そもそもキクチはハッサンの。

走るフォームとか、ガッツとかプライドとか、圧倒的なラストの切れ味にぐいぐい引き込まれてるとおもってた。

 

ところ「ん?ちょっと待てよ?」ってなった。

 

キクチの「ぐいぐい引き込まれてる」は、そういう陸上的な、アスリートを見上げる感じでのニュアンスもさることながら。

「アスリートとしてのつおさ、美しさ」ではない顔面やフインキが、キクチのこのみにものすっげーゲットオンしてて。

 

言い換えるとジャストコレズバリって感じで。

 

なんか、全方位的にハッサンいいねっておもっちゃってる。

もう、純粋に女性として惚れちゃってる。

走ってる姿以外、見たことねえにもかかわらず。

 

 

ってことに気づいたら。

(肌の色とか国籍うんぬんでそういう考えの区別すんのこそ前時代的なのかもだが。)

なんかキクチもいまや、超絶ビッグシティでありながらダイバーシティでもあるのかあ!

 

ナドト、クソくだんねえことがキョライして。

 

 

そのてめえの。

あまりのギャグセンスのスケールの小ささと

陸上競技というものを、そういう目線を介入させて見てたのかって事実に。

おのれの頭を鉄壁におもくそ打ちつけたくてしようがないくらいだし。

 

おめえキクチよお。

47のおじいさんのくせに、順調にすくすくチョーキモいな!