2010年の7月、
保育園の年長組のときに習いはじめて
ちょうど8年になる。
*
「いつも鼻唄をうたったり踊ったりして
それがすごく楽しそうだからやらせてみよう」
あの夏、にょうぼうとおれの
どちらともなくそういう話になって。
近所の個人レッスンのとこをいくつか見て。
いちばんちゃんとしてそうなとこを選んだ。
習いはじめたころのやつ。
⇒娘と張りあおうとしてムキになる(2010/11/08)
家の掃除が行き届いてなさすぎてウケる。
*
ピアノの先生はパンチが効いたひとで。
ムスメっこにとっては
「この世でいちばんおっかないひと」
ぶっちぎりナンバーワンで。
おっかないひとの基準はピアノの先生で
ほかにおっかないひとが現れても
ナンバーワンの座はゆるがなかった。
⇒おれの突発性難聴 その2 耳鼻科手練れなムスメっこにある意味カマされる(2017/05/24)
*
なんかありゃ、やれすぐ体罰だなんだ
ちょっと温室がぬくぬくすぎるきょうび。
(ムスメっこのピアノの先生は
体罰なんかしないっすよいちおう)
あまつさえ。
親、とくにクソ父親なんか
しつける気がビタ一文なく
ひたすら甘やかしつづけてるきょうび。
ちゃんと練習して行かなかったり
ぎゃあぎゃあ騒いでたり
挨拶がちゃんとできないと、いちいち
雷を落としてくれる先生との出会いは。
ムスメっこにとって得がたいものだった
と、おもう。
*
毎週毎週、
ピアノのレッスンがある日は
顔から表情がなくなり
この世の終わりか、ぐらいビビり倒し。
ピアノのレッスンが終わっると
「すべての幸福はわが掌中にある」
ぐらい解き放たれた顔をして帰ってきてて。
それは保育園の年長さんのときも
中2になったきょうも寸分たがわなくって。
*
中学にあがるとき。
「とりあえず、4月だけ行ってみて
『部活が忙しくなったので』とか
テキトーな理由をつけてやめちゃおう」
ナドト、にょうぼうと作戦会議してたのに。
「ななちゃんは中学に入っても続けるわよね!」
先生に言われて。
いきおいに押されて「はい、がんばりますっ!」
即答しちゃって、逃げ場がなくなったりw
なんかしてきたケド。
だからといって、ムスメっこは
ピアノを弾くことはあいかわらずすきなので
ただただ先生がおっかなかっただけで。
どんだけおっかなかったんだよって話だ。
*
そんなこんなでがんばってきたケド。
なんとなくそろそろってことで
この夏で一区切りをつけることにした。
なにかをはじめるときより
なにかをやめるときのほうが覚悟がいる。
あの感じってなんなんだろう?
そういや、2010年っていえば。
おれがジョグを始めた年でもある。
*
はじめての発表会のとき(↓)。
今朝(↓)。
大きくなったなあ。
そりゃ、8年だもんな。
よくがんばってつづけたな。
*
さてと、出かけてくるかね。
泣きそうになったら、トガーさんの
「つぶあんこしあんギシアン」
を思い出して、中和するショゾン。