キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

今週はものすっげー長く感じた 、みたいなこと#2

「紹介状を書いてもらって、その大学病院にゆく」

ってのは、3回目。

 

前回?は、おのれの突発性難聴のときで。

アレって2017年の5月だったから、ちょうどほぼ4年ぶり。

(おお、あれからもう4年も経ったのか。。。)

 

おんなじ耳鼻科なので、その大学病院における耳鼻科の場所も、受付、診察、検査、会計の導線もだいたいの勝手はおぼえてる。

 

 

ちなみに1回目は、16年前。

父親の上咽頭癌がみつかって、そこの大学病院の耳鼻科に行って。

癌だけにちょっと、いやだいぶビビって。

キクチも仕事を抜け出して、付き添って。

 

「脳に近い、手術がむつかしい部位なので」

「抗がん剤と放射線治療で対応しましょう」

っていうお医者さんの見立てに。

 

ややエキセントリックな思想と信念をもってた父親は。

「そういうのはどうしてもいやだ!」言い出して。

 

(あ、エキセントリックな思想と信念以外にも)

(かたときでもしごとができなくなったらじぶんが生きてる意味ねえ)

(っておもったらしく)

 

お医者さんと売り言葉に買い言葉みたいなものすごい言い合いに発展し。

困ったお医者さんが。

「息子さんはどう思いますか?(超ケンカ腰w)」

って振ってきて。

 

「父の考えを尊重したいです」

(なぜか冷静に)ほざいちゃって、

「では、お好きなように」

決裂した。

 

 

あれって。

父の意思を尊重できたことはよかったが。

けっきょく半年後、いなくなっちゃったし。

逝った当時64だったから、やっぱちょっと早いし。

 

「もう少しどうにか手立ての道筋を考えてあげられなかったのかなあ?」

とはおもうが、措いて。

 

 

本筋とは関係ねえ話をつづけると。

 

4年前、難聴になって紹介状を書いてもらってその大学病院の耳鼻科にいったとき。

おなまえを呼ばれて診察室に入ったら、まさにむかし父とバトってた先生で。

あっちはそんなこと覚えてもねえだろうけど、超絶ドキドキしたw

 

 

その先生は(たぶん)耳鼻科のエラいほうの先生で。

「じゃあ聴力検査しましょう」ってって

別室で検査して、ふたたび帰ってきたら

別の先生にバトンタッチされてて。

 

その別の先生は齢も近い、フレンドリーな先生で。

完治するまでその先生が主治医になって、こっちも心安くいろいろ相談できて終わった。

 

ってことがあったり。

 

 

っていう、3回目のその大学病院の耳鼻科。

 

待合室のモニターに、その日の担当医のラインアップと患者の番号が表示されて。

「前室に移動してください」

「診察室に入ってください」

的なのがデジタル的に指示される方式なんだが。

 

うすらぼんやりとした記憶では。

先生のラインアップが4年前とガラッと変わってて。

(父親とモメた先生もいなくて)

世代交代的なことがあったのかな?

 

おもいつつ、大学病院だから2時間ぐらい待たされて。

昼をすぎたころやっと順番がきて、前室に移動し、やがて診察室に入った。

 

 

ムスメっこは表向き、ふだんといっしょで。

「地元の耳鼻科の先生さ」

「耳鼻科と皮膚科の両方に紹介状書きますね」

「言ってくれてたじゃん?」

 

「ということは」

「もしこれで『これは皮膚科案件ですな!』言われたら」

「また2時間待つのかな?」

「なっげえええええw」

 

そんなん感じに。

やけっぱちにせよ

待ちぼうけコントを楽しんでるようで

ちょっとホッとした。

 

 

診察室に入る。

 

地元の耳鼻科の先生が書いてくれた紹介状と診断書を見くらべつつ。

ムスメっことおれが話すいまの細かい状態を、新世代の?先生が静かに耳を傾けてくださいながら。

 

「これは皮膚科案件かもしれません」

 

言い放ちやがりましたよねw

ムスメっこ、預言者????

 

 

ただ、皮膚科は耳鼻科のすぐ隣で。

「皮膚科の診療時間は午前中で終わってるんですが」

「事情が事情なので、すぐ診てもらえるよう手配します」

 

ソッコー、手配してくだすって。

 

正規の診断時間が終わってるもんだから

がら空きに空いてる隣の皮膚科の待合室に移動し。

 

ほどなく。

(って言っても、大学病院だから20分ぐらい待ったんだけど)

皮膚科の診断室からお呼びがかかったんであった。

 

つづく?