「お子さんが小学校にあがったら
いまよりぐっと楽になって。
3、4年生になったら
さらにぐぐっと楽になりますよ」
キクチごときが。
萌え太郎さんにクソエラソーにほざきながら
表題のようなことをおもった。
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あ。
きのうの昼下がり。
こんなLINEがすっとんできた。
そりゃ、二つ返事でOKっすよね。
むしろ、こちらからお願いしたいくらいだよね。
*
萌え太郎さんと「萌えコース」を走るのは
ものすごいひさびさだ。
LINEをさかのぼったところ
去年の春以来らしかった。
「あれえ、いくらひさびさったって
そんなにひさびさだったかなあ?」
萌え太郎さんは去年度。
おしごとがものすごく忙しくてらして。
いっしょに走るチャンスがなかった。
のは、たしかだが。年末近くに、
「これからが(忙しさの)本番っす」
っておっさってたのを聞いた覚えがあるので。
と、おもったら。
世田谷ハーフの応援以来だったらしい。
⇒世田谷246ハーフの応援をしたりとかしておもった
*
で、今年度に入って異動があったらしく。
それがご自宅からほどよい距離で
しかも、丘陵のまっただなかだってんで。
帰宅ジョグをしていたら。
萌えザップにも、走力の回復にも寄与したらしい。
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いや。
最近、おもむろにブログを再開なさったから。
「いっときの忙しさは峠を越したんだなあ」
「また、いっしょに走れるかな()」
ちょっとわくわくしてたのはたしかだが。
なんたらミッテントのタイム設定とか
閾値走のタイム設定とか
ぜんぜん走れてなかったにしては
戻るのいくらなんでも速すぎだろ?
実はちゃんと闇練してたのか?
ぽまいはBBA気質なのか?
ぐらいのことをおもったが
あのアップダウンを帰宅ジョグしてるんなら
まあ、ナットク。
*
いや、それにしても、だな。
たった1ヶ月でコレだから。
この調子でいったら秋、
どこまでいっちゃうんだろう?
おもってたら
「今年も秋は富士山マラソンっす」
だってさー。
(富士五湖の河口湖と西湖を周るコース。
チャレ富士に出たことあるひとなら
「少なくとも記録狙えるコースじゃない」
ことは、わかりるであろう)
*
で、その「戻す速さ」っての。
あ、本題っぽいところに入りますね。
萌え太郎さんのもともとの脚力だとか
ポテンシャルだとか
若さ(おれよか10ぐらい若い)かな()
っておもったりなんかして。
「やっぱ若いのっていいなあ」
「おれもそんくらい若けりゃなあ」
おもいかけたんだが。
そこで、はたと気づいた。
「そういうことではない」
*
「もう少し若い頃からマラソンやってりゃなあ」
的な、空虚な妄想をくり広げたくなることって
ごくたまーに、ある。
じゃないすか。
いや、「じゃないすか」
って誰しもあるていで言ってるが
ヒトサマがどうかは、知らん。
し、どうでもいい。
「いまの経験値があるまま。
30歳ぐらいに戻れたら、おれすげえぞ」
とかね。
*
20年以上前に『リプレイ』って小説を
読んだことがある。
細かいことは忘れちゃったが
いわゆるファンタジーで。
それなりに齢を重ねたじじいが
それまでの人生の岐路とかをおもいだし。
「あすこでああしてたら、おれの人生
どうだったんだろうな(やり直せたらなあ)」
って、うすらぼーっと考えてたら、
それからなんらかのきっかけで。
輪廻転生っていうか
人生を何度も最初からやり直せるようになっちゃった
って話で。
*
主人公は最初その状態になったとき
狂喜乱舞して。
「2度目の人生」では反省点をバッチリ活かして
ものすごい成功を収めて。
でも、いろいろ欲望はあるもので。
ちょっと違うアレンジを加えてみたり
あこがれのなんたらちゃんがパートナーとなる
人生をえらんでみたり。
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一通り、ぜんぶやってみて。
けっきょく、「人生は一度きりで
やり直しが利かないからこそ、いい」
って悟りつつ。
一つの人生が終わったら。
死ねずにまたおなじ人生が始まる。
ってことに絶望する。
「やり直しなんかできなくていいからもう死にてえ」
っておもいつつ。
*
って物語だったような気がする。
いや、記憶があいまいなので違うかもしれない。
いやたぶん、おそらく絶対違う。
*
で、たとえばおれが
いまの経験や記憶をもったまま
人生をもう一度やり直せたとすんじゃん。
それを「マラソン」ってことに
つごうよくフォーカスしてみたとして。
*
やり直しの人生。
30歳になりました。
じゃあ、マラソンをやるか? ってなったら。
たぶん、やらない。
ほかに30歳当時なりにやりたいことが
あったはずだし。
子どもが小さくて
走るどころじゃなかっただろうし。
仕事のやり方もむちゃくちゃで
徹夜とかしまくってて。
「気分転換に走る」的なよゆうなんて
なかったであろう。
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よしんば30歳でマラソンはじめたとしても。
そんなん事情でおもうように走れないから
いまとおんなじ感じでうじうじしたり。
何年かに一回、ちょっと前とおんなじように
「マラソンやめちゃおう」って
うじうじしてたりしただろうからw
けっきょく、なにも変わらない。
44歳のいま、
「10歳若かったら」っておもうように
30歳のときだって、
「10歳若かったら」っておもうはず。
つまり、「若かったら」は
何の具体性もない、ただの妄想に過ぎない。
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萌え太郎さんは、お子さんが2歳。
子育て的には、絶好調に大変だ。
大変でもあり、やりがいがある時期。
(ってのは喉元すぎたから言えることで)
走る時間がなかなか捻出できないから
上記したような帰宅ジョグするか
土日、漁師時間に起きて走ってらっさる。
あるいは上記LINEみたいな
対家庭における「コソ練」。
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それはなかなか真似できないことで。
萌え太郎さんは30歳ぐらい(?)
で走り始めて。
いまある環境のなかで走ろうとしてるから
そういうことになるわけで。
じぶんがただおなじ環境に放り込まれても
たぶん、走るって選択肢は出てこない。
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とか、ひとそれぞれの環境があって。
とか、強引に締めようとしてるっぽいが。
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じぶんは36歳のときに走りはじめた。
ほったんは、にょうぼうに相伴したからで。
それをにょうぼうに相伴なんかせず
ひとりで走ってみたら。
家事とか育児から絶対的に物理的に逃れられる
自分の時間が1時間ぐらいつくれる
ってことに気づいて、味をしめたからで。
それがおれのマラソンをはじめるタイミング。
なので、人生をリプレイしても
よしんば、リプレイした先の人生で
にょうぼうがフカキョンだとしても
たぶん、36歳のときに走り始める
ってことに変わりはないんだろう。
それが、おれのしかるべく走り始める時期。
おもった。おもいましたとさ。
オチなし内容なしぽえむ!