キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

テンポネクストの威力と新たに気づいた魅力

3月になったからってんで。

「水曜はポイント練習してみよう!」

おもっちゃったんですわ。

 

メニュウは6kのペース走。

駒大玉川キャンパスの先のどんづまりを折り返す片道3kの往復。

キロ4分30でやることにする。

 

そのペースで走り切れる自信はビタ一文ない。

いわゆるケニア式。

4分30でどこまでイケるかっていう。

 

 

もっというと。

4分30って設定はただのフィーリングだから。

身の丈にあわなければただちにペースを落とし。

キロ5分を割らなきゃOK。

という心持ち。

 

なにしろ、5分30で走ればゴキゲン。

という走り方しかしてないからわかんねえ。

 

 

ついでにいうと。

ペース走=一定が前提だとして。

この日は下流から暴風が吹いてたので、

下流に向かう前半は設定ペースでそこそこ粘って、後半は相当つかれてるだろうけど追い風に乗ってすごく粘る的な作戦で、それってペース走じゃなくね?だけど、ビルドアップ的なことになっても勘弁してもらおうということにした。

 

「そこそこがんばって6k走り切れた」という実績がほしかったのん。

 

 

えっと。

このエントリーでは別に練習日記を残しとくことが目的ではないのでさらっと流すと。

こういうてんまつ(↓)

f:id:kikuchiroshi:20210306203031j:plain

「追い風すげえ!」は措いて。

ラスト2k、「ここでタレちゃダメだ」ってんで踏ん張ったら4分を切れて、ラスト1k、「最後にヘロヘロになったら何の意味もねえんだ」って維持しようとしたら3分40台で走れて。

 

ラストはマンブリしたってよか、タレないようにキープしようってだけで。

わりと楽に3分40台でアガれたってことにビビった。

 

ただ、脚がタンタンタンタン前に出るので、どんどん楽しくなっちゃったってのはある。

 

 

結果として、去年の初夏ごろ。

ちょっとやる気を出し(て、間もなくぬーんが炸裂して地下に潜ったんだが)、いちばん走れてたときと遜色ないタイムで6k走り切れて、ちょっとだけてんしょんがあがった。

 

ってのはクッソどうでもいいとして。

 

 

やっぱ、想定以上に走れた要因はテンポネクストなんっすよ。

 

疲れてきたところからの脚の残りかたとか、シューズをちゃんと使えたときの推進力とかそのキープりょくがすげえ。

それがなければ、6kを想定より2分以上速く走ることは絶対にできなかったであろう。

キクチの現状の脚力はたぶんまだ「キロ5で6k」が関の山。

 

 

いらねえ情報をつけ加えると。

テンポネクストをせしめてちょっと走ってみたとき。身の丈以上に走れちゃうからって封印するとかほざいたじゃないすか。

 

で、たしかに封印はしたんだけど。

テンポネクストのすげえ前に進める感覚をちゃんと身につけたいとおもって、ほかのシューズでもそういうフォームで走るようにしてたし。

週に一度は実際に履いて、すげえ前に進める感を忘れないようにしてる。

ってのはある。

 

 

こっからがここで言いたいこと。

 

 

今回のペース走。

いまの脚力ではまだ、「前に進む感」的なフォームでは走り切れないってのはわかりきってたので。

ここタレそうだなっていう踏んばりどころでは、むかしマラソン走ってたころのベタ足で膝から下を前に前に出すフォームでつなぐことにしたのね。

 

ストライドで一歩あたりの距離を稼ぐよかベタ足でピッチを上げたほうが、出力は弱くてもキープはしやすいってんで。

 

(あ、そのピッチ重視のときもサッコン身につけたように、前傾気味というか腰を前に出して上体をそこに乗せてく感じは活かして)

(↑クッソわかりづれえぇ。。。)

 

それって要するに、テンポネクストの走り方じゃないわけじゃん?

母指球のとこのバネ?には作用しないって意味で。

 

 

したらば。

ピッチ重視のベタ足でも、脚がスッススッス前に出るわけですわ。

(着地位置(蹴り出し位置?)さえ間違えなければ。)

 

それって、母指球のとこのバネ?だけじゃなく、ミッドソール?zoomXってえの?もすごく作用してるってことで。

 

厚底シューズでものすげえ懸念してた「着地のボフボフ音(聴覚的にぜんぜん進めてねえ感におちいる感)」とか「重量感」とか「足さばきが鈍る感」は杞憂どころか。

かえって足をうまく回せるのかもしれないって気がして。

 

テンポネクストすげえなってなった。

おもいましたとさ。

 

 

。。。

 

 

今年に入ってちょっと走りはじめてから感じてて、この日さらにつおく実感したのは。

 

キクチは本質的に。

マラソンを速く走りたいんじゃぜんぜんなくて。

長くゆっくり楽しく走りたいんでもなくって。

もっと短い距離をパキッと走れたいんだなってことで。

 

 

やるかどうかは別として、どうせ楽しむんなら。

この日みたいにキロ4前後っていう中途半端な速さで安い満足をするんじゃなく、もっとパキッと走れるような方向性なのかなってのがわかった。

 

もしやるとしても47になりなんには、もうそう多くの時間は残されてないんだけども。

 

とりあえずあと1ヶ月半は。

エアかすみがうらをもう一度サブ4することだけを目指して、長くゆっくり走れるようになりたいっす。うっす。